奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

間取りと空間と暮らしの環境設計提案デザインの感度を丁寧に、間取り構成に廊下や階段、ホールの展開する意味を生活の価値観へ程よく機能と優位性そして程よさを。

2022年05月07日 | 家 住まい 間取り プラン

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※中庭を介して設けたLDKと吹き抜けを連動させたリビング階段の間取り提案CG過去事例

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

家の間取りを考える際、

部屋の広さや水廻りの位置を

気にすることが

多いと思いますが

この間取りの中で

意外と重要なのは

廊下や階段の計画です。

 

家の間取りを考える際の

廊下や階段の考え方について

少しふれてみると。

 

廊下や階段の位置づけとして

部屋やリビングをつなぐ

重要な部分で

家のへそとも呼ばれ、

家の使い勝手に

大きな影響を与える部分で

「それら」は暮らし方を考えて

配置を検討する必要があります。

 

上下階をつなぐ役割をする

階段の考え方として、

住宅の中心となる階段は

なるべく家の中心近い部分等に

配置できると

それぞれの部屋への

アクセスが短くなり

廊下スペースをコンパクトにできる

傾向があります。

 

その他にも

リビング内に階段を配置する

階段との一体空間として

スペースの縮小を計画する事ができ、

家族の移動がリビングから

把握しやすくなります。

 

階段の形状としては、

直線階段・L字階段

コの字(U字)階段などが一般的。

 

階段のスペースとしては

できる限り一番陽当たりの良い部分は

窓のために避けておき、

ある程度の光が

確保できるように

位置を検討していくことが重要です。

 

ですが、逆に間取り構成や

プランの工夫によって

階段を部屋の一部に取り込み

ストリップ階段として

窓際へあえて計画する事で

階段がプラス方向へ働く場合も。

 

加えて考えておきたいのが、

高齢になった際に

昇り降りしにくくないか?

ということです。

 

階段の勾配がきつすぎたり、

段に足を置くことになる

踏面の広さが狭いと

利用しにくい階段と

なり兼ねませんから。

 

次に廊下についての考え方ですが、

廊下は各階の部屋を

水平方向につなぐ役割をしますが、

この廊下は長すぎると

各部屋への行き来も遠くなり、

使い勝手も悪くなりがちです。

 

そのため廊下はできるだけ

短く計画することが望ましいですが、

それを実現するためには、

各階での部屋の配置を

廊下を中心に上手く分散させたり、

或いは集約して

計画することが大切。

 

できる限り廊下を短くする計画には

先に説明した階段の配置計画が

重要なものとなりますが、

建物の中央部に階段を設け、

中央部から

できるだけ短い廊下で

各部屋へアクセスするものとしたり、

できるだけ廊下をなくすために

リビングから各部屋に

アクセスできるように

階段もリビング内に

計画したりする事で

利用しやすい階段や

使い勝手の良い動線が

作ることが出来ると考えられます。

 

家づくりを考える際は

とても多くの要素を関連付けて

考えなければなりません。

 

それは物理的な

カタチの内容だけではなくて

生活や暮らし全体の意味、

窓から見える風景や

逆に外からの視線

暮らすうえで「必要」となる

意味全ての関連性。

 

丁寧なデザインと設計が

暮らしの本質、

暮らし全体を見渡すように

思考を提案していますよ。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

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http://www.y-kenchiku.jp/

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