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ウインもテナムも、そしてべマンも病院に担ぎ込まれました。
ウインを緊急通報したのは、ヤン副官だったようです。死なせたくは無かったということですね。
ウインの傷は、肩を貫通していたようです。撃たれた場所が急所を外れていたため、大事には至らなかったのです。
やはり、ヤン副官、敢えてそこを狙って撃ったのでしょう。
テナムは、たくさんの破片が体に刺さり、意識不明でした。
ノ将軍は傷だらけで眠り続ける我が子の傍に付き添いました。
そっと手に触れようとしたのですが、出来ませんでした。
息子への愛情が無いわけじゃなさそうなんですが、どうしても軍人としての意識が先に立ってしまうのでしょうか。
Xファイルには、愛国会と防衛産業の不正が事細かに記されていました。
これを証言できる人物が必要だと考えたべマンとウインは、ホ副軍団長に狙いを定めました。
取り調べでXファイルを見せられたホ副軍団長は、必死に保身に走りました。
言葉巧みに裁判で証言することを承諾させました。
退院したウインがアジトに行くと、そこにいたのは、ノ将軍。
改めて宣戦布告しに来たようです。
ヨン・ムングと暴力団が捕まりました。
彼らは重要な証人軍医官を監禁していました。ノ将軍と交渉するための駒にしようと考えていたのです。
ヨンムングの逮捕に、軍医官と言うおまけもついて来たって感じです。
軍医官の証言もあって、とうとうノ将軍も逮捕されました。
取り調べにノ将軍は黙秘を貫きました。
イ・ジェシクとヨン・ムングの裁判が始まりました。
ホ副軍団長が検察側の証人となったため、あっさりと片付きました。
そして、ノ将軍の裁判が始まりました。
銃撃事件の原因となった暴力事件に関する偽証を強要した件、ウォン大隊長の件、軍で禁じられている私設組織に加担して賄賂等を供与した件、IMディフェンスを借名株で密かに運営し、大半の利益を横領してこと、20年前手りゅう弾事故の真相を隠すためにべマン両親を殺した件、6年前ウイン父を殺人を教唆した件・・・等々。
あまりにも多い罪状です。
べマンとウインは、一つ一つ罪を証明していきました。
しかし・・・証拠は乏しいですよね。弁論だけじゃ、弱い気がします。
ウインがどんな質問をしても、ノ将軍は怯むことなく主張し、反論しました。
途中休憩の時、連絡が入りました。
ヤン副官が自首してきたと言うのです。
実は、ヤン副官は、これモノ将軍から命令されていたのです。全ての罪を一人で背負えと。忠誠心による犯行だと言えと。
「命令を果たせなかった責任を取ってもらう。」
これが理由でした。
ヤン副官は、ノ将軍の指示通り、自分一人の犯行だとウインに話しました。
ウインは辛抱強く説得しました。
ヤン副官の意思は固く、ウインの説得に応じる様子はありませんでした。しかし、心の中では迷っていたに違いありません。鬱々とした表情ですから。
そんなヤン副官の固い鎧を壊したのは、ウインが録音したノ将軍の言葉でした。
アジトに来たノ将軍が、自分のことを道具に過ぎないと吐き出すように言っているのを聞いたヤン副官は決心しました。正直に証言しようと。
1人でウォン大隊長の事件の裁判に出ていたべマン。
軍医官の証言など、確たる証拠を提示していましたが、ノ将軍は動じる様子は見せません。
そこに、ウインがヤン副官を伴って法廷に戻って来ました。
ノ将軍は、まさかヤン副官が命令に逆らうなんて思ってもみなかったでしょう。
しかし、ヤン副官は、ウインの質問に事実を答えたのです。ウォン大隊長を殺したのを目撃したと。
そして、ウインを殺せと命令されたことも。
トドメを刺したのは、ヨン・ムングでした。
全ての悪事に多かれ少なかれ関わって来たヨン・ムングの証言に対しては、ノ将軍のいかなる反論も無駄でした。
ノ将軍は、軍人として自分が如何にこの国に貢献してきたかを主張しましたが、それは何の言い訳にもなりませんでした。
検察は、ノ将軍に死刑を求刑。
そして、裁判長は、求刑通り死刑を言い渡したのです。
ノ将軍は一切の動揺も見せず、しっかりとした足取りで収監されて行きました。
ウインは赤いウィッグを付けての行動を明らかにし、軍検事を辞めました。
これは最初から決めていた事だったようです。
1年後、べマンは昇進を断り、軍検事として勤務しています。
ハジュンは模範囚として刑期を短縮され、出所しました。
そして、アメリカに戻りました。
ウインは、ハジュンがアメリカに発つ日に帰国して来ました。IMの会長として。
空港で再会したウインとハジュンは、お互いを認め合い、今後も付き合っていく確認をしました。
テナムは奇跡的回復し、動物愛護団体で仕事をしています。
母に面会に行っていますが、会っては貰えていません。
べマンとウインはお互いの気持ちを確認しました
結構シリアスでハードボイルドな作品かと思いましたが、さほどシリアスになり過ぎず、暗くも無く、楽しく見ることが出来ました。
キャラクターゆえですよね。
なんといっても、スカッとしたのは、チョ・ボアさんのアクションです。
お勧めです。
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