森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

イノシシとオオタカ

2006-12-26 18:27:06 | 森林モノローグ

ノロ・ウイルス(そう勝手に決めつける)に苦しめられたが、実は案外昼間は動き回っていた。スーパーマーケットに買い物に行き、家族のために夕食を作り(私は絶食)、古本市を梯子し……。そして年賀状を書いていた。

ようやく第一弾を書いて出したので、なんとか間に合った。あと第二弾も今週中には出そう。

で、来年の干支はイノシシ(亥)。これは案外難しい。手持ちの写真を見ても、イノシシにしろ足跡にしろぬた場にしろイカツク絵にならない。結局、『田舎で暮らす!』の表紙を使った(笑)。宣伝重視や。

 

ところでイノシシが増えていることは最近は知られてきたが、同じく増えている野生動物は何があるだろうか。シカ、カモシカも増えているようだ。ところがノウサギは減っているとか。草場が減ってきたからのようだ。シカのように樹皮は食べられないからだろうか。

そして重要なのは、オオタカ。意外なようだが、増えている。なぜなら里山の鳥だから、生息環境はよくなっているのだ。絶滅危惧種から外されることも決定した。これまでオオタカを自然保護の象徴のように扱ってきた市民団体は、どのように対応するか見物だ。

野生動物も、現在の環境に対応して増えるものと、減るものを区別しなければならない。

 


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2 コメント

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オオタカの生息数 (田中淳夫)
2006-12-27 00:01:15
オオタカの生息数は、最初は全国に450羽くらいという発表があって、これはいかんと絶滅危惧種に指定されたのだけど、そのうちわんさか見つかりだして、現在確認されている繁殖個体だけでも2800羽くらいではなかったかな。
未調査地や幼鳥や一匹狼のオオタカ?を考えると、その数倍、研究者によっては1万羽以上いると言われだしました。

そう、今までどおりにすればよいのです。捕まえてよいわけがないし、保護保護と叫んで棲息地に人が入るのを禁止することもない。
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なるほど (成瀬)
2006-12-26 18:41:41
納得できそうな気がしないでもないですね、オオタカの復活。
 私が普段ボランティア清掃しているヤマでは以前よりも頻繁にオオタカに出会ったらしい土鳩羽毛の散乱場を見つけます。
→ http://homepage2.nifty.com/kawagoe/
 すっかり篠ヤブ・榊類を整理してあるので地ネズミなどは出てこないと思うのですが、鳩は結構多い土地柄なので食料には困らないのかも知れません。
 まあ、増えたからと言ってわざわざ狩猟の対象にすることもないでしょう。 いままでどおり、そっとしておいてやる。 それで充分なのではないかと思います。
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