goo blog サービス終了のお知らせ 

まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『雲が描いた月明かり』7話まで

2017-02-07 23:02:40 | 韓国ドラマのエトセトラ

                        

レビュー一覧は、こちらから。

さぁさぁ、このシーンがやって来ましたよ

 

パク・ボゴムくんって、私にはノー天気な明るさというのではなく、明るく無邪気な表情の底に苦しみや切なさが垣間見えるイメージがあります。

それは多分最初に彼を意識したのが「本当に良い時代」で、イ・ソジンssiの少年時代を演じていた姿だったからかもしれません。その後の「君を憶えてる」でも、悶々とした苦しみを胸の奥に抱いている役でしたし。

端正な顔立ちゆえ、切なさとか悲しみとかがいっそう強く感じられます。

 

ラオンは無事宮殿に戻って来る事が出来ました。

ヨンもほっとしています。

 

「宮殿を好きな人はいないと言いましたよね。宮殿の誰かを好きになれば宮殿も好きになるのだと。」

ラオンはビョンヨンに話しかけました。

「キム兄さん、私は宮殿を好きになりそうで心配です。」

心配だと言いながら、ラオンは嬉しそうでした。

 

ユンソンは宮中を走ってやって来ました。彼にとっては珍しいことです、そんなに焦る姿なんて。

勿論、ラオンが無事に戻ってきたかどうか確かめたかったのです。

「ホン内官は私にとって特別な人だ。宮殿で私を走らせる唯一の内官だ。」

冗談まじりの言い方をしましたが、本心でしょう。

そこにヨンがやってきました。

ラオンは、ユンソンが祖父の意志に反してでも助けたいと思う存在なのだと、ヨンは気付いています。

ユンソンは、感情を敢えて隠さないみたいです。

でも彼も切ないです。ヨンの後についていくラオンの姿を切なげに見つめていました。

最近ユンソンが描くのは、妓女の絵ではなく、ラオンでした。あの雨の日、女性用の服を頭からかぶったラオン。そして、ラオンが女性の姿になったら・・・という想像の姿。

すっかり恋してますね

 

ところが、ユンソンに縁談が起りました。

礼曹判書の娘チョ・ハヨンです。

祖父キム・ホンから切り出されたユンソンは戸惑いました。ラオンへの想いがありますからね。でも、勝手に断れる時代じゃありません。

 

ラオンは、ヨンの言葉が気になっていました。

“傍にいろ”と言う言葉です。で、ヨンに聞きました。どういう意味なのかと。

「深い意味は無い。大切な内官を傍に置きたいだけだ。」

と答えたヨン。

期待をしていたわけじゃないけど、何か物足りない気分だったのかな?ラオンは。

 

ある日ラオンは、偶然マ内官とウォルヒが恋仲だと言う事を知ってしまいました。

宮中では内官と女官の恋愛はさほど珍しい事では無いけど、一応表向き女官は全て王様のモノで・・・。

公開恋愛なんぞは夢のまた夢でした。

最近、女官の一人が妊娠すると言う事件が起ったばかりで、ウォルヒも神経質になっていました。

これまた切ない恋人たちです。

ラオンは二人の為に何かしてあげたいと思いました。

 

ハヨンは、ヨンへの想いを募らせていました。

ミョンウン公主の元に度々遊びに来るのも、ヨンに会いたいがため。

でも、ヨンは全然興味を示してくれません。表向きは丁重で優しい態度なんですけどね。

ラオンは二人の姿を見かけた時、複雑な気持ちになりました。ヨンは女性に優しい笑顔を見せていたからです。

 

キム・ホンは、純祖にホン・ギョンレの流れを汲む一党がまた騒動を起こそうとしていると報告しました。

彼らは、ギョンレの子供を中心に据えようと考えている・・・と。

その名前は、純祖にとってトラウマとなっているようです。10年前の惨劇が又繰り返されるのではないか・・・と。

一党を捕えろと命じました。

これで、キム・ホンはお墨付きを貰ったことになり、堂々とギョンレの残党を捕まえる事ができるようになりました。

 

