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リタイアーのよもやま話

欧州初「宇宙天気」センター発足、太陽嵐への警戒強化へ

2013-04-08 22:34:01 | 自然

ヤフーのニュースである。

 

欧州初「宇宙天気」センター発足、太陽嵐
への警戒強化へ

 

【4月7日 AFP=時事】欧州初の「宇宙天気」
対応センターが3日、発足した。人工衛星から
旅客機、さらには地球上の電力網などにも悪影
響を及ぼす恐れのある「太陽嵐」への警戒を強
化する。

 予測不可能ではあるが「巨大太陽嵐」という
最悪の事態は、いつ起きても不思議ではない。

巨大太陽嵐が起きれば全世界は何日間も、イン
ターネットや電話、テレビ、電力供給、航空・
鉄道輸送などがない状態に陥る。

 実行できる予防策は限られているが、早期に
警報を発することが重要になると、宇宙天気セ
ンターを運営する欧州宇宙機関(European Spa
ce Agency、ESA)の専門家は口をそろえる。

 

ESAの宇宙天気部門を統括するペッカ・ルンタ
マ(Pekka Luntama)氏によると、最も激しい
太陽嵐は統計上、11年の太陽周期で太陽活動が
最も活発になる「太陽極大期」前後に発生して
いるという。

現在はまさにこの極大期のただ中にある。「今
後2年間はいろいろな意味で、太陽現象が発生
する可能性が高くなる時期に相当すると言える」
とルンタマ氏は説明する。

 小規模の太陽風ならば、目に見える影響は、
カーナビや携帯電話の通話に多少支障が出る程
度だ。しかし1859年に起きた、観測史上最大と
されるレベルの太陽嵐は当時、世界中の電報の電
信線に過電流を生じさせ、各地で電報局の火災や
交換手の感電といった被害が発生した。

  ESAの有人宇宙飛行部門責任者、トーマス
・ライター(Thomas Reiter)氏は、こうした超
巨大太陽嵐は「おそらく100年に1度か2度程
度のごくまれにしか発生しない」と説明してい
る。しかし、もしもこれと同規模の巨大太陽風
が今日発生した場合には、軌道上にある全衛星
の1割にあたる約50から100個の人工衛星が
破壊され、数十億ユーロ(約数千億円)の損害
が生じる恐れがあるという。

 だが、おそらく最大の脅威は、地上の電力供
給網に過電流が流れる事態だろう。「最悪の場
合に起こる可能性が考えられるのは、電力網の
変圧器が破損し、その交換に数週間から数か月
を要することだ」とルンタマ氏は言う。

 電力網のごく一部しか損傷しなかった場合で
も、隣接するシステムに過負荷が生じ、1989年
にカナダのケベック(Quebec)州で9時間に及
ぶ停電が発生した際のように、停電範囲がドミ
ノ倒し式に拡大していく恐れがある。

 リスクを軽減するための予防措置としては、
人工衛星の電源系を閉鎖する、電力網の負荷を
減らすなどが考えられる。宇宙天気の監視機関
が太陽嵐の発生を確認した時点から、その放射
が地球に到達するまでにかかる時間は、太陽嵐
の規模の大きさによって約17~48時間だという。

  6か月前に試験運用を開始した欧州宇宙天
気対応センターは、宇宙天気に関する照会を集
中的に処理する機関として、欧州各国の大学、
研究機関、民間企業から多数の専門家らの協力
を得る予定で、2020年までに本格運用に入る
見込みだ。(c)AFP=時事/AFPBB News

 

以上。

 

だいぶ前に、テレビでこのことに関連した特集
をしていた記憶がある。

その時に思ったのは、原発の電源を消失したら。
ということだった。

原発が電源を消失し、コンピャータが誤作動して、
コントロール不能になれば、地球上の原発が暴走
することも考えられる。

もし、地球上の全ての原発が暴走すれば、「猿の
惑星」ではすまない。

地球上から、全ての生命が消失するかもしれぬ。

そうでなくも、水・食料の生産も流通もとまり、

人類は、餓死するしかない。

なんともいやなニュースである。