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リタイアーのよもやま話

首都圏避難も想定

2011-09-19 23:04:04 | 政治

原発事故

菅前首相インタビュー

首都圏避難も想定

 菅直人前首相は18日までに共同通信のインタビュー
に応じ、3月11日の東京電力福島第1原発事故発生を
受け、事故がどう進行するか予測するよう複数の機関
に求め、最悪のケースでは東京を含む首都圏の3千万
人も避難対象になるとの結果を得ていたことを明らか
にした。 


 発生直後には、現場の第1原発の担当者と意思疎通
できないなど対応が困難を極めたことを強調。

原因究明を進める第三者機関「事故調査・検証委員会」
(畑村洋太郎委員長)は菅氏から事情を聴く方針で、事故
対応をめぐる発言は、再発防止の鍵になりそうだ。

 菅氏は複数の関係機関にシミュレーションを依頼。

最悪の場合は半径200~250キロは住民の避難が必
との結果になった。東京のかなりの地域も含まれ、対象
3千万人。

大混乱が起きるとの思いが頭をよぎり「国が国として成り
立つのかという瀬戸際だった」と述べた。

被害拡大については「地震と津波と原発事故が同時に
起きることを全く想定していなかった」と、用意され
ていた危機対応シナリオが役に立たなかったことを明
らかにした。

以上。

とんでもない裏話が語られたが、当時、首相が官邸で
パニックになっているという情報あったり、また、
首相が、マスコミの前にほとんど出てこないという話しが
あったが、これでは、だれも精神的に正常な状態でいること
は不可能だ。

東京から多くの外国人が逃げ出したが、知る人は知って
いたのかもしれない。

ところで、当時このようなことが、ネットで話題に
なった。


総理が壇上に立つシーンで、フジテレビまたはマスコミ
関係者と思われる男女の声が入っていたのです。

単なる雑談や業務上の連絡などの声ならばいいのですが、
その声の内容はあまりにもナンセンスなものだったのです。

「ふざけんなよぉ~。また原発の話なんだろぉ~!? どう
せ~」という男性の声と、 「だから、こっからあげられる
情報はないっつってんでしょう!」、
「アハハッ、笑えてきた」という女性の声が入っていたの
です。

これである。

これをしゃべった人間が誰か、おおいに話題になった。

わたしも、この手の話しに激怒したものだが。

今になって見れば、やはり、このしゃべった人たちの
方がもしかして、真実を知っていたのかもしれない。


ところで、菅前首相は、インタビューで、

「国が国として成り立つのかという瀬戸際だった」と述べ
た。

最近、気になるニュースがヤフーにあった。


1498年の東海地震、津波遡上36mの可能性


室町時代の明応東海地震(1498年)で、静岡県沼津市
では津波が約36メートルまで遡上(そじょう)した可能性が
あることが、東京大学地震研究所の都司嘉宣准教授らによる
調査で明らかになった。

 新潟市で開催中の歴史地震研究会で17日、発表した。

 国の地震調査研究推進本部によると、明応東海地震はマグ
ニチュード8・2~8・4。

静岡地方の津波による死者は約2万6000人と推測されている。

 都司准教授らは、同地震の津波でヒラメがあがったという伝承が、
沼津市戸田地区の平目平に残っていることに着目。

現地で測量を行い、海抜36・4メートルまで津波がさかのぼった
と考えられると結論づけた。

 静岡県の津波対策はこれまで、1854年の安政東海地震を
もとに行われてきたが、都司准教授は「明応の津波は、安政の
3倍程度高い。

1000年に1度の津波でも人命を守るには、明応の津波を考慮
して避難所を設定すべきだ」と、見直しを求めている。

以上。


このニュースだが、千年に一度の東日本大震災が起きたとあっては、
充分にこの津波も、いずれ起きるとなると、その被害の規模につ
いては、絶望的な規模になりそうだ。

「国が国として成り立つのか」という不安が過ってならない。

これでは、日本のどこに済んでいても、絶望的である。


光吸収100倍の太陽電池を開発 岡山大、生活排熱で発電も

2011-09-19 22:13:18 | 技術

光吸収100倍の太陽電池を開発 岡山大、生活排熱で発電も

 