チャン内官が珍しく掴み合いの喧嘩をしました。

見咎めたヨンが、理由を聞いたのですが、チャン内官は言いません。よその部署に移すぞと脅して、ようやく口を開かせる事が出来ました。

ヨンが男色ではないかと言う噂の所為でした。

それは次期王としては致命的な要素です。噂だと見逃す気にはならなかったのです。いくら温厚なチャン内官でも。

ヨン、思わずラオンを見てしまいました。

そして、ラオンも自分の所為で又ヨンが苦境に陥ってしまう・・・と不安になりました。

 

ユンソンに教えてもらった息抜きの場所に行きました。

そこにはユンソンも。

ユンソンは、ラオンに女性用の服を差し出しました。大切な人のために買った・・・というあの服です。

「女人に戻らぬか?」

女人として暮らせるよう協力する、いや、これは私の頼みだ・・・。服を買った日からずっと言いたかった・・・と。

 

ラオンは人形劇をしました。非番の女官たちに楽しんでもらおうという表向きの目的ですが、実は、マ内官にきちんと気持ちをウォルヒに伝えられるようにと思ったのです。劇の中で台詞として、ウォルヒだけに伝わるように・・・。

伝わりました。

マ内官は、想いを正直に口にする事が出来、ウォルヒもまた受け取ったのです。だからと言って二人が宮殿を出る事は叶わないわけで。この先どうなるのかは不明です。

でも、きちんと想いを伝える事が、二人にとって一番良い事だとラオンは考えたのです。

 

上手く行った・・・とほっとした時、これがソン内官の知るところとなり、中殿にも知られてしまってね。

内容がけしからんってことなのかな?

又お叱りを受ける羽目に。

そしたら、案の定、ヨンがやってきました。

中殿の皮肉にも負けず、ラオンを連れ帰りましたよ。

ラオンが目の前で中殿に殴られても、激高する事無く、冷静に対処しました。

チャン内官はほっとしていましたね。

 

ラオンはヨンとの間に一線を引く決心をしました。

そうしないと、ヨンにはますます迷惑をかけてしまう事になりそうだから。

普通の内官のように目を伏せ、顔を挙げず、ヨンの後ろについて行きました。

 

ヨンはラオンの態度を見て、心を決めました。

マ内官たちの事があった時、ラオンは言いました。

“好きな気持ちは止められません”“気持ちだけでも分かってもらいたいのです”

ヨンは手紙を書きました。

ラオンに渡すつもりだったのでしょうか。

 

ラオンを呼び出しました。

「お前に嘘をついた。傍に居ろというのは内官としてではない。この混乱を鎮めるため、毎晩自分自身に何度も問い詰めた末、答えを見つけた。世子である前に私は人間であり、一人の男だ。お前を恋い慕っている。それが答えだ。」

驚いたラオンは後ずさりして言いました。

「あなたは世子で、私は男です。」

 

「私の気持ちを否定するな。お前が言ったのではないか。想いが抑えきれないのなら仕方がないと。」

でも・・・とラオンは言いました。してもいい恋といけない恋があるんです・・・と。これはいけない恋だと。

「分かってる。だが・・・する事に決めた。そのいけない恋を。」

抱きすくめられた時、ラオンが戸惑いながら目を閉じたのを見て、ふっと微笑んだヨン。

で、kissですよ

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『雲が描いた月明かり』6話まで

2017-02-07 12:00:12 | 韓国ドラマのエトセトラ

                        

レビュー一覧は、こちらから。

 

一瞬険しい表情になったユンソン。東宮殿の内官だからなのか、はたまた愛する人だからなのか・・・と意味を探ったようです。

でも冷静になって問いました。連れて行くのが私だから許さないのですか?・・・と。

そしたら、ヨン、ふっと鼻で笑っていいましたよ。お前など眼中にない・・・。

「ではなぜですか?」

と、重ねてユンソンが問い、ヨンが答えに窮した時、思わぬ邪魔が入りました。妓女たちです。

 

