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リタイアーのよもやま話

淡路島地震「性能検査になった」 

2013-04-24 22:19:55 | 政治

ヤフーのニュースである。

 

淡路島地震「性能検査になった」 
兵庫県知事、新病院完成式で失言?

 井戸敏三兵庫県知事は20日、同県洲本市で
あった県立淡路医療センターの完成式典で、同
センターが免震構造を採用していることに関連
し、「1週間前の(淡路島)地震で、免震装置が
機能することが確認された。病院にとって、結
果的に性能検査になった」と発言した。
(産経新聞)


以上。

だいぶ前からある話だが、どうして、こんなにも
社会的地位のある人の失言が多いのだろう。

社会をリードする立場にある多くのエリートとも
いうべき人たちに。

今日のニュースにも

3選の河村市長 ツイッターに「さんきゅう」
あわてて削除

というのがあった。

 

リーダーたるもの、カリスマ性の自覚がないのは、
根本的な資格用件に欠けると思うのだが。

いやになってしまう。


70代の今が絶頂期

2013-04-24 22:10:20 | 音楽

新聞にあった記事である。
内容があまりにも、かっこいいので、紹
介したくなった。 

以下、その記事である。

ロックをたしなむ 2

野中 規雄

70代の今が絶頂期

御年78歳にして人生のピーク。奇跡の
ような男がいる。

カナダのシンガー・ソングライター、
レナード・コーエンのことである。

デビューは1960年代なので、キャ
リアは古い。音楽ディレクターを長年
務めた私は、この人が自分の会社と契
約があったにもかかわらず、ほとんど

関心がなかった。なんかお経みたいな
歌だ、救いのない歌い方をするおじさ
んだなあ、としか思っていなかった。

内部の人間がそう思うぐらいだから、
セールスもぱっとしなかつた。

ところが、コーエン氏は50代から人気
が出始め、70代の今が絶頂期。

2012年に出したアルバム「オールド・
アイディア」は全世界で大ヒットした。

米国でも欧州でも飛ぶように売れた。

 

 そのサクセスストーリーに興味を待っ
た私は、彼が08年に行った欧州でのラ
イブツアーを収めていたDVDを見た。

何と、このツアー、70万人を動員したと
いう。すごいでしょ、あり得ない。

で、映像を見て「こいつ、ただ者じゃな
い」と思った。

 かっこいいの。帽子をかぶり、スーツ

をぱりっと決めて出てきて、すごく低い

声を出して歌う。
ロックやフォークといったジャンルを超
越した、ただレナード・コーエンの歌だ
としか言えない、唯一無二の存在感。

 

 そして、曲間のあいさつが絶品。
「15年前も私はロンドンで歌いました。
あれから長い時間がたちました。あの
ころの私はいかれた夢を待った、60歳
の子どもでした」。

ジャーン、60歳の子ども! これで場
内が沸く。

 そう言えば、日本でも75歳の芥川賞
作家が誕生した。

 「年だから俺は駄目だ」と漏らす時代
じゃないんだよね。

(日本洋楽研究会主任研究)

以上。

 

記事の中に、

なんかお経みたいな歌だ、救いのない歌い

方をするおじさんだなあ、としか思ってい

なかった。

という内容がある。


You Tubeで聴いてみたら、まさに、記事の
通りである。

あまりにも、声が低いので、やはり、お経
みたいになってしまうのだろう。

声の性質として、ロックの声ではないと思う。

「フランク永井」の声で、ロックを歌うよう
なものだ。

しかし、彼は、

「15年前も私はロンドンで歌いました。
あれから長い時間がたちました。あのころの
私はいかれた夢を待った、60歳の子どもでし
た」。

と、言ったが。

これは、彼の歌の好き嫌いを超えて、
「かっこいい」

78歳になった時に、このようなことが
言えたら、人生最高だ。

わたしは、できうれば、88歳の時に、
これが言えたら、最高だが。

問題は、わたしは、何をやっていて、そう
いうことが言えるのか。そこが、問題だ。