カプトンイ 真実を追う者たち DVD-BOX2〈シンプルBOXシリーズ〉 | |
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事件は、時効が不成立。捜査が再開される事に決まりました。
それを知った刑事の面々が、皆、大喜びなのを、チャ係長は複雑な表情で見ていました。自分が逮捕されるのが、そんなに嬉しいのか、一人くらいは庇ってくれる人はいないのか・・・かな?
ムヨムは、久しぶりに制服を着て、事件の捜査状況を説明しました。
最初の事件の後、異常者が連続殺人事件を起こしている・・・と思わせるために、様々な“カプトンイのサイン”をわざと残していった・・・とムヨムは主張。
時効が停止したことで、出国禁止措置がとられ、チャ係長は海外に移住することはできなくなりました。
これで、腰を据えてじっくりと捜査ができるようになったのです。
ヤン課長も戻って来ました。何と言ってもカプトンイの専門家です。
ヤン課長は、この事件を警官として最後の事件としたいと思っているようです。
医療刑務所で、テオが刺されました。パク・ホソクの仕業でした。
ホソクは、自分が本物のカプトンイだと思い込んでて、テオのことを裏切り者だとか偽物だとかと、敵対心を持っていました。まぁ、心の病が重症化してるってことです。
この事を、テオの母は猛講義し、外の病院で治療を・・・とごり押し。
またも、テオは外に出られましたよ。
お金の力ってすごいよね。
ところで、ムヨムは頭の怪我のため、硬膜下出血が起きているようです。その状態があまり良くないとかで、手術を勧められているのですが、彼は言う事を聞いてません。
チャ係長も、その事を知っています。
ところで、チャ係長は、一旦釈放されはしましたが、自宅待機の様な状況になっています。
自宅にある彼の持ち物は、鑑定されるために、持ち出されていました。
その中に、エッフェル塔のタペストリーがあるのですが、ムヨムは、それが気になっています。
ムヨムは、それをテオに見せました。
彼ならこれが何なのか、意味の無いモノなのかを判断できると考えたのです。
マチルダは、テオに人間性を取り戻させてあげたいと思いました。
で、テオのところに通って、あれこれと試してみるつもりの様です。
マリアは、チャ係長の妻に会いました。
一番長い時間、彼の傍に居る人物ですもんね。
何か気がついた事は?・・・と問いました。でも、妻は夫を信じているようで、夫に不利になるようなことは一切話しません。
怒ったことは?・・・と聞いた時、実は・・・と話しかけたんですが、途中で気が変わったようで、そのまま何も言いませんでした。
妻はやはりチャ係長から言い含められていたんです。
ただ、“許し”と言うのが、夫の一番嫌いな言葉だ・・・と言いました。でも、これも指示だったのです。
検察は、ハン博士の事件とテオの事件を立て続けに裁く方針を打ち出しました。
チャ係長が証拠不十分ってことで、テオを死刑にして、帳尻を合わせようとしてる・・・とテオ側の弁護士は思いました。
それをテオに伝えたもんだから、もう、捨てられた気分でしょうね、テオとすると。
そして、チャ係長は、事件の証人として召喚されることになっているのです。
召喚に応じなければ、“刑事訴訟法”による犯人は自分の事件の証言を拒否できるという原則によって、自分がカプトンイだと認める事になります。
応じれば、カプトンイとして証言することになり、どちらを選んでも、自分がカプトンイだと認める事になるのです。
チャ係長、追い詰められました。
マリアを訪ねたチャ係長。表向きは妻を呼び出したことへの抗議です。
でもこれも彼の計画の一つだったみたいです。
妻がマリアに言った“許し”という言葉が一番嫌い・・・というのが、ここで生きて来ました。
マリアにその言葉を言わせ、自分が別人格に変身した様子をマリアに見せたのです。もち、これは芝居だと思いますよ。
これによって、チャ係長は、多重人格だ・・・という説が浮上したんですよ。
多重人格の一つがカプトンイだということです。
そうなれば、罪を問う事は出来なくなるかも。
そこまで読んで、準備してたように思えますよ、あたしゃ。