君を憶えてる 韓国ドラマOST (KBS) (韓国盤) | |
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Universal Music (South Korea) |
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僕が韓国に帰って来た理由、それはあなたに会うためだった。この瞬間を迎えるためだったんだ・・・と、ヒョンは感じました。
イ法医官は、正体がばれて、ヒョンが覚えていてくれたことが嬉しかったようです。
一方、ミンと鉢合わせした形になってしまったジアン。
イ法医官に用事があったんだけど、留守みたい・・・と言い訳しながら帰ろうとしました。
それを、ミンは邪魔しようとします。帰って来るまで待てばいいのに・・・と。
その表情が怖くてね。うっすら笑顔を浮かべて、言葉も穏やかで優しいんだけど、それがいっそう怖さを掻き立てる状況です。
ジアンも恐怖を感じていたようです。
盗った写真を返してくれと言うミンに、ジアンは怯まず言いました。
「私こそお願いします。お兄さんのために私たちに手を貸して。イ・ジュニョンを捕まえないと。あなたも自由になるべきよ。」
その言葉が響いたのか、結局、イ法医官に見つからないように、裏口から出してくれました。
「なぜ父を殺し、何故ミンを連れ去り、あなたのようにしたのか。僕たちに何を望んでいるのか!」
と、ヒョン。
恨んでるんだな・・・とイ法医官は意外そうに言いました。ここんところがやはり常人とは違う感じ方なんです。
「言った筈です。頼んでない事をされても感謝は出来ないと。」
その言葉で、ミンやあの女性が言った言葉を思い出したイ法医官。つまり、自分の考えで相手を思いやっても、問題が起るだけだということです。
愕然とした表情をしてるのを見て、ヒョンは、気づきました。
“イ・ジュニョンはヒョンを救うために父を殺し、ミンを連れ去った”と。よかれと思ってした事なんですね。
ヒョンでさえ、自分を理解してはくれない・・・と思ったイ法医官。
そのまま帰りました。ヒョンが誰かの為に時間稼ぎしてるのを、ちゃんと察しってましたね。
ジアンの事が本当に心配だったヒョン。
無事な姿を見てほっとしました。
で、こんな危険な事を、今後しないでくれと念を押しました。
ジアンは、ミンに見つかったことを打ち明けました。ヒョン、不安になりました。ミンがまた・・・と想像しないわけにはいきませんものね。相手がジアンと言う事も、可能性はゼロじゃありません。
ミンは、帰って来たイ法医官に写真の事を報告しました。
よりによってあの子の写真を・・・とイ法医官。実は、ジアンが持ちだした写真の中に、チェ刑事のが含まれていたんです。
「兄さんは僕を捨ててなかった。何故だました?」
と、ミン。
「20年前は、お前がヒョンの邪魔になると思った。連れ去る気はなかったんだ。車に乗ってたお前を見て、必然だと思った。」
と、イ法医官は答えました。
「ところで、お前たちの再会ははたしていいことか?」
と、重ねて言いました。またミンを混乱させようと言う魂胆?
ヒョンの表情を見てみろと言いました。ミンと会って幸せなのかを・・・と。
ミンにとって、やはり彼の言葉は無視できない重さなんでしょう。ムッとした表情になりました。
「お前たち二人の未来はハッピーエンドだろうか?」
そう言われた時、ミンは答えました。
「どうだろう。でもこれは確かだ。オジサンと僕の間にハッピーエンドはない。やっぱり、最後はオジサンだ。」
えそれは、自分の最後の殺人が・・・ってこと
とにかく、ミンの頭の中に、ヒョンが自分と会って幸せに感じているのだろうかと言う疑念が植え付けられてしまったのです。
相変わらずヒョンはミンにまとわりついてます。
あれこれと世話を焼き、仕事にも送って行ってます。
口では煩わしそうに言うミンですが、本当は嬉しいのです。ほんのりと笑顔を浮かべてます。ヒョンに見えないところで。
カンチーム長は、悩んだ挙句、ジアンに父である次長がした事を打ち明けました。
ジアンの父を、イ・ジュニョンと共犯関係にあるのでは・・・・と世論や捜査方向を向けさせた事です。
ジアン、こんなに上層部が関わっていたのかと、ショックを受けました。勿論、カンチーム長が正直に話してくれたと言っても、次長を許す気にはなれません。
でも、生真面目で正直者のチーム長が、自分の進退をどうすべきかとまで悩んでいるのを知ると、協力してくれと話を持ちかけました。
イ・ジュニョン逮捕の協力です。
で、イ法医官がイ・ジュニョンだということを打ち明けたのです。
ヒョンの元に、アメリカから例のカード、ミンが送り続けて来たカードが届きました。
全く気づいていなかったヒョン。今更ですが、秘書に捜してもらっているのです。
意味をミンに問いましたが、思い出さない方がいい・・としか答えません。
「これからは人を殺さないよ。」
と、突然ミンが言いました。
「そうすれば、ハッピーエンドになるかな。」
ヒョンはそうだとは言えませんでした。
「やっぱり無理なのかな。」
ため息と一緒に言葉にするミン。
「努力しよう。」
そう言って、ヒョンはミンに笑顔を見せました。
悲しいシーンです。ハッピーエンドは到底望めそうにないですよね。でも、どんな結末でも、それがその時の精一杯の努力の結果なら、ハッピーエンドと思えるのではないでしょうか。
イ法医官は、自分が“救った”子供たちは、自分の事を感謝してると、虐待する親を殺してくれて感謝していると思っていました。
でも、ジアンは考えました。
果たして、皆同じ思いだろうか・・・と。
家族を奪われたと恨みを抱いてる子も絶対いる筈だ・・・と。
ナ社長が、施設育ちの警察関係者についての調査結果が出たと連絡して来ました。
生憎、すぐに帰れそうになりヒョンは、その資料をソン刑事に預けておいてくれと言いました。
で、警察に行ったナ社長なんですが、チームでチェ刑事と会った時、顔色に出ちゃったんですよ、彼の事を調べたから。
それを、敏感に感じ取ったチェ刑事は、ヒョンの机の上に無造作に置かれたその書類を持ち出してチェックしちゃった。
そしたら、中に入っていたのは、自分の資料。
ばれた・・・と感じました。
おまけに、動揺した所為か、子供の写真を落としちゃって、トイレの個室のドアの下から出てしまったのを、ミン刑事に見られてしまうんです。
その写真、ミン刑事には見覚えがありました。
つい最近、ジアンがイ・ジュニョン関連のモノだと貼り出した写真の一枚だったからです。
ミン刑事、こっそりと写真を戻し、誰が出てくるか見張りました。
で、チェ刑事だとしっかりと確認。
疑念が湧いてきました。企画官から、外部関係者の身元確認をするからという指示を受けた事をチェ刑事にも話したのを思い出しました。
イ・ジュニョンの指紋の事で企画官が殺されたのなら、チェ刑事も疑わしい・・・と。
ヒョンも、資料を確認して、チェ刑事に疑いを持ちました。いえ、確信でしたね。
で、チェ刑事の居所を聞いたのですが、その時、既にミン刑事がチェ刑事を問い詰めてるところだったんです。
しらをきるチェ刑事に、銃を突きつけ、白状させようとするミン刑事。
でも、撃つなんてことは出来ないから、格闘になっちゃうんです。
そこに、チーム員たちが駆け付けた
で、無事取り押さえる事ができたんですが。その時落ちた銃が、ヒョンの足元に転がって来て。
拾い上げたヒョンは、失った記憶が、断片的に甦り始め、朦朧となり、意識を失って倒れてしまいました。
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