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ファン・ドゥシクは、オ会長の病室に荷物を持って押し入りました。
箱の中には、袋に入れられた人。
オ会長の前で息子のジンシクを殺すと叫びました。ナイフを袋の人間に突きつけました。目の前で息子を殺された親の気持ちを知れ!・・・と叫ぶのですが、グォンジュは、その声がやけに落ち着いていることに違和感を覚えていました。
最初は、自分の罪を認めなかったオ会長ですが、とうとう、飲酒運転を認め、跪いて謝りました。
しかし、ファン・ドゥシクは全く受け入れる気は無いようです。
そこで、グォンジュとト刑事は気づいたのです。
ファン・ドゥシクは、オ会長の前で死ぬつもりだと。
でも、それは叶いませんでした。
ヤン刑事が隙をついて飛びかかり、結局、そのまま取り押さえられてしまったのです。
そして、袋の中に入れられていたのはクラブの従業員でした。
なんと、オ・ジンシクは、トイレで薬物を服用したことで、死んでしまったのです。
遺体は、ファン・ドゥシクが運転してきた車のトランクに入れられていました。
オ会長は半狂乱になって泣き叫びました。
チン・ソユルがハン・チョロンに呼ばれました。
新しい事実がわかったと。
藤山は、なんと、ト刑事が殺したミホと言う少女の実の兄だったのです!
だからト刑事に執着していたんだと、グォンジュは思いました。
グォンジュは、この事実だけじゃなく、別の事実をチン・ソユルが隠していると気づきました。で、問い詰めると、躊躇しながら、チン・ソユルが話した事は、グォンジュにとって衝撃的な事実でした。
藤山は、10才の時、事件についての陳情書を提出していました。そのコピーが見つかったのです。
“僕は、本当の犯人を知っている。本当の犯人は、松田太志ではなく、松田康祐だ”
子供だから、ショックで記憶もあやふやになったのでは?と、動揺を押さえてグォンジュが言いました。
でも、藤山は20才の時にも、同じ内容の陳情書を提出していたのです。
その時の陳情書には、ト刑事の診断書まで添付されていました。
それには、“社会性人格障害”と記されていました。
ショックを受けたグォンジュは、また頭痛に襲われました。
「まだ誰にも言わないで。ト刑事に確かめるわ。」
グォンジュは、すぐさまナ係長に確認の電話をしました。
ト刑事の問題は、サイコパスゆえかもしれないと知っていたんですね?・・・と。
そして、藤山がミホの兄だと言うことを告げました。
グォンジュは、すぐに、ゴールデンタイムチームの後を追いました。
ゴールデンタイムチームは、ワイヤーシュンを追ってるナ係長たちに合流しました。
廃工場に的を絞って追跡。
到着後、グループに別れて中を捜索。
ト刑事は、怪しい人影を見かけ、後を追いました。
その後を、グォンジュが続きました。
何やら意味不明の会話らしき音声が流れ続けていました。
それはト刑事の精神を揺るがしました。
グォンジュは、そこでオルゴールのような音を耳にしました。
音のする方向に行き、被せてあった物を除くと、そこにあったのは、オルゴール。以前、タイマーがセットされていたのと同じような物です。
直後に爆発に巻き込まれてしまった記憶が蘇り、耳鳴りと頭痛に襲われました。
そのまま、倒れてしまったグォンジュ。
物音を聞き付けて、ト刑事が引き返して来ました。
グォンジュを助け起こしたのに、その直後、発作のようにブラックアウトが起こり、グォンジュに襲いかかりました。
首を締め上げたのです。
ナ係長がやってこなかったら、殺されてしまっていたかもしれません。
傷を負ったグォンジュを、他の警官に任せ、ナ係長はト刑事を連れ出しました。
なんとか、ト刑事を落ち着かせたナ係長。
何事も無かったかのように振る舞わせました。
その頃、パク刑事とク刑事が遺体を発見していました。
クラブでク刑事に襲いかかった男だと判明。藤山と思われました。
自殺のように見えますが、他殺の可能性もあるとパク刑事たちは思いました。
グォンジュは、ト刑事に、チン・ソユルから渡された松田康祐の診断書を見せました。
「ト刑事のものに間違いないですね!」
ト刑事は、突然の事に何も言葉が出ません。
私を信用させるために最初から嘘を?と、グォンジュ。
「今日限りで警察の権限を剥奪します。」
俺しか捕まえられない!と、ト刑事が言いました。
ワイヤーシュンが殺される筈がない、背後に誰かいる!と。
でも、グォンジュはその言葉を信じられませんでした。
現場からは、手下らしき人物の遺体も発見されました。
それと、USBも。
入っていたのは、まぁ、いわゆる会員リスト。
著名人も多くあり、捜査員たちは皆、緊張しました。公表すると大騒動になるのは目に見えていました。
ト刑事は、背後に誰かがいると思う根拠をナ係長に話しました。
爆発事件の時、高級車で何者かが監視していたのを目撃していたこと、そして、今回、藤山はクラブで誰かと会う約束をしていたらしいことです。
「今度俺の様子がおかしくなったら、迷わず撃ってくれ。」
ト刑事は、そう言いました。
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