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やっぱり、ホンアは、ヒョンスが自分より恵まれていないという優越感を感じていることで満足していたんですね。
でも、一緒にスタートした脚本家への道に於いて、下に見ていたヒョンスが先にプロとして一歩を踏み出したことが、自分が落選したことより辛かったのです。そして、そう感じる事が、もっと嫌だったのです。
おまけに、ジョンソンはヒョンスを愛していたと分かりましたし、振られたからと言って、自分と付き合う気は全く無いとあっさり言われてしまいましたしね。
だからこそ、ジョンソンに対して、ヒョンスには素敵な恋人がいるということ、自分はもうヒョンスと長い間会っていないと言い続けて来ていたようです。
ジョンソンも、ウォンジュンもその言葉を信じていました。
でも、ふとしたことから、ホンアがヒョンスのアシスタント的な仕事をしていることを知ってしまいました。
ウォンジュンは、ホンアを責めました。嘘をついて、ジョンソンとヒョンスの仲を裂こうとしたと。
だから、ジョンソンに真実を告げると言いました。
ホンアは、それだけは避けたいのです。せめてジョンソンには悪い女だと思われたくないから。
ずっと自分の味方をしてくれたウォンジュンに縋りました。人の良いウォンジュンは、それを見たら、無下に突き放す事も出来ません。
正直者のウォンジュン、ジョンソンとの間で苦しみそうです。
彼が自分の言う事をきいてくれると確信してるホンアは、何事も無かったかのようにジョンソンの傍にいますが・・・。
ヒョンスは脚本家としてデビューする時、ジョンウと契約を結んでいました。
だから、今回の監督との揉め事は、ジョンウの会社経営にも影響を与えそうです。
ジョンウは、ミン監督と話をして見るようヒョンスに勧めました。
ジョンウはヒョンスにポロポーズを断られ、一旦は引きました。
でも、決して諦めたわけではなく、いつかヒョンスがこちらを向いてくれるかもしれないと、押したり引いたり・・・という感じ。
大人な対応です。
ジョンウに送られて帰宅したヒョンスを、両親が待っていました。
娘の事がマスコミに取り上げられているのを知り、心配してやってきたのです。
ヒョンスの両親、本当に理想的です。ここまで理想的な両親は、今まで見たことがないくらいに。
子供の事を愛しているのは確かですが、それが子供の負担にならないように気を配っています。子供がちゃんと独立できるよう育て、辛い時泣きたい時は、心おきなく泣かせてあげる・・・。
家族の前なんだから、大声で泣きなさい・・・と父は言いました。
親がしてあげられることは、これくらいなんだから・・・と。無条件で子供の味方をし、温かく包んであげています。
ヒョンスは、両親の腕の中で、思いっきり泣く事が出来ました。それが、気持ちを整理出来た理由の一つになったのは確かだと思います。
そして、ジョンソンへの想いも再確認したようです。両親の前で、仕事が原因で泣いてるにもかかわらず、頭を占めていたのはジョンソンの事だったからです。
ジョンソンの店は赤字続きでした。
ジョンウからは支援の期間を1年と切られているようです。残り4カ月ほどとなった今でも、まだ業績の上がらない状況に、流石にジョンソンも悩み始めていました。
従業員の一人は、ジョンソンが必ずミシュランで星が貰えると期待しているからこそ、雇ってもらったと考えていて、それが無理だと分かったら、辞めるとまで言っています。
他の一人は、大黒柱だから、お給料がもう少し高ければ有難いと正直に話しましたし・・・。
ヒョンスと顔を合わすかもしれないと言う理由もあって、TV出演を拒否して来たジョンソンですが、そうも言ってられない状況になったと考えました。
ジョンウにその考えを伝えました。
ヒョンスはジョンソンに会いに行きました。彼が言ってた言葉の意味を確認したかったのです。
“素敵な恋人”なんかいないと言いました。
好きな人いる?・・・と聞いたヒョンスに、いない・・・とジョンソンは答えました。
怒ってるように感じたヒョンスは、電話に出なかったことを怒ってるのかと問いました。
「怒っていない。ヒョンスさんに怒った事は一度も無い。」
その答えで、ヒョンスは満足したようです。
ヒョンスは、正直に言いました、後悔したし辛かった・・・と。
謝りたかったから来たの・・・とヒョンス。
誰かに告白することは勇気のいることだから・・・と。
ジョンソンはその言葉の意味を理解したようです。でも、今度はジョンソンが断りました。
今は、オーナーシェフとして店の事しか考えられないから・・・とね。
でも、それが最後通告とはヒョンスにも感じられませんでした。だから、断るならはっきり言って・・・と言ったのです。
はっきり言ってほしいの?・・・とジョンソン。
そう言われると、ヒョンスは尻ごみしました。言わないで・・・と。
この作品の好きなところは、韓国ドラマ特有の激して言い争うシーンが今のところあまり無いってことです。ヒョンスとミン監督の口論くらいでしょうか。
とても冷静な会話です。
ああ言えばこう言う・・・的な、かけあい漫才、冷静な言葉遊びの様な雰囲気を感じます。それが案外心地よいです。
脚本家という設定の所為でしょうか。台詞が多いです。
ミン監督が別の脚本家に変更しようとしていることがはっきり分かりました。
ヒョンスが書いたのではない脚本が、勝手にアップされたからです。
ヒョンスは、冷静にミン監督と話しあおうとしました。
ミン監督には、代役を頼んだパク脚本家の脚本内容について会社からクレームが来てることもあって、余計に面倒なことになってまして。
ユ監督からヒョンスを受け入れろと言われたのですが、まだ変なプライドの所為でその指示に従う事も出来ず、文句ばかり言い続けていました。
ヒョンスは、強い態度に出る決心をしました。
ミン監督とユ監督の前で言ったのです。
「監督を変えてください。」
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