森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

飛行船林業その後

2007-05-09 21:52:44 | 林業・林産業

移設したはずなのに、なぜか続くブログ(笑)。

5月3日に記した「飛行船林業」だが、島根県で取り組んでいた人からメールが来た。

それによるとNPO法人の名前が変わり、「NPO蔵前バイオマスエネルギー技術サポートネットワーク」となったそうだ。 このNPOは東京工業大学のOBが中心となって設立したのだという。

飛行船型クレーン・ロボットの実用化には3年が必要らしく、その代わりに提案しているのが「バルーン付き自走式集材機」。バルーンをつけることによって、ワイヤーをロープに変える など集材機の軽量化を図れるのだという。結構面白い。

風が吹いたらどうする、とか考えないでもよいが、気球で原木の自重を消すことができたら、指先一本で動かすことができたりするかも。

だれが日本の「森と木と田舎」を殺すのかも、よろしく。


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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
林業支援集材システム (渡辺 雅樹)
2009-01-11 12:39:35
飛行船林業について、現在は基礎研究段階ですが、将来はヘリコプター集材に置き換える性能をめざして、取り組んでいるグループがいます。また、当NPOでは、林地バイオマスの集材システムを、大幅に改革する仕組みの研究を
進めて新しいアイデアの実用化に取り組んでいます。現場のニーズを熟知した気鋭の方々の
情報をおまちしていますので、ご一報下さい。
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ヘリコプター集材 (渡辺 雅樹)
2009-01-11 12:53:22
クレーン型飛行船は、ヘリコプター集材の機能をそのままに、集材コストを1/5~ 1/10に削減
する目標で進められています。
「森を育てる技術」内田健一著(川辺書林)で
P389~ P395において、ヘリコプター集材は集材
効率が極めて高い。としていますが、欠点は、
燃料費、機材費、パイロットに人件費が高い。高級材(吉野杉など)にしか利用できない。コストを下げれば、すべての樹種に使える。

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飛行船関係者? (田中淳夫)
2009-01-11 22:50:34
渡辺さんは、飛行船林業の研究当事者ですか。(リンクがうまくつながっていないようです)

ヘリ集材は、もはや吉野でさえも難しくなっています。材価が下がりすぎて。クレーン飛行船が5分の1にできるなら、並材でも出せるかもしれない。

また現在の進展状態を教えていただきたいものです。ただし、表ブログに、ね(笑)。
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集材、搬送のコストがキー (渡辺 雅樹)
2009-01-12 11:11:31
裏ブログで申し訳ありません。クレーン型飛行船は、集材コストを下げるために、当方が飛行船の研究者に提案して、現在、基礎研究を進めていただいている段階です。内容は、表ブログ
に載せることにしますが、どうすればよいか?
その他、集材方法を研究、開発することで、日本の林業は復活できるのではないかと、当NPOの主要テーマに取り上げてもらい、研究会を
発足して2年が経過しました。成果は、まだ僅かですが、着実に進んでいます。
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メールください (田中淳夫)
2009-01-12 16:46:52
渡辺様

メールで簡略に説明してくだされば、表ブログに転記しますよ。あるいは、上記のコメントについて紹介してもいいし。

QZB00524@nifty.ne.jp
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Unknown (渡辺 雅樹)
2009-01-13 16:28:22
林業の再生には、集材コストがキーポイントで
あると、僭越ながら判断して、取り組みをしています。
上記のアドレス(QZB00524@nifty.ne.jp)宛てに
メールを送信しました。
表ブログと、裏ぶログの関係がよくわかりませんが、情報と意見の交換は大事であると思います。林業関係者の意思疎通は、どうも不可解です。
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Unknown (Unknown)
2011-10-09 22:03:43
詳しくよんでいませんが飛行船で集材は需要あるとおもいます 集材 運材 が一括にすむなら十分研究する価値がすべて
の林業屋にあります そこで提案ですけど大々的に宣伝して個別に資金を募っては
どうでしょう? どうにか研究してもらいたいとおもいますよ
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