鬼(トッケビ)OST (2CD) (tvN TVドラマ) (Pack 1) | |
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最初から見えてた・・・とウンタクは言いました。
「これでも、トッケビの花嫁じゃないの?」
シンは驚き、一瞬言葉が出ませんでしたが、やっと口を開きました。
「花嫁のようだ。」
もう遠くに行かない?・・・とウンタクが聞きました。
「一旦韓国にとどまる。より遠くへ行く準備のために。」
そうシンは言いました。
見えていないフリをした理由は?・・・と聞かれたウンタクは、
「最初はおじさんへの礼儀から。剣が刺さってるなんて気軽には言えない。それに、“見える”と言ったら何か起りそうで怖かったから。」
と、答えました。
花嫁として、私は何をすれば?・・・とウンタクが聞くと、動揺が収まらないシンは、ひとまず待て・・・と言って家に入りました。
おろおろと死神のところに行きました。
剣が見えるそうだ・・・と慌てふためくシン。ウンタクに対する態度は大違いです。
やっと楽になれるとい言う思いもあるし、もう少し生きていたい気もするし・・・とシン。
行くところが無いウンタクは、どーにかしてシンの家に住みこもうとしました。
シンの事を想い始めてるウンタクは、花嫁になれると純粋に喜んでいました。トッケビの花嫁の重要な任務を知りませんからね。
シンは、ウンタクの真っ直ぐな想いに戸惑っています。決して嫌な感情は持っていませんが、告白されるなんて状況、おそらく初めてでしょうから。
結局、ウンタクはホテルのスイートルームを与えられました。
ドクファが世話役となりました。
最初は、豪華な部屋に大喜びだったウンタクなんですが、すぐに寂しく感じるようになりました。あまりにも大きく広い部屋にひとりっきりなんて、初めてですから。
この状況は、思った以上にシンにダメージを与えました。
神経衰弱に不眠、感情のコントロールが上手くいかず、トッケビなのに薬を飲んだりしてますよ。
で、何故か死神も同じような症状で、薬を飲んでるんです。笑えますよまったく
それは天気にはっきりと表れていました。曇ったり雨が降ったり・・・なんてね。
死神の悩みは勿論サニーのこと。
初対面の女性の前で自分が涙を流してしまった事の意味が理解できないでいるのです。
で、会った場所で待ってみるんですが、まだ再会できないでいます。
サニーも、死神からの連絡を待っています。
いつ会う事になってもかまわないように、いつも以上に念入りにお化粧なんぞをしてます。
なのに、全く音沙汰が無いのです。
ウンタクは、スイートルームで生活し始めて随分経つのに、シンが何の連絡もしてこないのを不満に思っていました。
一人はやっぱり寂しいですもんね。
で、家を訪ねてみるんですが、生憎留守。
しょうがないので、最後の手を使いました。ろうそくを吹き消したのです。
でもね、本当は、シン、ホテルに来ていたのです。ロビーにいて、ウンタクが降りてくるのを待っていたのかな?
