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裏ブログならではの情報(^o^)。
24日は吉野チェンソーアートスクールの講習会だったのだが、そこに全国林業改良普及協会(全林協)の取材が入った。スクールの様子と、女性読者モデル?によるチェンソーアート体験を取材したのである。
これをどうするかというと、チェンソーアートの本を作るのである。チェソーアートの紹介とともに全国各地のチェンソーアート関係のクラブを紹介するわけだ。吉野は、唯一のスクールとして登場する。
実は、チェンソーアートの本を作ることは、私も企画していた。そしていくつかの出版社に打診していた。が、結果はボツである。
まず私が構想した企画は、全国のチェンソーアート名人とその作品の紹介、実際に作っている様子を写真で紹介、各地のクラブ紹介。そして歴史と各地の動きも入れる。……実は、今回の全林協が作ろうとしている本とほとんど変わらない。向こうは歴史面を書ける人がいないだろうが、私はきっちり押さえられる(だって、私は日本へのチェンソーアート導入と発展史の生き字引だから^o^)点が違うくらいか。
ところが、この手の本を作るには、カラー写真をふんだんに使わないと価値がない。目で見ないとわからないからだ。そして全国に取材するのも大変な手間とコストがかかる。一方で、売行きはというと、全国のチェンソーカーバーが約2000人として、その周辺のシンパが10倍いても2万人。彫刻や木工ファンを入れてもたいした人数ではない。そのうち購入者が何%か。部数的には5000部売れないだろう……このように出版社は弾いたわけだ。
つまり、採算に合わないのだ。だから諦めた。
ところが、全林協は、採算度外視。ふんだんに資金を投入して売れそうにない本を作れる(^o^)。羨ましいというか、腹立たしいというか。しかもしかも、その本は一般の書店にはほとんど並ばない! 書籍取次ぎとの契約がないからだ。大都市の大型書店は少し並ぶだろうが、中小書店には入荷しないだろう。林業関係者への販売ルートはあるが、それは潜在的なチェンソーアート・ファンとは違う。
こんな鷹揚な仕事、してみたい。
さて、全林協のチェンソーアート本は、今年中に出版されるようだ。興味のある方は、なんとか探し出して読んでね。
……でも、抜け落ちている部分があるんだよなあ。このブログを全部読んでいる人ならわかるだろうけど。
チェンソーアートをやっているのでいろいろな情報が
欲しい。
チェンソーアートに興味があるなら、吉野チェンソーアート倶楽部へ(^o^)。