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スジは、自分を助けたのが、ドハンだったことに気づいていました。
自分に見せて来たいつもの態度では無かった事にも気付いていました。
ボミとギョンスにドハンについて調べさせました。
そして、ドハンのこれまでの人生の一端が見え始めたのです。
ドハンの父親は幼い頃亡くなっていました。そして、母親も高校生の時に・・・。
でもね、その母親は、内縁の夫によって殺されてしまったのです。
内縁の夫はアルコール中毒者だと記事にはありました。
ただ、この事件にユン検事長は関係していませんでした。
スジが警官に撃たれたが、逃走しているとのニュースが流れました。
スジ母はショックを受け、寝込んでしまいました。
イチーム長が心配してキム検事と共に訪ねて来ましたが、スジ母は、彼女たちもスジを追う者たちだと、背中を向けました。
イチーム長は、あれは誤報だと言ってスジ母を慰めました。そう言わないと、スジ母はこのまま倒れてしまいそうだからです。キム検事も、敢えてその言葉を訂正しませんでした。
その時、偶然、イチーム長の携帯にスジから電話が。
スジもまた、そのニュースで母親が心配しているに違いないと思っていたのです。
イチーム長は、スジの無事な声を聞いて安心しました。彼女だって心配していたのです。
シワンはイチーム長の娘セウォンが気になっていました。
セウォンは、母親が刑事だからと、級友から敬遠されていて、いつも一人でした。
でもそれは、セウォンの所為じゃありません。
シワンは、検事長の息子と言う自分の立場と共通する思いがあると思ったのかもしれません。で、セウォンに何かと親切にするようになったのですが、それは却ってセウォンを孤立させる形となっていました。級友の反発を買っちゃったってことですね。
でもね、最初シワンを疑っていたセウォンも、徐々にシワンが言う事が真実なのではと思うようになっていました。そんなひどい事をするように思えなくなったのです。
でもねぇ・・・。まさか、シワン、セウォンを手なずけようとしての行動じゃないよね?そこまでの悪じゃないと思いたいけど、イマイチ信用できないでいる私です。
オ弁護士事務所に家宅捜索が入りました。
検事在職中に、株の譲渡を受けたと言う疑いですって。
ユン検事長仕業だと、オ弁護士はすぐに察しました。ドハンがあれこれとユン検事長が自分を疑っているということを吹きこんでいましたからね。
これまで、疑われてはいたけど、オ弁護士自身は裏切りを考えた事は無かったようです、脅しはしましたが。
でもこれで、堪忍袋の緒が切れたって感じです。
そこで思い出しのが、チェ議員からのお誘い。
すぐにチェ議員に連絡しました。
でもねぇ・・・。やっぱりこちらも一筋縄じゃいかない相手でしたよ。
目ざわりなチェ議員を、ユン検事長は抱き込もうとしているのです。
お互いに相手のマズイ情報を掴んでいるので、手を握った方が得策ってことに落ち着きそうです。
スジはドハンを尾行していました。
勿論、ドハンはそれを重々承知です。
で、目の前で、一通の封筒を落として行きました。ボスからの指示です。
これはもう、ボスだとばれても良いと言うことですか?そうじゃないと、尾行されているのを知ってて、そんなことしないよね?
