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リタイアーのよもやま話

動脈硬化

2011-09-09 20:54:59 | 健康

ヤフーのニュースである。

 

動脈硬化予防、調理法に秘けつ=野菜の
効率的摂取で数値低下―武庫川女子大

時事通信 9月9日(金)2時32分配信

 熱伝導率の高いアルミニウムと保温性の高いステンレスを
組み合わせた「全面多層構造」の調理器具で調理した野菜の
摂取で、動脈硬化の原因とされる酸化LDLの値を下げられる
ことが、武庫川女子大学国際健康開発研究所(兵庫県西宮市)
の実験で分かった。

薬ではなく、食品の摂取で効果が実証されたのは初めてと
いう。

広島市で開かれる日本栄養改善学会の総会で9日、発表される。

 実験は、1人暮らしの大学生90人を(1)全面多層構造の調理
器具を使用し1日350グラムの野菜を摂取(2)一般的な器具で
同量の野菜を摂取(3)通常の生活を続ける―の3グループに分け
て実施した。

 2週間後に血液と尿を検査すると、(1)のグループのみ酸化
LDLの平均値が17.1%低下。動脈硬化予防に効果があるとさ
れる血中ビタミンCとベータカロテンは(1)と(2)で増加したと
いう。

 全面多層構造の調理器具は熱効率が良く、短時間に少量の
水で野菜をゆでる「無水調理」が可能。このため、水に溶け
やすいビタミン類や熱に弱い栄養素を保ったまま、効率的に
摂取できたとみられるという。 

 

 

 

動脈硬化の新たな仕組み解明=予防・治療法
開発に期待-東北大

 心筋梗塞や脳卒中の原因となる動脈硬化が起きる新たな仕組み
を解明したと、東北大大学院医学系研究科の片桐秀樹教授らが
1日付の米医学誌サーキュレーション電子版に発表した。

この仕組みには、細胞内で生み出されたたんぱく質をひも状から
立体的な構造に折り畳む小器官「小胞体」の異常が関与しており、
心筋梗塞などの新たな予防・治療法の開発につながる可能性が
あるという。

 小胞体に正しく折り畳めないたんぱく質がたまる「小胞体スト
レス」と呼ばれる状態が悪化すると、「CHOP」というたんぱく
質が働いて細胞自体が死んだり、血管に炎症を起こしたりする。

 片桐教授らは、動脈が硬化した部分でCHOPが増えていたた
め、CHOPを作れない高コレステロール血症のマウスを遺伝子
操作で生み出した。

その結果、血管の炎症が抑えられ、コレステロールが高くても動脈
硬化になりにくくなることが判明。CHOPの合成を妨げる方法が
見つかれば、新予防・治療法になると考えられる。
(2011/08/02-06:34)


以上。


この前、動脈硬化を調べたら、加齢で必然的なメカニズムである
なんてあったので、愕然としたのだが、やはり、動脈硬化から
解放されたいものだ。