とうとうですよ スンウくんの、ドラマ日本デビュー
来週7月7日からの本放送を前に、ドラマの内容、出演者の紹介、ドラマ制作の意図等々、見せてくれました。
でもねぇ、60分かと思ってたら、45分。それに、殆どがイ・ビョンフン監督とキム・ドフン監督との対談でしたんで、スンウくんファンには少々・・・いや、大変物足りないものでしたねぇ。もっと、インタビューがあるかと期待したのにね
まずは、主人公ペク・クァンヒョンでドラマ初出演となるスンウくんの紹介。
この時流れたのが、これら
もっと観たかった・・・ま、本題と離れるのでチラ見になっても仕方がありませんけどね。ファンとしては、国営放送でスンウくんの姿を出来るだけ長い時間見られるのを期待してしまうんで。
ジョンフン監督談。
「≪トンイ≫の時に、チ・ジニさんより先に彼に出演依頼しましたがダメで≪チャングム≫の際にも断られて≪イ・サン≫の際も出ないと。だから3度も断られた俳優なんです。」
無垢な笑顔が・・・という表現。そーなんですスンウくんの笑顔は無垢なんです
「常に安らかで笑顔の人。一目で穏やかに見える人であることが重要なんです。ハンサムで、演技も上手くて・・・。そういう人を探していたら、チョ・スンウさんがぴったりでした。」
と、ビョンフン監督
そして、スンウくんのインタビュー
余談ですが、スンウくんの目って、真面目な表情でも笑ってるように見えて、つい、こっちまで笑顔になってしまいます。これは、ファンという欲目だけじゃないと思うんですが・・・如何
で、その他のジニョン=イ・ヨウォンさん、カン・ドジュン、イ・ミョンファン、チャン・インジュ達とのかかわりを説明。
次に、実在の人物ペク・クァンヒョンについての説明。
歴史書の中で、ついに‘神医’と呼ばれるまでになるクァンヒョン。そこに至るまでの険しい道のりをさら~っと紹介。
で、番組の殆どを占める二人の監督の対談です。と言うよりは、ビョンフン監督のドラマに対する考えを拝聴するコーナーにも思えましたが・・・
まぁ仕方がないですよね。キム・ドフン監督が入局した時、既にビョンフン監督は製作局長だったとかで、雲の上の人物だったわけですからね。
それでも、ビョンフン監督の凄いところは、そういう後輩の作品を見て、素直に良いところを吸収できるところですよね。決して自分の方法に固執しないところです。時代劇では、ラブストーリーというのはエピソードの一つであってアクセサリーに過ぎなかったわけです。だから、それを主題に置いたドフン監督の「太陽を抱く月」が成功するのか、半信半疑だったようです。
でも、それが大成功だった・・・。
時代劇でラブストーリーが受けないと言うのは間違いだった、どんな物語を描くのか、どうアプローチしていくのかによって、いくらでも成功できると悟った・・・とビョンフン監督は仰ってました。
また、ドラマは決して甘くない、こう作れば良いというものは存在しない・・・とも。
一方、ドフン監督は、なかなか芽が出なかったようです。で、ある時、自分を見つめ直す為に、スペインを旅したんですって。
その旅を経験して、悟ったのが‘自分の前にどんな偶然が現れても、その偶然を楽しむようにすべきだ’という事と仰ってました。
旅から帰った後、しばらくドラマ製作とは離れた職場に異動になり、ドラマを外から見つめる事が出来たようです。そして、視聴者がTVで見たいのは、こういうものなのでは?・・・という考えがわいたとか。自分は、それまで自分が作りたいものしか考えてこなかったということに気付いたんだと。
二人の監督それぞれに、準備段階として、役の性格や感情について、俳優さんたちと綿密な打ち合わせをするようです。
その方法は、監督さんによって違いますが・・・。
ドフン監督は、お酒を飲みに行くとか。子役の時は、それが出来ないから、たくさん話しをし、感情について説明をしたと仰ってました。
ビョンフン監督は、2ヶ月もかけてセリフの指導をするそうです。現代劇に比べて劇的で内面的な表現が多く、発声や呼吸法にあまり慣れてない俳優が演じるので、その訓練の過程で俳優さんたちとコミュニケーションをとるようにしているそうです。
で、やはり韓国のドラマ撮影の厳しさを二人とも挙げていました。こんなにドラマ好きな国民はあまりないだろう・・・と。
「パリ、パリ(早く、早く)」というのが、韓国ではよくつかわれるセリフだけど、その所為で細かいディテールが出来て無くて荒削りな作品になってしまう・・・と正直な感想を述べてらっしゃいましたね。
でも、その反面、視聴者の意見を聞きつつその要求に合わせたドラマ製作が出来るという利点もある・・・と。
ドラマ好きな国民性の理由を、ビョンフン監督は次のように指摘していました。
「韓国は地理的に大きな国に囲まれています。常に周囲の脅威を感じていました。重い苦痛を常に抱える民族でした。そんな民族はうっ憤も多く夢も多いです。夢は苦痛を忘れさせる精神的な避難先だったんです。苦痛を夢に昇華させるためにドラマを見て主人公に感情移入して自分が主人公になる。ドラマは夢だと思います。視聴者に楽しい夢を見させること、それがドラマ演出家の責任だと思います。」
確かに・・・と思いました。
その他、ハン・サンジンssi、イ・スンジェssi、イ・サンウssi、キム・ソウンさん、ソン・チャンミンssi、ユソンさんのインタビューがありました。
まだご覧になっていない方。スンウくんの無垢な笑顔を、是非一度ご覧になってください。
この特別番組は、勿論、録画保存しましたよ
見逃した方、再放送があります 7月6日(土) 8:30~9:15 BSプレミアム です。
なお、このブログ内での「馬医」のレビューは、こちらからどうぞ。