ユンソン、妓房では有名人ですからね。

ラオンは、ラッキー・・・とそれに乗りました。

ラオンの姿を見た瞬間、ヨンは頭が冷えました。そうだ、ラオンは男だった・・・とね。

 

ところで、ビョンヨンは一応ヨンの護衛ではありますが、もう一つの顔を持っています。

何やら朝廷に対抗する勢力の一味のようです。せんだって、中殿キム氏の懐妊祝いの席上、キム・ホン目がけて矢を射た者がいたのですが。

その者たちと同じグループのようですね。

仮面をかぶって豪商を狙って強盗に入り、得た金品を民に分け与えているようです。義賊ですかね。

ラオンが、ユンソンと歩いている時、その捕り物に巻き込まれちゃって。賊の仮面が外れたのをラオンは見てしまったのです。

ビョンヨンだと気付いたみたいですが・・・。敢えて問いただすようなことはしていません、今のところ。

その仮面、キム・ホンたちは見覚えがあるようです。ホン・ギョンレと言う名前が出ていました。それ、ラオンの父なんですって。まだ表には出て来ていませんが。

 

ヨンは、ラオンに対する態度を一変させました。

自分の世話をさせることもなくなり、なるべく遠ざけようとしてます。ラオンは意味が分かりません。

 

でも、一方でヨンは自分がどんどんおかしくなって行くのに気が付いてます。

息苦しく、顔がほてり、幻が見える事もあるわけで・・・。

御医を呼んで何の病気か聞きました。・・・そりゃぁ、あーた、恋煩いですよ

「お身体に異常は見られません。それは寡婦や尼僧の病だと記されています。」

と、言い難そうに答える御医

「恋してはならぬ者を好きになり、胸を痛めているうちに・・・。」

あ~はっはっはっ

ますます混乱するヨンでした。

 

ある夜、ラオンは突然見張り番だと太平館に呼び出されました。マ内官の企みです。

例の舞を披露した女性をご所望という清の使臣に、ラオンの事を話したのです。女だとばらしたってわけ。

興味が湧いた使臣に、ラオンを差し出したわけです。

何も知らないラオンは、突然連れて行かれ、逃げ出す事も出来ませんでした。万が一逃げ出したりしたら、ヨンを苦境に陥れる事になるし、国にも多大な迷惑がかかる事が分かっています。

嫌だけど部屋を飛び出す事は出来ませんでした。

拒絶したのですが・・・。

危ないーっと言う時、飛び込んで来たのは、ヨン

 

使臣を突き飛ばし、斬り捨てようかと言う勢いです。

そして、ラオンの手を取ってそのまま出て行ったのです。

 

なぜあそこに行った危険だと分からなかったのか何故逃げない

怒りをぶつけるヨン。

でもね、たかが内官の身でしかないラオンには、ヨンの迷惑になる事が分かり切ってて、そんな事できる筈ありません。

ヨンだって分かっていたでしょう。

でも、怒りが湧いてきてその感情を押しとどめる事は出来なかったのです。

 

事が事だけに、大騒動になりました。

純祖も流石にヨンを庇う事は出来ません。

ラオンは即刻牢に入れられました。

そして、ラオンの釈放を願い大殿の前に跪いたヨンですが、許されず、東宮殿に軟禁ということになってしまいました。

もしかしたら、廃位になるかもしれない・・・と同僚内官から聞いたラオンは、気が気じゃありません。

 

マ内官は沈黙していました。

でも、チャン内官にラオンが女だということをばらしてしまおうとしたんですよ。世子が男色だと言う噂が立ったので。

そこに現れたのは、ユンソン。

ユンソンは、ラオンを使臣の元に送ったのがマ内官だと知っていました。それは、ラオンが女だと知ってるからだということも。

釘を刺しました。

この秘密が漏れた場合、マ内官を殺す・・・と脅しましたよ。

 