スイートルームに現れたシン。
ウンタクは、シンが自分を避けていると思っていました。だから、情けなくて悲しくて寂しくてたまらなかったのです。
「何を言っても平気よ。覚悟はできてるから。」
「覚悟をするのは君じゃ無い。覚悟するのは私だ。」
と、シン。ウンタクには、シンの覚悟の意味が気になりました。準備が必要なら、手伝う・・・と言いました。
シンの気持ちが切ないです。
晩御飯をコンビニの軽食で・・・とウンタクは言いました。
で、シンと一緒に行ったのですが。シン、ビール2本で泥酔しちゃった。
酔っ払うと人が変わってしまうシン。明るく朗らかになり、たくさん笑います。そして、ウンタクの質問にちゃんと答えてくれました。
彼氏は?・・・・・現世では決して叶わない。
おじさんは私が好きなの?・・・・・いいや。
「おじさんの否定は肯定よ。」
と、ウンタク。
何をして今まで生きてきたの?・・・・・君を待ってた。
この答えに、ウンタクもちょいと照れた様子です。
落ち込むと雨が降るなら、嬉しい時は?・・・・・秘密だ。
「花が咲くんじゃない?」
とウンタクが言うと、シンは、それを否定。つまり、Yesなんです。
私は何人目の花嫁?・・・・・最初で最後だ。
どうして最後だと分かるの?・・・・・私がそう決めたから。
もし私が花嫁を止めると言ったら?・・・・・剣が抜けない。
「君にしか出来ない。この剣を抜かないと・・・私が・・・。」
と、そこまでいいかけて、シンは言葉に詰まりました。死ねないとは言えませんよね。
「私がきれいになれない。」
と、シンは言いました。
ウンタクは、それを、呪いがかけられた王子様がカエルになったり野獣になったりして、呪いが解けたら元の王子様に戻るという意味に受け取りました。
「初雪の日は?」
と、ウンタクが言いました。
「じゃぁ、初雪の日に。」
と、シンも言いました。
初雪が降ったら、剣を抜く約束をしました。
翌日、世間では季節外れの桜が満開になっていました。
ウンタクはそれを見て、やっぱり・・・と思いました。
シンが嬉しいと、花が咲くんだってね。
反対に、シンは自分が上機嫌でしでかした事を猛反省していました。
ドクファからも、厳しく注意されました。
が、記憶が無いんです。何故上機嫌だったのかの・・・。
でも、徐々に記憶が戻りました。
「あ~っ」
ですよ。ウンタクに剣を抜く話をしちゃったーっって。
高校までウンタクを迎えに行ったシン。
これがねぇまたまたカッコ良いのよ、シンが。
久しぶりに見る所為か、はたまたこの作品のコン・ユssiが素敵に見える所為か、とにかく立ってるだけで絵になります。元々カッコ良いんだよと言う声が聞こえそうですが
で、ウンタクを連れて行ったのが、またカナダ。
あっという間の瞬間移動ですよ。
食事をしながら、シンが確かめるようにウンタクに聞きました。
剣には何の絵が入ってる?・・・と。
「剣の柄にトラの絵がある。」
と、ウンタク。
「白虎と言うんだ。」
と、シン。ウンタクがちゃんと見えていることを確信しました。
「一体誰が剣を刺したの?」
と、ウンタクが問いました。
「最も信頼していた人だ。」
悲しい話だったのね・・・と真面目な顔でウンタクは言いました。
何歳?・・・・・939歳。
まるでデーモン閣下のようね
長生きで羨ましいとウンタクが言うと、長生きしたいのか?とシンは聞き返しました。時が止まるんだぞと。
「おじさんがいるじゃない。おじさんも長生きだから寂しくないわ。」
・・・ウンタクを黙って見つめるシン。自分はいなくなるわけですから。
辛い過去があっても、明るいわね・・・とウンタクはシンに言いました。
「1000年もの間、ずっと悲しんではいられない。運命を受け入れ、逞しく生きてるトッケビなんだ。1000年続く悲しみも、1000年続く愛も無い。」
私はあると思う・・・とウンタクは言いました。
「悲しい愛。」
せっかく来たからやりたい事があるから・・・とシンを待たせてウンタクはホテルに急ぎました。
手紙を書いています。
そして、ホテルのポストに投函しました。誰に宛てたモノなのでしょう。
シンは自分に向かって笑顔で手を振りながら駆けてくるウンタクを見つめていました。
愛しげな眼差しです。
自分の想いにシンは気付きました。
以前も書いたことがありますが、キム・ゴウンさんの声って本当に可愛いです。
所謂美人タイプじゃないけど、とても魅力的な女優さんだと私は思っています。このドラマの時25~26歳だったと思うのですが、高校生役にさほどの違和感はありません。
子供から大人まで演じ分けられるのが凄いと思います。
とても自然で、独特な表現方法で、彼女にしかできない演技を見せてくれます。
大人になっていくウンタクが楽しみです。
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