 光の吸収率が従来のシリコン製の100倍以上の太陽
電池を、岡山大大学院自然科学研究科の 池田直教授の
チームが「グリーンフェライト(GF)」と名付けた酸化
鉄化合物を使って開発 している。

 この太陽電池はこれまで吸収できなかった赤外線も発電に
利用できる可能性がある。

池田教授は 「赤外線は熱を持つものから出ている。太陽光
以外に、火を扱う台所の天井など家中、街中の排熱 でも
発電できるかも」としており、2013年の実用化を目指す。

 GFは粉末状で、土台となる金属に薄く塗る。

1キロワット発電する電池を作るコストは約千円 が目標で、
約100万円かかる従来のシリコン製に比べて大幅に安い。

パネル状になっている 従来型では難しい曲げ伸ばしができ、
煙突や電柱に巻き付けるなど設置場所は幅広い。

▽画像:酸化鉄化合物「グリーンフェライト」を金属板に吹
付けた太陽電池の試作品


以上。


いや、とんでもない技術が開発できるものだ。


1キロワット発電する電池を作るコストは約千円 が目標で、
約100万円かかる従来のシリコン製に比べて大幅に安い。

この太陽電池はこれまで吸収できなかった赤外線も発電に
利用できる可能性がある。

パネル状になっている 従来型では難しい曲げ伸ばしができ、
煙突や電柱に巻き付けるなど設置場所は幅広い。

ということだが、とんでもない技術である。

現在の太陽光発電技術は、日本が立ち遅れているという話し
もある。

そのような状況にあって、救世主のような技術である。

熱を発する場所であればいいのであれば、大工場の煙突、車の
エンジン、マフラー、クーラーの屋外機、船のエンジン、勿論
飛行機のエンジン、そして、厨房、温泉でも、夏場は太陽で熱
せられた建物でさえ、発電できることになる。

大いに、楽しみな技術だ。

円高で、工場が外国に逃げ出す時代、このような技術で、国難
が克服できるよう期待したい。

非常に嬉しいニュースだ!


いい男と結婚するには?

2011-09-19 06:55:56 | 人生

朝刊に面白い記事があった。


いい男と結婚するには?

 夫はフリーターです。近所の大型量販店でアルバイトを
しています。

フリーター定義には性差があり「パート・アルバイト、34歳
以下、学生と主婦を除く」というのです。

妻である私は教師。正規職です。男女が逆なら、わが家には
「パート主婦」はいても「フリーター」はいませんでした。

「仕事が不安定だと問題視される男は損?」。

いいえ、それは「女は結婚して夫に養われるから、仕事が不安
定でも問題ない」という女性差別の裏返しです。

 フリーターの夫は最高です。

まず、彼は体が弱い。食べ過ぎるとすぐ下痢をするし、腰痛持ちで
昼寝ばかりする。

だから、こちらへの要求水準が低く、出勤しただけで 「すごいね!」
と言ってくれる。

風邪をひいた友人が「自己管理が悪い」とその夫に怒られたそうです
が、そうやって「社会人風」を吹かせることはまずありません。

 家事や子育てもしっかりやります。1歳の娘がうんこをすると、
夫はテレビドラマ「医龍」のテーマソングを歌いながら、「いいか
研修医。教科書通りのうんこなんか一つもない」と坂口憲二さんの
マネをし、おしりの「オペ」を始めます。

 問題は、こういう「いい男」と結婚するには女性自身に自分と子ども
が食べていくだけの収入が必要だということです。

女性を「養われる存在」と社会が見なしている限り、そうした女性の
働き方は主流になりません。

 現に働く女性の半数以上は非正規労働者。女性の年齢別就労入ロ
グラフは、多くの人が結婚や出産を機に労働市場から離れ、子育てが
一段落すると再び働き始めるという 「M字形カーブ」をいまだに
描いており、女性が「仕事か子どもか」の選択を迫られている現実が
うかがえます。

まずは「女性労働の不安定さ」を問題視する必要があります。

本当に好きな人との暮らしを相手に経済力がないからって、諦めたく
はないじゃありませんか。(関西学院大助教)

 

貴戸理恵(きど・りえ) 78年福岡県生まれ。東大大学院修了。09年4月
から関西学院大助教授


以上。


いい男と結婚するには、女が人間として、社会人として、実力のある
いい女であれば、いくらでも選択肢はあるようだ。

いい男に出会うには、このくらいの大きな物差しを持ち得ないと、
出会えないというのも、いい話しではなかろうか?