ヨンは密かに牢にやって来ました。

ビョンヨンやチャン内官に協力してもらったのです。

まだ私に怒っていますか?・・・とラオンが尋ねました。

「お前は悪くない。お前を見ると何故か腹が立つ自分に対して怒っている。」

そして続けました。

「一つ約束しろ。今後誰かのために我慢するのはやめろ。私のためなら、絶対に。」

約束します・・・とラオンは答えました。

 

使臣は、百歩譲って、世子ヨンを清に連れて行くのは止めるが、その代わりにラオンを清に連れて行くと言いだしました。

ユンソンは、いつもの冷静さを失って思わず大声で反対しました。も、結局どうしようもなくて・・・。

ラオンは、使臣団と共に清に向けて出発するしかありませんでした。

 

出発する直前、内官の長であるハン内侍府長がラオンに会いに来ました。

家族に、事情を説明するから・・・とラオンの家族について聞いたのですが。何やら思い当たる事がある様子です。

10年前の騒乱の時に家族を失くし、現在18歳だとラオンが言ったのを聞いて、え?・・・という表情をしましたからね。

 

行列に突然矢が射かけられました。ヨンです。

一人で行列を止め、使臣に刀を突きつけました。

無謀です。

キム・ホンたち重臣も駆け付け、ヨンのやり方に反対しました。

どう見ても無謀なやり方、ヨンらしくないと思ったらやっぱり。これも作戦の一環だったのです。

 

実は、裏でヨンは使臣の違法行為を調査していました。

立場を利用して密輸なんぞをやっていたんですね。今回、いつもより多額の貢物を要求したんだけど、その中からかすめ取るなんて事もしていたようです。

その証拠をつかんだものの、清の皇帝が朝鮮の者の言葉を信用してくれるかどうか分かりません。

だから、現行犯で捕まえ、その状況を清の役人に目で見てもらおうと考えたってわけ。

 

これには、ビョンヨンやユンソンの働きが大きく寄与していました。

元々、ビョンヨンは密輸で儲けている悪徳商人から金品を奪おうと言う計画を遂行中だったので、情報は持っていました。

その一部をヨンに差し出したのです。

そして、ユンソンは密輸計画の詳細を突き止めたのです。

 

使臣は捕まり処刑されるようです。

 

ラオンは釈放です。

ヨンが目の前に現れた時、ラオンは幻かと思ったでしょう。

もう朝鮮には帰れないかもしれないと、諦めかけていたでしょうからね。

 

「私を見ると腹が立つのでは?」

とラオンが聞きました。

「今もそうだ。腹が立つ。だが、姿が見えないと、もっと腹が立つ。だから、私の傍にいろ。」

きゃぁ~っ

 

分かりましたよ。現代劇ではこっ恥ずかしい台詞も、史劇では全然そうじゃないってことが。

少々仰々しい言い回しでも、史劇だから普通に聞こえてしまうんですね。

あ、これは私個人の感覚ですので、皆さんに共通するモノではありません事をお断りしておきます・・・。

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『雲が描いた月明かり』5話まで

2017-02-07 10:46:09 | 韓国ドラマのエトセトラ

                       

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨンは、ラオンが見えなかったようですね。

チャン内官たちにも、舞の踊り手を探させていましたが、妓女たちも知らない人だったとしか分からず。

ただ、舞の内容を考えると、内情に通じた人物しか知り得ないわけで。その時、ヨンはラオンの事が頭に浮かんだのです。

自分の傍に常に控えていて、振りつけにしても、自分が変更した箇所等を知っていたわけですからね。それに、舞と歌は、一度見たら覚える・・・とラオンが話していたこともありましたし。

で、ラオンはどこだ?・・・となりました。

 

