百済の王 クンチョゴワン(近肖古王) DVD-BOX? | |
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前回の記事は、こちらから。
趙の城を攻め始めたヨグとビランたち。
途中少々てこずったビラン達ですが、結局、城を落とせましてね。のろしを・・・と思った時、ヨグ達の攻めた城から一足先に狼煙の煙が上がるのを確認。
約束ではヨグたち百済勢が二つの城を手に入れることになるはずだったのですが・・・。
なんと、ビランが、約束を破って、自分たちが落とした城に勝手に命名。『扶余城』・・・と。
ヨグ達は『百済城』・・・としてたんですが、ビラン達の裏切りに、一触即発の状況になりました。
この時、ビラン達の中でも、意見は割れてましてね。
ホンランや部闘派の部下達は、約束を破るなんて・・・と、ビランに反対しました。でも、策士のアジカイはヨグを密かに始末しようとしてたくらいですから、そんな約束なんて守らなくても良いって考えなんです。
ビランも、アジカイを信用していますから、それに、海賊として生きて来た自分たちがやっとつかんだ扶余再興の足がかりを失いたく無かったんですね。
交渉しましたが、意見は平行線のまま。結局、ヨグは、解決策を提案しました。
この二つの城を落とされた事で、趙は必ず攻めてくる。だから、その戦いで大将軍の旗を先に奪取した方が、この二つの城の主となる・・・ということです。
これにビランも乗りました。
懐の広いヨグに、ホンランはすっかり心を奪われてます
ヨグにせっせとアタック
でも、ヨグは受け入れることはありません。今のところは・・・。
その頃、ゴンとヨサンは、趙の都督と会っていました。二つの城が落とされたことを報告し、それが東明団社の仕業だと説明。
趙の軍勢の討伐隊を飛びよせる手はずを整えました。
当時の扶余は、高句麗の傀儡となっていたようです。それでも、扶余の難民とかを招集したりする‘王命’に使われる王印はあったようで。それを持っていなくては、王命を出せないみたいです。
それで、サユは、扶余の王から王印を奪おうとしてたんですが、それは既に何者かによって国外に持ち出されたようだと言う報告が上がりました。持ちだしたのは、コ・フンという儒学者らしい…と推察されていました。
王印を使って周辺国に高句麗への対抗を命じられてはまずいってんで、サユは、フンを掴まえろと命令しました。
と同時に、敵国燕を、背後から脅かして貰おうと、趙と軍事同盟を結ぼうと考えましてね。国相を使者として使わそうとしました。ところが、国相は、ヨファも同道したいと言うのです。
遠いところ、おまけに、ヨグがいる遼西の近くにヨファをやりたくないサユ。ヨグと再会するんじゃないか、そして自分の元に戻ってこないんじゃないかという不安があるみたいです。ヨファへのサユの想いは、かなりのもんです。
王子もヨファに懐いてますしね。王の威厳もかなぐり捨て、ヨファに行くなと頼みましたよ。
でも、ヨファは国相と共に行くことを承諾。あくまでも、百済のため、父の為だとサユに言いました。
以前、ヨグから送られて来た手紙にも激怒したヨジュンですが、今度は、城を落として、それに“百済城”と名付けた・・・なんて知らせが来たもんだから、もう、相当なお怒り
手紙を受け取り、自分より先に南堂の貴族たちに見せたフッカン公達チン氏一族を、牢に閉じ込めていたヨジュン。
それに抗議して座り込みをしたヨチャンが倒れてしまい、結局は、皆を牢から出すしかありませんでした。
趙の軍勢が来ると聞き、ヨグ達は兵を集めようとしました。
扶余の流民が各地に散らばってるのを集めようとしたんです。招集文を書かせ、それを持って各地の扶余の流民に配ろうと言う作戦です。
アジカイは、ビランに本心を打ち明けました。
ゴンと内密に手を結んでいて、いずれ、ヨグを城外に連れ出し殺す…と言う事です。そして、既にゴンの手下を兵として雇っていると言う事も。
ビランに大王になってほしいからだと説明。ビランは、アジカイを信用していますし、その言葉には感動したのかも。ヨグを殺すことを約束しました。
その話を、ホンランが立ち聞きしちゃってね。兄を責めるのですが、ビランは考えを変えるつもりはありませんでした。幼いころから兄に育てられて今があるわけですから、いくら意見が違っても、裏切って縁を切ることは出来ないホンランなんです。
泣く泣く兄に従いました。・・・ホントかしら?ホンラン。
周辺国に配られたヨグ達の招集文は、偶然、コ・フンの目にも留まりました。
まだサユに捕まえられてはいませんね。
でも、この文はサユの目にも入っちゃいましたよ。サユ、一層ヨグに対する怒りを募らせてます。
そんなヨファへの気持ちを高句麗の国相は心配しています。彼が趙にヨファを連れて行きたいと言ったのには、他の理由もあったんですよ。つまり、ヨファへの気持ちがこれから先災いとなりそうだから、その前に、ヨファを始末してしまおうと言う考えみたいですよ~っ
結局、サユはヨファを使わすことを承諾せざるを得ませんでした。これによって、趙の軍勢の出発は少々遅れることに。
ヨグ達も、趙の軍が遅れると言う情報は掴んでいました。
そして、その理由が、高句麗から客が来るから…と言うのですよ。それも、ヨファが・・・とね。
一瞬動揺の色が走ったヨグ。傍に居るホンランも、動揺してましたね。
さて、再会するの
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