時折、紹介してきた森林ビジネス塾。ついに兵庫県丹波市で開講した。
念のため説明しておくと、これは森林ビジネスを教える塾ではない。森林関係者にビジネスの基本を教える塾だ。結果として起こすのは森林に関したビジネスになるわけだが、森林に関して教えることはしない。だって受講生の方が林業の専門家だから。
また正確に言えば、勉強する場ではない。事業を興す場である。
第1回目の今回、私がガイダンスで言ったのは、「丹波森林興業」の設立である。そして塾は「新規事業部」。ここで新規事業を立ち上げることになっている。会社の経営状態は極めて悪く、ここで新規事業を成功させないと、会社は倒産してしまう。すなわち丹波の森林は再生できなくなる。
とりあえず森林を舞台にした事業テーマを4つに分け、それぞれに取り組むチームを編成した。参加者は森林組合の若手中心で、心配していた「いやいや参加」「しらけ参加」は見受けられず、みんな意欲的。
本当の講義は来月から各界の専門家(を招いて順次行う予定だが、まずは好スタートだったと思う。
目標は、11月の丹波地域木材フェア。これまでに、どんな事業が立ち上がるか楽しみにしよう。
私にとっては、吉野チェンソーアート倶楽部に続く、実業の世界第2弾である。書くだけ口先だけの虚業から踏み出した記念すべきお仕事。しっかり成功させて、その体験を記事にして、儲けよう(これって、虚業じゃん)という魂胆である。
この塾をシステム化し、全国各地で開催していけば、全国で面白いビジネスが次々に産まれると思います。
教科書、書きましょう!
塾で生み出したビジネスが本当に成功したら、ロイヤリティも取って儲ける…(だんだん悪辣商人みたいになってくるなあ。)
考えていなかったのですか?
当然僕はフランチャイズは無理としても、教科書書いて全国展開・行脚するものと思っていました。
セミナー屋も知っているので、マネジメントやらせようと思っていたのに・・・
ビジネス塾をビジネスプランとして全国に広める構想はあったけど、教科書づくりや講師陣の全国派遣までは考えていなかったなあ。
自己啓発セミナーばりにやりましょうか?
全国の拠点を巡業する覚悟で!