その時、声をかけたのはユンソン。

確か、東宮殿に・・・と嘘を言い、時間を稼ぎました。

 

なにせ、ラオンは着替えなくてはいけませんでしたからね。

ユンソンは、ラオンの内官の服を取りに行っていたのです。

ラオンは、この期に及んでも、ユンソンに対して男だと言い張ろうとしました。世子ヨンにとって、重要な意味を為す宴だと聞いたから。東宮殿に勤める自分はやはり・・・と。

でも、ユンソンが言ったのです。

「ならば、女の身で内官になったのはどうしてだ?」

ラオンは絶句して何も答えられませんでした。ユンソンも、それ以上は問いませんでした。

 

東宮殿に急ぎ戻ったヨンは、そこで仕事をしているラオンを発見。

自分の勘違いだったか・・・と思いました。まさかね・・・と自分の考えに呆れました。

 

ラオンはミョンウン公主に呼ばれました。

池に浮かべた小船でお茶を飲みながら、公主に恋文を出した人についてあれこれ問われました。

で、気付いたのです、公主。

差し出し人は、自分ではない他の誰かを公主だと間違ったのだ・・・と。エピソードが自分では無く、傍に居た女官のウォルヒの事だと気付いたのです。ウォルヒは美人なんですよ。

ショックを受けた公主が思わず立ち上がったため、船が大揺れに揺れちゃって、ラオンが池に落ちちゃった。

 

飛び込んだのはヨン。

偶然、ヨンが庭園を散歩してたんですね。で、風邪気味だから、今日はチャヒョン堂から出るなと命じていたラオンが、呑気に出歩いてる・・・と見てたってわけ。

その時、ラオンが池に落ちたのです。ためらう事無く、ヨンが飛び込んだ後、わらわらとヨン付きの内官たちもヨンを助けるために飛び込んじゃって。大騒動ですよ。

ラオンはチャン内官から大目玉です。恐れ多くも世子様が・・・ってことですね。

そしてそれを目撃したのが、またもユンソン。

ま~、皆お散歩好きなんだから。

 

ユンソンは、ラオンを追いかけて行きました。

肩に服を着せかけました。

驚いたラオン。ユンソンだと知ると、やはり緊張しました。自分が女だと知ってる相手ですからね。

「秘密がばれたと思っているのか?秘密を二人で共有してると思ってほしい。そうすれば心強い筈だ。誰にも口外しないから、避けないでくれ。」

ラオンはこの言葉に対しても、何も言いませんでした。

そして、もう一人ラオンが女だと言う事に気付いた人物が。やはりマ内官でした。あの時、ラオンが着替えてるのを見たのは。

いったいどうやって審査をすり抜けたのか、不思議に思っています。

 

清の使臣団から、朝鮮に対して貢物の目録が出されました。つまりはプレゼントの要求・・・強要ですな。

それが以前と比較すると、物凄く多くなっていましてね。

ヨンが疑問を挟みました。

「代理摂政を認めてもらうためには、清の使臣次第なのです。」

と、キム・ホンが言いました。搾り取るつもりなんでしょう・・・とね。

でもヨンには、それがキム・ホンの差し金だとしか思えません。

純祖は、仕方ないことだ・・・とそのまま要求をのむつもりのようです。

「私は目をつぶる事はできません。」

きっぱりとヨンが言いました。キム・ホンは渋い顔です。

 

使臣に世子ヨンの摂政就任について問われたキム・ホンは、能力はあるが、まだ時期尚早だと答えました。

この使臣のアジョッシが、何とも生臭坊主的な雰囲気ぷんぷんでしてね。

キム・ホンと結託してるのは間違いないようです。

で、宴の最後に踊った女人が・・・なんて、口にしましたよ。マ内官がそれを耳にしましたからね。ラオン、窮地に追い込まれそう・・・。

 