いい男と出会うには、女にも出会うだけの実力が必要のようだ。


情報通信技術で世界一は韓国、日本は13位

2011-09-19 06:10:28 | 技術

ヤフーのニュースである。


情報通信技術で世界一は韓国、日本は13位=国連専門機関

[15日 ロイター] 国連の専門機関である国際電気通信
連合(ITU)が15日に公表した情報通信技術(ICT)
に関する最新版の報告書では、世界で最もインターネットと
通信の技術が進んだ国は韓国となった。 

 ITUは、高速インターネットや携帯電話の普及率などを
基にしたICT開発指数で152カ国・地域を順位付けし、
2位以下は、スウェーデン、アイスランド、デンマーク、
フィンランドと北欧諸国が続いた。

日本は13位、米国は17位で、世界最大のインターネット
人口を抱える中国は80位だった。

 ITUによると、世界の携帯電話利用者は過去1年で20%
増加し、計50億人を超えた。特に発展途上国では、携帯電話
からの高速ネット接続が急速に普及しているという。

インターネット普及率は先進国が約70%であるのに対し、発展
途上国では21%にとどまっている。

以上。

「世界一は韓国、日本は13位」というのは、驚きである。こんな
に立場が違うとは。

しかし、それ以上に、インターネットを生んだ国、ネット販売の
アマゾン、ヤフー、グーグルを生んだ国、いわゆるインターネット
を国策とした国アメリカの「米国は17位」は、まったく想定でき
ない話しである。


「世界最大のインターネット人口を抱える中国は80位だった」
ようだが、中国がこんなに下位だとは、これまたびっくりである。

「スウェーデン、アイスランド、デンマーク、フィンランドと北欧
諸国」が高いランクに位置づけされているが、その実状とはなんだ
ろう。

興味深いものがある。


65歳以上、最多の23.3%=80歳以上は866万人―総務省推計

2011-09-19 00:05:21 | 老後

ヤフーのニュースである。


 65歳以上、最多の23.3%=80歳以上は866万人―総務省推計


「敬老の日」(19日)を前に総務省が16日発表した高齢者推計人口
(9月15日現在)によると、65歳以上の人口は前年より24万人増え
2980万人、総人口に占める割合は0.2ポイント増の23.3%と、
いずれも過去最高を更新した。

80歳以上の人口は前年比38万人増の866万人、割合も0.3ポイント
増の6.8%と、こちらも過去最高。

 2010年の国勢調査速報値などを基に推計した。65歳以上の男性は
1273万人で男性人口に占める割合は20.5%、女性は1707万人で女性
人口に占める割合は26.0%。

 家計の状況をみると、世帯主が無職高齢者である世帯の月平均実
収入は18万8406円、実支出は22万6533円で3万8127円の赤字。

世帯主が高齢者である2人以上世帯の平均貯蓄額は2275万円と、株価
下落などの影響を受け3年連続で減少した。

 世帯主が高齢者の世帯でインターネットを使って購入した商品や
サービスの年間支出は10年が1万7112円。02年の5748円から約3倍に
増え、ネット利用の進展がうかがえる。


以上。


65歳以上、最多の23.3%。

この数字への到達、意外と早いような気がする。

わたしたち団塊の世代及び昭和25年生が、65歳以上になったら、
どれだけのパーセンテージになるのか、気になるものだ。

なんともおぞましい気分になる┄┄。  自分のことだが。

定年後の生活について、いろいろと本も出版されるようになった。

 

老いる覚悟  森村誠一=著  ベスト新書

には、こういうのがあった。


定年後、第二の人生のスタートラインに立って、「これから
自由にしなさい」といわれたとき、そこには、「何をしても
いい自由」と、「何もしなくてもいい自由」がある。

「何をしてもいい自由」とは、自分の夢を実現したり、新しい
ことに挑戦することである。

会社、組織での人生のしがらみを捨てて、未知の分野に進む
覚悟である。

たとえば、学生時代に留学をしたかった人は留学をすれば
いい。

趣味の蕎麦打ちが高じて退職金を全部つぎ込んで自分の店を
持ち、世間の人に本当のうまい蕎麦を食べてもらうのもいい
だろう。

仏門に入り修行して僧侶になるのもいい。

要は現役時代にできなかったことを実現することが「何をしても
いい自由」なのである。

「何もしなくてもいい自由」とは「何をしてもいい自由」と
ちょうど正反対で、社会とかかわりを持たず一日中ひとりで
テレビを見て暮らすような、本当に何もしないことである。

