2013/6/12 昨日、多摩川河川敷公園のすぐ外、河原の端っこで天鵞絨毛蕊花を採って来ました。テーブルに飾っていますが、水吸いも良好で、朝には昨日はまだ硬い蕾だったのが花開いていました。
▲多摩川の河原で咲いていた天鵞絨毛蕊花はまだ1mも伸びていませんでしたけれど、これからもっと伸びて、1.5~2mくらいにはなるのです。
ところで、この花の名前、何と読むかご存知ですか?
「ビロードモウズイカ」です。
ビロードというのは葉っぱを触ってみると納得します。ビロードの手触りなのです。(もっとも、僕はびろーどに詳しくはありませんが、多分そうでしょう)
では、「毛蕊(モウズイ)」と言うのは何?
▲「毛蕊」の「蕊」というのは雄しべと雌しべのことだそうです。その「蕊」に「毛」がいっぱい生えているので、「毛蕊」なのです。何とも理屈っぽい命名ですね。
うっすらと見える毛は写真をクリックし、拡大して見て下さいね。
帰化植物なのですが、開けた土地でしか繁殖しないので、他を押しのけて繁殖するような強さはないのだそうです。また、薬用としても古くから使われて来たようで、いろいろと効用があるようですね。
昨年のブログは http://blog.goo.ne.jp/1940sachiko/d/20120622 参照。
我家の空き地に一昨年あたりから生育し始めて、昨年の夏に開花、
そのまま立ち枯れ状態でしたので、種子をばらまいておいたところ、
最近になって発芽して、多くの苗ができています。このまま近辺の
空き地に増えるのだと思います。増やして良いのか思案中です。
大森 康司