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いやぁ・・・やっぱりこういう結末にしかならないのねぇ。
スジに説得された形で、銃を向けたイチーム長だったのですが、やっぱりいくら娘の為だからと言ってスジを・・・人を殺すなんてこと出来ないんですよ。
でも、それをスジが無理やり撃たせようとして、揉みあいになっちゃって・・・。
結果、引き金が引かれてしまったってわけ。
シワンはスジが死んだかと期待しました。
でも、幸い、傷は浅かったようです。
それを知った時、シワンは一旦止めていた爆弾の起動スイッチを入れたのです。
シワン母は、息子が何かをしようとしていることに気が付いていました。
なのに、すぐには動けなかったのです。
でも、シワンの部屋で、絵を見たんです。あれはユナを突き落とした時の絵ですよね。
これ以上黙っている事は出来ないと思いました。恐怖に襲われたって感じです。
すぐさま、警察に通報しました。
セウォンが閉じ込められている場所・・・知ってたっけ?見逃したのかな?
ま、とにかく、シワン母の通報で、爆弾処理班も含めた警察が急行。
ところが、セウォンの姿はありません。
シワンは、別のビルにセウォンを呼び出していたのです。こういうところが抜かりないよね。
結果的に、ギョンスが気づいてセウォンは危機一髪のところで救いだしたのです。
それを知らないスジ、イチーム長、ドハンは、シワンに翻弄されていました。
自分が死ねばよいかと言うと、遺書を書けとシワン。ユン検事長の一件の供述は全てねつ造だと書いて死ねと言ったのです。
ドハンは時間を稼ごうとしていました。
だけど、それに気付かれた時、今度はスジが廃屋から飛び降りようとしたのです。自分が標的なんだから・・・と。
でも、その瞬間、ドハンがスジの手を掴んだーっ
必死に引き上げた時、シワンが現れました。
手には1秒前で止めた起動スイッチ。
銃を構えたイチーム長に、スジを撃てと言いました。
撃てませんよね。
その瞬間、シワンは起動させたのです。
ドハンのイヤホンに爆発音が入りました。
言わんこっちゃない・・・とシワンは笑いました
でもね、次の瞬間、セウォンが無事だと言う知らせがボミから入ったのです。
勿論、ギョンスも。
それを知ったシワンは、スジを巻き添えにして飛び降りようと駆け出しました。
気付いたドハンはスジを突き飛ばし、シワンと共に、転落
即死ではなかったけど、結局、翌朝を待たず、息を引き取ってしまいました。
シワンがどうなったかは分かりません。
シワンとのやり取りは、全て録画されていました。
でも、スジはそれを削除しました。
警察の手に渡ったら、イチーム長も罰せられてしまいます。
イチーム長は、スジに謝りました。スジも許しました。と言うより、決してイチーム長を恨んでなんか無かったのですから。
1年が経ちました。
スジとギョンス、ボミは、相変わらず裏の稼業をやっています。
キム検事とも上手く付き合っているようです。
でもね、ユン検事長が居なくなったからと言って、世の悪が全て消えてしまったわけではありません。
何やら、また大きな権力を持った者が、スジたちの動きを監視しているようです。
完璧なハッピーエンドじゃなかったけど、こういう終わり方しか出来なかったと思える締めでしたね。
時間が前後したり、展開が早いので、一瞬戸惑うこともありましたが、充分理解しやすい展開でした。
キム・ヨングァンssiとイ・シヨンさんの熱演は素晴らしかったと思います。
特に、ヨングァンssiの、その時々のシーンごとに変わる表情は、本当に上手いと思いました。
勧善懲悪的な結末じゃなかったので、イマイチすっきりはしませんが。