夢を叶えるでもなく、新しいことにも挑戦しない。

日々をあるがままに過ごすことをいう。

どっちを選んでもいいよといわれると、「何もしなくてもいい
自由」を選ぶ人が多い。

会社、組織を退職した人、特に一流会社の、いい地位で定年を
迎えた人は、「何もしなくてもいい自由」を選びがちである。

 誰も計画を立てたり、命令をしてくれる人間がいなくなり、
ひとりでは何をしていいのかわからなくなってしまうのである。

昨日まで一緒に働いてきた上司や同僚あるいは部下がいなく
なる。

出勤してタイムレコーダーを押して自分の席に着けば、周りに
同じ組織の仲間がいたのに、それが退職すると誰もいなくなる。

何をするにしてもひとりでやらなければいけない。

組織を辞めれば孤独になるということが、現実的にわかって
いなかったのである。

何十年も会社という組織の中で一生懸命働いてきたのだから
無理もない。

それまでは、会社のポリシーの奴隷であった。会社に忠誠を誓い、
ポリシーに縛られている人を、わたしは[社奴」とよんでいる。

しかし「社奴」から放たれた人のほとんどが途方に暮れる。
何をしていいのかわからない、どこに出かけていくのかも
決められない。

長年放っておいたので、家庭にも居場所がない。

リタイアして年金生活をおくっているわたしの仲間も、
やはり、何もすることがない人のほうが、多い。

しかし、家にはいられないので、仕方なく、ひとりで街に出て
時間を潰している。

 本当に何もすることが見つけられない人は、電車の環状線に
乗っている。

環状線に一日中乗り続けて、本を読んでいる。

自分ひとりでは何もできずに、仕方なしに「何もしなくても
いい自由」を選ばざるを得ない悲劇。

「タイムイズマネー」を地でいっていたエリート社員が、時間を
潰すために、一日中電車に乗っているなどと、本人たちも想像
できなかったであろう。


以上。

こう語っていたが、

わたしが、日々、見かける高齢者は、

夢を叶えるでもなく、新しいことにも挑戦しない。

日々をあるがままに過ごす「何もしなくてもいい自由」を
選ぶ人を多く見かける。

もしかすると、「何をしてもいい自由」を享受している
人達は、わたしの視界にはいないということかもしれ
ないが。

高橋歩氏は、こう言った。

やりたくない事を日常的にやってると、
本当やりたいものが見えなくなっちゃう。

そのうちに、金をやりたい事に使う度胸も
なくなっちまうぜ。

以上。

と言ったが、

大概の人間は、出来そうなことで、生活の糧を得ようと、
つまり、食べるために、生きている。

長い職業生活にあって、本当にやりたいことを考えることが、
いつしか、できなくなってしまったのかも。


高橋歩氏は、

出来そうなことの中から探してるうちは、
きっと何も見つからないぜ。

と言ったが、

なんせ、できそうなことしかやらない癖が身について
しまっているので、いつも堂々巡りの人生ばっかし、
繰り返しているような気がする。

森村氏、これから、老人のサバイバルが始まる。
なんて言ったが、これから、膨大な高齢者が街に溢れる。

人生の評価において、人生の第二幕をいかに生きるか。

主体的に判断し行動できる資質や能力の有無を問われ、
自助努力を叱咤される厳しい時代になりそうだ。

何しろ、本当の意味で、自由に考えたことも、行動した
ことも大方の人間は、ないのもだから。

本当の自由を手にしても、どうしていいか分からない。

いや、本当の自由が何かも判断できない。勇気もない。

誰かに言われなければ、自分が自由であるということを
確信できない。

それは、パラドックスだ。それでは、自由ではない。

だから、自由は、やっかいだ。