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投身自殺したのは、ソ検事の父ソ元検事総長でした。
ソン会長とタク・スホと会って、これしか娘を守り、娘の意思を守ることが出来ないと考えたのでしょう。
その頃、ソ検事はタク・スホと一緒でした。
タク・スホは父の友人として、ソ検事を労わり、助けになると言いました。
父からの電話が入ったのですが、ソ検事は出ませんでした。
父が屋上に立って最後に聞きたかった声だったのでしょうが・・・。
半狂乱で現場に駆け付けたソ検事。
テギョンが抱き留め、遺体を見せない様にしたのですが、ソ検事は言いました。
「お父さんに会わなきゃ。顔を見たいの。」
呆然と遺体に近づいたソ検事は、かぶせてあった覆いを外しました。
紛れもなく、父でした。
ソ検事は父の顔を見つめ続けました。
テギョンは泣きながらソ検事を見つめました。
その向こうに、タク・スホが立っていました。
興味深げに現場を見つめていました。
ソ元検事総長が亡くなったことで、もう怖い物はなくなったという感じのウ検事総長とシン会長。
ソ検事が証拠として挙げた例のUSBの映像も、合成だとか別人だとか言って、それをチュ次長検事も嘘だと分かっているのに、口を合わせたりして・・・。
担当もハン検事に変えられ、釈放されてしまいましたよ。
おまけに、自宅から遺書まで見つかったと言う体に・・・
偽の遺書には、法務部長菅に立候補していたにもかかわらず、長年に渡り性接待を受けていたと書かれていました。それを恥じて、自殺する道を選んだと。
そして、娘のソ検事もすべてを知っていたのに、隠していたと。
検察とマスコミが手を組んだら、どんな嘘も真実のようにされてしまうという怖さ。
お葬式にも、大勢のマスコミが駆け付け、散々にスキャンダラスな報道を続けました。
テギョンは激怒して止めようとしましたが、どうしようもありません。
お葬式にタク・スホが来ました。
号泣して頭を下げるタク・スホ。
何の力にもなれず、済みません・・・と泣きながら、ソ検事の肩を抱きました。
それを、テギョンが見ていました。怒りを必死に抑えている表情です。
そこに、ソン会長もやって来ました。
流石にテギョンは式場に入るのを止めました。良心があるのなら、止めろ・・・と。
ソ検事は、どういう顔をしてソン会長を迎えたのでしょう。そこは描かれていませんでした。
事務所に帰ると、テジンがいました。首にしたんじゃなかったっけ?
テギョンはヨンミの日記帳を差し出し、読めと言いました。
事件の資料だが、テジュの事件にも関係しているから・・・と。
テギョン、テジンを巻き込む決心をしたようです。ソン会長には、これが一番効果的だと分かってますから。
今までは、巻き込むことは良心が許さなかったのでしょうが、もうこうなったら、手段を選んではいられないと考えたんでしょうね。
テジンがヨンミの日記をテギョンから渡されたと知ったソン会長。
すぐにテギョンの元に行きました。
「何をしてもいい。私を殺してもいい。だが、テジンは巻き込むな。」
テジンのためなら命も差し出せるってか?・・・とテギョン。
「俺にとっての弟がそうだった。アニキは弟を殺したんだ。それくらいさせろ。」
自分が不自由なく使って来た金が、父親が人を殺して手にした金だと知ったらどうするかな?
父親が犯した悪魔の様な罪が自分のためだと知ったら?
「息子は分かってくれる。たとえ罪に汚れた父親でも無力で惨めなかつての父親よりマシだ。」
と、ソン会長は言いましたが・・・。はたしてそうでしょうか。
葬儀が終わって家に戻ったソ検事は、そこで父の遺書を見つけました。
彼女が壁に事件の詳細を記しているのですが、そのチャートのそここに注意書きがメモして貼ってあったのです。
『まずは1つ1つの事件と向き合う事』
『あらゆる可能性を考え資料収集を』
『ソン会長とタク・スホの関係 資金の流れ確認』
そして、娘に最期の言葉を残していました。
『ヨナや、済まない。全て私が背負っていく。お前は何も恥じず恐れず堂々と捜査しなさい。空から見守っているよ。お母さんを頼む。お前の父親として誇らしかったし幸せだった』
ソ検事は、メモを撫でながら泣きました。
チュ次長検事は、ソ検事に辞職を勧めました。そうじゃなければ、地方に・・・と。
でも、ソ検事はきっぱりと言いました。自分は何も悪くないと。
でもね、元検事総長の父親がいなくなった今、ソ検事の後ろ盾は無くなってしまったと言う事です。チュ次長検事は、俄然強気です。
「父の死を決して無駄にせず、真実を暴きます。今度父を侮辱したら後輩検事としてではなく、父の娘として黙っていません。」
脅しのつもりか?と問われ、キッパリと言いました。
「はい。」
素晴らしい
だとしても、やはり組織の決定に逆らう事はなかなか難しいもので。
チャ部長検事は左遷の話を聞き、テギョンに協力を求めました。
説明しようとするのを制したテギョン。死ぬ前にソ元検事総長が来て全てを話してくれたと言いました。
ソ検事を頼む・・・と言われたテギョン、すぐに動きました。
USBの動画を流されたくなかったら、ソ検事の左遷の話を取り消すように・・・とウ検事総長を脅しました。
いくら動画は捏造だと言っても、一旦マスコミに流れてしまったら、もうどうしようもないことは十分分かっています。
結局、ソ検事は停職と言う処分になりそうです。
ソン会長の元にソ検事がやって来ました。
再度の宣戦布告ですね。
本当の遺書があったと言いました。ニュースで言ってた遺書は偽物だと。
誰が作ったかご存じかと思って・・・とね。
「事件の隠ぺいを図っても無駄です。」
父親の後ろ盾が無い世界が如何に恐ろしいか教えてさしあげます・・・とソン会長。
すると、ソ検事も負けずに言いました。
「では私は絶対に諦めない検事の恐ろしさをお教えしますね。」
凛々しい
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