森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

カレンダー

2008-09-06 09:25:09 | 森林資源

遅ればせながら、カレンダーをめくる。仕事場のカレンダーは、「昭和の山里の暮らし」をテーマにした写真だ。

9月10月は、身体の何倍にもなる枯れ草の束を背負子で背負う姿だった。草といっても相当重いだろう。山で刈った草を持ち帰り、堆肥にするのだろうか。夏の山草刈りは暑くてきつい仕事だが、それは収穫でもあったのだろうな。

かつて山里では下草も資源だった。今は、草刈りは労力ばかりが吸い取られる。しかし、それが収穫と思えば力も出るのかもしれない。
そんなことを考えたのは、我が家の庭の草刈りをしなくてはならない……と思い出したからだ。小さな庭でも、結構きついよ。暑いし、虫も多いから絶対刺される。刈った草の処置に困る。ゴミの日に出すのは抵抗あるので、庭の片隅に積み上げて堆肥にするつもりだが、その過程で虫が発生するし景観的にはあまりよろしくない。

ところで、今庭ではツクツクホーシが鳴いている。日差しはきついが、多少は秋の気配もあるようだ。

別のカレンダーでは、美しい紅葉が映し出されている。アートセラピーという分野もあるらしいが、心が弱った時は目から入る美しさが心を癒すらしい。でも、やはりカレンダーではなく、本物の森を見に行こう。


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