ラオンは体調を崩していました。うなされながら寝ているラオン。その傍についているのはヨンでした。

ラオンは夢を見ていました。

昔、秋夕の天灯祭りの時、母と生き別れになってしまったのです。母は兵に追われていました。娘のラオンを男の子に見せかけていたのも、追っ手から逃れるためだったようです。

もう逃げられないと思ったのか、ラオンを市の物売り商の台の下に隠れるよう言い、自分が囮となって逃げ出したのです。

ラオンは事情が全く分からないまま、母とその日を最後に会えないでいるのです。

うなされながら泣くラオンを見て、ヨンは涙をぬぐってあげました。自分と同じように母を追い求めていると知り、いっそうの親近感を覚えたのかもしれません。

ところが、ラオンは付き添ってくれたのをビョンヨンだと思いこんでいました。ヨンはがっくりです。

 

でもね、ラオンに秋夕の休暇を与えましたよ。

休みを取りたがっていたのを聞いていましたからね。ラオン、大喜びです。

 

ヨンとユンソン、今のようによそよそしくなったのは、いったい何時からなんでしょう。

幼い頃は一緒に遊び、無二の親友でもあり、忠実な臣下でもあったユンソンです。なのに・・・ねぇ。

ユンソンは、何故摂政を引き受けたのかとヨンに問いました。

「この朝鮮から外戚を排除するためだ。」

と、ヨンは冷たく言いました。

外戚・・・キム・ホン一族のことですね。ユンソンもまたそれに含まれるわけです。表情がこわばったユンソンでした。

 

ラオンは秋夕の天灯祭の日、母と別れた橋の上で立っていました。

もしかしたら、この場所に母が現れるかもしれないと思ったのでしょう。今回だけじゃなく、毎年続けてきた事なのかもしれません。

でも、母は現れません。

現れたのはヨン。

ヨンはラオンの行動を知っていたようです。うわごとで呟いていたのかも。

 

結局、ヨンに付き合わされて祭り見物に行ったラオン。それなりに楽しかったんですね、これが。

ヨンは天灯を買いました。

この時、偶然、チョ・ハヨンと出会ったのですが、ヨンは特に気に留める事も無かったようです。でも、ハヨンは、ヨンに一目ぼれしちゃった感じです。仕方ないよね、あの爽やかさだもん

 

一つの天灯。

ラオンは、ヨンの願いを書くよう言いました。世子様の願いが優先・・・ってことです。

でもね、ヨンが書いたのは、ラオンが母に会えますように・・・という文。

天灯を挙げる時、ラオンはそれを知りました。

あれが世子様の願いですか?・・・とラオンが聞きました。

「そうだ。お前の願いが叶う事が私の願いだ。」

く~っ惚れてまうがなって感じ

 

ヨンはこの時、ラオンの顔が例の舞手と被る事に気が付きました。

違うと思っても、どうしても一緒に見えてしまうんです。、

 

この二人を、ユンソンが見ていました。

実はユンソン、ラオンと会う約束をしていたんです。

遅くなって駆け付け、必死にラオンを探し当てたら、そこにはヨンもいて・・・。

一旦は、引き返そうとしました。でも、気持ちが変わりました。

踵を返して、ラオンのところに行ったのです。

「私と先約がありまして・・・。」

と、ヨンに断り、ラオンと一緒に行こうとしたユンソン。

 

世子の手前、一瞬気まずそうな表情をしてラオンですが、先約をした事は真実ゆえ、ユンソンについて行こうとしました。

でもね、ヨンがラオンの手を取って引き留めたのです。

「だめだ。」

そして、抗議しようとしたユンソンを見て、ラオンを自分の方に引き寄せ、言いました。

「私の内官だ。」

この言葉がねぇ、“ネサラン”って響き、良いですねぇ「麗」でも、ジュンギssiのセリフでありましたよね。

自分の味方、側だ・・・という意味と、愛する人だという意味の両方あるようですから、何とも趣が深い単語だと思います。

三角関係勃発ですな

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする