まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『眩しくて(原題)』4話まで

2019-07-18 17:23:07 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

 

 ヘジャは、自分がこんなことになったせいで、いっそう家の家計が苦しくなったことを知りました。

少しでも、両親の助けになりたいと思ったヘジャは、父にお弁当を作り始めました。

料理など、それまで殆どしたことが無かったヘジャですが、一生懸命に作りました。

ところが、じゃこ炒めのオカズに、父は手をつけないのです。飽きたらしいと母は言いました。

でも、カルシウム豊富なじゃこを、ヘジャとすると食べてほしいわけです。足の怪我が良くなるためにも。

最初は何も言わずにいた父ですが、ヘジャの一生懸命さを知り、徐々に現実を受け入れられるようになってきました。

そうするしかないと、思ったのでしょう

 

ジュナは、相変わらず、荒んだ生活をしています。

ちゃんと仕事には行っていますが、とても疲れ切ってて、意欲も輝きも見えません。

ある日、そんなジュナの家に一匹の犬が迷い込んで来ました。

祖母のいなくなった寂しい家に、唯一話し相手ができたのです。

 

その犬は、ヘジャが飼っていた犬にそっくりでした。

実は、このところの騒動のさ中、いつの間にかいなくなってしまってたのです。

ジュナの家にいる犬が、絶対にその犬だと思い込みました。

一度思い込んだら、一直線のヘジャ。

なんとしても、取り戻したいとジュナの家に日参。

でも、犬はまったくヘジャに親しげな素振りを見せず、反対に警戒心マックスで、噛みついたり、吠えたり。

それでも、ヘジャは、自分の姿が変わってしまったからだと思うんです。

でも、匂いは変わらないんじゃ?・・・と思いまして。

25歳のヘジャがよく着ていた服を着て、犬に会いにいきました。

 

ヘジャは、ジュナが自分に気づいてくれない事も不満に思ってました。

気づく方が変だと思うけどね、あたしゃ。

でもね、その服を着て、ジュナの家に入って行った時、ジュナは初めて25歳のヘジャを感じたのです。

一瞬でしたが。

久しぶりに柔らかい笑顔が見れるかと思ったのですが、やっぱり目の前にいるのは、ちょっと変わってる老女。笑顔は消えてしまいました。

 

飼い犬だったという証拠を見せてくれないと、返せないとジュナは言い続けていましたので、ヘジャも必死でした。

でも、何度チャレンジしても犬はヘジャを元の飼い主だと認識してはくれません。

最後の機会だと名前を呼んだのですが、結局、また噛まれてしまいました。

 

 

ヘジャは泣き出しました。

あなただけには気づいてほしかった。いくら私が老いて変わっても、あなたは私だと気づくべきよ。あなたが私を見つけてくれないと。

それは、もしかしたら、ジュナに言いたかった言葉かもしれません。

ジュナは、聞きながら、25歳のヘジャを思い出していました。

 

目の前の老女は、飼い犬のことを本当に愛していたんだと思ったのです、ジュナは。

そして、家族に愛されて育った25歳のヘジャの事が思い出されたのですね。

会いたいと思ったのでしょう。

「おかしな町だ。春風のように吹いてきて跡形もなく消える。何もかも夢のようだ。」

そう呟きました。

 

ヘジャがあまりにも悲しむので、父はジュナの家に行きました。

いえ、行こうとしたら、ジュナが犬を連れて来たのと会ったのです。

でもね、実はその犬、別人・・・別犬だったのです。噛みつく筈よね。

 

こうなると、仲良しだったのを引き離してしまったのが、気になり始めたヘジャ。

お礼に・・・と、お総菜を作って届けることに。

ジュナはまだ帰宅していませんでした。

勝手に上がり込んだヘジャは、その時初めてジュナ祖母が亡くなっていたことを知ったのです。

驚いている間に、ジュナ父が家に入って来たので、思わずカーテンの陰に隠れたヘジャ。

そしたら、今度はジュナが帰宅。

そこで、親子喧嘩が始まってしまいました。

ジュナ父は、祖母の保険金が目的でした。

 

ヘジャは、意図せずにジュナの苦しみを知ってしまったのです。

 

ヘジャを見つけたジュナ。

あれこれ事情を説明しようとするヘジャを、追い出しました。

 

その日は、祖母の49日だったのです。

ジュナは一人で済ませました。

ヘジャが持ってきてくれたお総菜が、祭壇を飾るのに一役かってくれました。

 

いつもの食堂に行くと、ヘジャがいました。

祖母の49日だったんです・・・と、ジュナ。

ヘジャは、なにも言わずに焼酎を取って来て、ジュナの前にコップを二つ、自分の前に一つ置き、焼酎を注ぎました。

一つはジュナ祖母の分でした。

焼酎の開け方が、25歳のヘジャと同じことに気づきました。

 

今まで何度も、いろんなところで会ってる・・・と、ヘジャは言いました。

思い出してほしいのです。

だけど、ジュナには、頭を叩かれた事や警察署で会った事くらいしか思い出せません。

当たり前です。

固定観念にとらわれて私を見てるでしょ・・・とか、“see”と言うのは、目で見るだけじゃなく、いろんな意味を内包してるの・・・とか言っても、無理。

こうなったら・・・と25歳のヘジャの事を話題にしてみました。

でも、結局、自分はヘジャの大伯母だとしか言えませんでした。

 

就職おめでとう、ヘジャから聞いたわ・・・と、言った瞬間、ジュナの表情が強張りました。

部署はどこ?と聞いても、なにも答えず、慌てたように席を立ちました。

 

その理由が分かりました。

なんと、ジュナ、記者になってはいなかったのです。

 

ジュナの世話を焼いてるキム・ヒウォン、あの人は老人ホーム「ホンポ館」の代表でした。

近所のハルモニたちが、こぞって通っていると聞き、ヘジャも躊躇しながらも行ってみたのですが。

そこで、派手なスーツを着て、老人たちを盛り上げていたのが、なんとジュナだったのです!

どーしたの?ジュナ!

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