消費期限終了

リタイアーのよもやま話

リカバリ完了したが?

2010-03-31 23:57:53 | 日記
リカバリが完了した。

18.64GBのドライブCの空き領域の割合は
11.89GBで63%である。

このハードディスク4%の空き容量になる
まで使ってしまっていた。


おかげで、ひどい目にあってしまった。
普段から注意しておかなければ。


マルチモニターを久しぶりに設定して
かなり混乱した。

また、いくつかのソフトが正常に動かない。
問い合わせてみなくてはならない。

もとに戻るまでに、何日かかるだろう。

今、インターネットにあと2台のパソコンが
つながっているので、最悪の際は何とかなる
のだが。



自分をデフレ化しない方法

2010-03-31 11:38:44 | 社会
自分をデフレ化しない方法

勝間和代

文春新書



タイトルにつられて買ってしまった。


「デフレ時代のサバイバル術16カ条」なるもの
があるが、デフレで弱者になった者には縁のない
話であった

どちらかと、生き抜ける可能性のあるレベルの
人たちへの提言であった。

収入の2割の貯蓄を勧めているし、投資信託の話を
しているが、この話が出る時点で、庶民的な話
ではない。

ただ、不思議なのは、なぜ投資信託なのかである。
わたしには、本当に投資信託が蓄財の手段として
適切か、昔から疑問だからである。

又、教育費は、年収の10%なんて言っているが、

年収1000万円とか、600万円とかで、解説している
から、多くの庶民の話ではない。


正社員になれた若い人には、一読した方が、後で
気づいてしまったと思うよりは、いいことも
書いてあるかとは思った。


ただ、中で、デフレ対策について、述べている
が、はなはだ素人ながら疑問に思った。

簡単にいって、30兆円のお金を流してみる。といって
いるが、これで、デフレが解決できるのか疑問である。

彼女は、「ユニクロはデフレの原因でなく、デフレの
結果」なのです。と言っている。


問題は、この本の中で、デフレの原因を彼女は、説明
しているように見えない。探せないのかな?



デフレありき。で話を展開している。これでは、話
の展開に無理があると思っている。

わたしは、デフレは、1955年から1992年までに、日本の
GDPが、50倍近くになったということに、本質的なことが
語られていると思う。


というのは、日本のにおける商品が成熟してしまっている。
例えば、テレビも家族一人一人が持てるようになった
(アナログの話だが)

家庭で、車も数台所有するようになった。

電話などは、携帯電話で、家族が何台も持つようになった。

パソコンだって、持てる家庭は、数台も持っている。

国民の持ついろいろな欲望を駆り立てて、満たしきって
しまったような気がする。

内需じたいが飽和状態であるということである。

何しろ、コンピュータやロボットが生産をするように
なったのだ。


そのような背景から、生産を外国に移すようになってきた。
というのが、現状ではなかろうか。

簡単にいって、日本の資本主義が成熟し、立ち位置を賃金
の安い東南アジア諸国に移したことが、その背景にある
とおもう。

これは、資本主義の宿命である。という根源的な問題
があるから、デフレは起こったというのが、本当のこと
ではなかろうか。

つまり、国際的に見て、日本の資本主義が老化し、老衰状態に
なりつつあるから、デフレになっているのではなかろうか。


そのような前提がない限り、デフレの問題に対して、本質的
なアプローチの目処は立たないとおもうのである。

そういう意味では、勝間和代氏の30兆円の国債を発行すれば、
デフレが解決できるという見解は、賛同しがたいので
ある。