そこんところが、ちょいと引っかかりました。
封筒に入っていたのは、ギョンスの母の写真。そして、“毒蛇を探せばユンを倒せる”と書かれたメモが入っていました。
ギョンスの母は自殺したと言われていたようです。
それを、失踪しているんだと教えてくれたのが、ボスなんだとか。
過去を清算しようとして事件に巻き込まれたとボスは言ったようです。
ギョンスは一人で母の事を調べていました。
資料の中に、文字列と数字が書かれたメモがありました。他人のIDかもしれないと、調べてみると、ギョンス母が誰かに宛てたメールが出て来たのです。
『弁護士さん、“毒蛇”という刑事に電話で脅されました。再審裁判の証人になるなと。私がいればギョンスの身が危ない。グァンウに伝言を。彼はチャン・ドハンと名乗ったけど、一目でグァンウだと分かりました。私が“毒蛇”の正体を暴くと彼に伝えてください』
なんとここでドハンの名前が出て来ましたよ
又一つのつながりが明らかになりました。
キム検事は一人でドハンについて調べていました。
で、義父が起こした実母殺害事件を調べたのです。
そして分かったのです。
なんと、ドハンとグァンウは、身分を入れ替えていたのです
精神を病んで医療拘置所に入っているのは、ドハンの実父でした。
そして、殺されたのはグァンウの実母だったのです。
つまり、ドハンは本当はグァンウで、グァンウは実はドハンだったのです。ああややこしい・・・
ややこしいので、これまで通りの表記で行きます。
そして、アルコール中毒者だと言われたドハンの父は、スパイ容疑で逮捕された時酷い拷問を受けた事による、後遺症だったのです。
実際、それは今でも治っていないどころか、却って悪化していて、面会に行った実の息子であるドハンの顔も判別できないで、怯えてパニックになるほどでした。
しかし、そのスパイ容疑は、当時ねつ造されたものだという噂が流れていたと、関わった記者がキム検事に話してくれました。
ドハンは、父に面会に来ていました。ナム刑事の写真を見せて、確認しようとしたのです。ナム刑事が、拷問をした刑事かどうかの・・・。
あいやぁ・・・。ナム刑事、昔っからユン検事長とつながっていたのねぇ。
ドハンもユン検事長の手下だと分かった今でも、まだドハンを信用してはいません。流石、その道の長い悪は鼻が利くねぇ。
キム検事が帰ろうとした時、ドハンも面会を終えて帰ろうとしているのを目撃。面会受付のノートに書かれていたのは、“イ・グァンウ”の名前
ドハンを待っていたのは、グァンウでした。
グァンウも、面会に来ていたようです。奉仕活動の一環だと話してはいますが・・・。
親の再婚によって家族になった二人ですが、事件の前までは、とても仲が良かったようです。
でも、その後は流石に・・・ねぇ。
グァンウは忘れたいと言い、ドハンは贖罪の思いでした。
キム検事、二人の会話が聞こえたようです。身分を入れ替えていることも、この時気付いたでしょうね。
見かけどおりのドハンではないと、先だってのスジを抱えあげた映像を見て以来分かってはいましたが・・・。
調べ上げた事実を、キム検事は、どう処理すれば良いか、悩んでいました。
ドハンに突きつけるか、或いは・・・とね。
そんな時、パク検事から、掴んだ資料を渡すよう指示が入りました。
ユン検事長の不正をただそうとキム検事と志を同じくしていたと思っていたのに・・・なんと、彼の後ろにはチェ議員が。
チェ議員は、その資料を土産に、ユン検事長と手を組もうと考えているようです。
まったく・・・悪ばっかり
ギョンス母の資料に関連して、ドハンの名前が出て来たことに、スジたちは驚かされました。
ドハンについて調べろと最近スジが言っていたことがこれか?・・・とギョンスは言いました。
で、スジは言いました、ドハンがボスだと思う・・・と。
まさか・・・ですよね、ボミもギョンスも。
これまで自分たちの恨みや悩みを解決させてくれたボスだし、助けてくれた事も多々あるけど、ドハンは、自分たちを追いこむような事をし続けてきた相手ですからね。
「でも、ボスについての手掛かりの全てが彼を指してる。」
と、スジ。
スジは、ドハンの自宅に侵入しました。何か手掛かりを得ようとしたのです。
ところが、PCをはじめとして、一切の個人的な情報は見つかりません。流石です。でもね、唯一見つけたのです。
机の引き出しの中に入っていた紙。
それは、彼女たちに指令を送る時に使っていた用紙と同じだと。
これまで送られて来た用紙を組み合わせてみると、そこから浮かび上がったのは、蝶の絵。決して用紙の汚れではなく、手描きの絵だったのです。
おそらくそれは、グァンウが描いていたモノでしょう。
そして、母が証言しようとしていた再審裁判について調べたギョンスは、それがスパイ容疑の事件だったと判明。
ドハン父の事件です。
ドハンは、帰宅してすぐに部屋に異変を感じました。
で、仕掛けておいた監視カメラの映像をチェック。スジが写っていましたよ。
スジたちは、グァンウの携帯からボスにメールを送り、教会に呼び出しました。
ドハンが来た時、現れたのはスジ。
グァンウと二人を並べて、全て分かったとスジは言ったのです。
一瞬、誤魔化そうとしたドハンですが、グァンウが止めました。
その時、スジが捜査本部に電話をしました。自首する・・・と。
スジどういう作戦