奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

家事をシンプルで楽にできる間取りの工夫とデザインの方向性、洗濯ランドリールーム(洗濯室)と脱衣所の関係性は日常生活と切っても切れない生活空間の基本となる部分。

2024年03月20日 | 暮らしの事イロイロ
 
家事をシンプルで
楽にできる間取りの工夫。
 
 
※洗面脱衣を兼ねたランドリースペースは換気扇の他にも
  壁面取り付け型の暖房兼送風機も設置
 
 
 
洗濯ランドリールーム(洗濯室)と
脱衣所の関係性。
 
※洗面器の背面側には洗濯物やその他衣類等を収納する
 壁面可動式収納スペースをレイアウト
 
 
入浴の際、
脱いだ衣類を隣接ランドリールーム内の
洗濯機で洗って
その場で室内干し。
 
すぐに乾かしたいものは
部屋の乾燥機を使う事も視野に。
 
そしてその場にある収納へ
サッと片付けして
終了となります。
 
一般的には
洗面脱衣室として約1坪で
計画する事も
多いかと思いますが、
当たり前を考え直して
生活のバックヤードを
どのように充実させることによって
何を得ることが出来るのか?
という原因と結果の関係性を
見直すことで
家に対する色々な常識の
見え方が変化します。
 
自然光が入り、
自然換気が行う事の出来る
広々とした部屋にすることも。
 
清潔感あふれる
ホワイトで統一しながら、
居住性という考え方も
家事を行う時間は
どのような気分を味わうべきか?。
 
気分晴れやかに
行うことができるように。
 
ランドリールームへ入る手前には
洗面台を設けていて、
扉で仕切らずに
オープンスペースに設置しているから
いつでも誰でも使用可なんです。
 
場所をきれいに保つ工夫も
それぞれに。
 
ランドリールーム内の設備としては
洗濯機、天井物干しバー、
収納もどのように
レイアウトを考えるのかで
片付けの具合も変わります。
 
広々した部屋の中に配置して、
壁面も活用して考える事で
レイアウトと使い勝手も
両立ができます。
 
リフォームやリノベーションを含めて
注文住宅として新
築するなら
自分達のライフスタイルを考えた
スペース配分や
生活動線の計画が
可能になります。
 
暮らしの事、
生活全般をイメージして計画する事で
過ごし方にも良い環境づくりが
出来るようになります。
 

住まいの新築・リフォーム

リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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2世帯住宅の計画でのポイント、親世帯、子世帯、世代間の距離を個別に間取りと空間の中に設定する事、自分の親や自分の子供であっても結婚後離れて暮らすと生活文化が変わるという事。

2024年03月20日 | 2世帯住宅

 

2世帯住宅の計画でのポイントは

親世帯、子世帯、同時に家族としての

世帯間(世代間)の距離を

個別に設定することです。

※親世帯の暮らし方にも対応した構成でカタチになった外観提案実例

 

単世帯家族でもそうですが

2世帯といっても、

その関係性は多種多様。

※実際に完成した中庭のある二世帯住宅外観・夜景

 

距離の近い世帯もあれば、

距離の離れた世帯もあります。

 

10世帯があれば、10通りの

解があるわけです。

 

互いが気兼ねせず、

自分達のペースで暮らせるかどうかは、

世帯間の

心理的・空間的距離によって

決まってきます。

※吹抜けと借景を楽しむバルコニーを持つ

 マンション暮らしのような間取りを実現した子世帯鳥観図

 

 

勿論・・・それぞれの異なる世帯間もそうですが

夫婦間でもそれは同じです。

 

間取りという

平面的距離感だけではなくて

空間の感じ方による価値観と距離感、

その世帯間の

心理的距離感にあっていることが、

互いに心地よく過ごすためには

重要な事です。

 

※昔ながらの暮らしを愉しむことが出来る構成に

 中庭のある家の価値を設計した1階親世帯の間取り

 

設計事務所にも色々な設計事務所があり

得意分野も普段行っている設計業務も

多種多様です。

 

車の運転を日常的に行っていない

設計者・建築士が

ガレージや

駐車スペースからの

車道への出入りについて「視点」を

どう持っているのか?

 

想像すればわかりやすいですよね。

 

cafeの設計やテナント、

事務所や工場建築、

クリニックや福祉施設

ガソリンスタンドや施設

スーパー等でも同じで

設計は出来ても理解度は異なりますから。

 

これまで設計を手掛けさせていただいた

二世帯住宅には、

玄関の入口から完全に

居住エリアを分けているような

完全独立型から、

玄関や浴室、

リビングなど一部を共用する半同居型、

寝室以外はすべて共有という

完全同居型まで、

さまざまなパターンがあります。

 

各パターンとも、

その内容と暮らし方の価値観によって

世帯間(世代間)の距離には、

違いがあります。

 

2世帯住宅だから「こう」というように

ただ闇雲に生活エリアを

離すだけでは、

一緒に暮らしている

意味はありません。

 

同じ屋根の下に暮らす訳ですから、

一緒に暮らすことの

メリットを享受しつつ、

それぞれの世帯や家族にとって

程よい関係を作り出すこと。

 

2世帯住宅を設計する際には

単世帯住宅よりも様々な要素を

どのように整理していくのかが大切です。

 

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