某山村に講演に呼ばれた。
主催は商工会で、会員には製材所や建築家、宿屋、酒屋……などがいると聞いた。森林組合等は別にあるのだし、林業のことはあまり触れない方がよいかなと、いわゆる『田舎で起業!』路線の話をしようと思って臨む。
ところが、事前の挨拶で、村議会議長などが来て、林業になみなみならぬ意欲。おや、これは林業のことも話した方がよいかな、と急遽付け加えたりもしたが、それほど大幅に変えられない。
しかし、質問なども林業関係が多い。やはり山村と林業は切っても切れない関係なんだと思い知った。質問に応える形で、私の林業論をぶつ。林業関係のことなら、1時間でも2時間でもソラでしゃべりまっせ(笑)。
実は、現在執筆中の原稿は、森林-林業-山村をつなぐもの。これまで近いようでバラバラに語られがちだったこの3者を相互不分離なものとして見つめ直そうという企画だ。
そういえば、このプログのサブにも、「森と木と田舎の、ここだけの話」と記していたのであった。「ここだけの話」を、発表したら、ここだけでなくなるから、プログタイトルも見直そうかな(^^;)
よっしゃ、覚えておこっと♪
・・・逆に、5分で林業の話を・・なんて言われたときのほうが難しそうですね。
……木を育て、木を伐って使う業界です。
これでは3秒か?