ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

我が家の節電――その②

2012年07月27日 | 家庭の事象

暑い夏が続いていますね。暑さに負けて体調を崩しては元も子もありませんし、かと言って、冷房使い放題では地球の環境にも自分のお財布にも大いなる負担がかかってしまいます。

まあ僕は8月生まれだからでしょうか? 夏の暑いのはさほど苦にはなりません。生まれ落ちた瞬間からこの日本の暑さだったのですから、人生で最初に適応した気候だったわけです。それでも寝苦しい夜(熱帯夜)はあります。

ですから、暑さを、室内の暑さを和らげる工夫はいろいろと試してみました。簾(すだれ)を垂らしていた時期も長かったのですが、最終的に辿り着いたのが遮光ネットでした。一昨年の夏からこれを使っています。

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▲簾と比べての利点は安くて軽くて長持ちすること。それにしっかりと固定できるので、風にも強いことです。一番向こうの色付きのヤツは以前からあったもので、勿体ないので使っています。手前の黒い2枚の遮光ネットが本命。

1枚のサイズは2m×2m、ハトメが8つ付いています。上部のハトメは小さなカラビナでロープにかけていて、遮光ネット同士を離せば左右に開くこともできます。布団を干す際にはそうしています。左右や下の部分はハトメに紐を付けていますから、しっかりと張っておきます。

そして重要な点は、遮光ネットをベランダの手摺りの外側に垂らすこと。手摺りのコンクリートや金属部分が直射日光に当たって高温になるのも室内が暑くなってしまう熱源なのです。直射日光に当てないだけで、コンクリや金属の温まり具合がかなり違ってきますよ。

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▲我が家のベランダです。遮光ネットによるたったこれだけの日陰が出来るだけで、ずいぶん違うものです。ちなみに温度計をベランダのコンクリの上に置いて温度を測ったところ、遮光ネットの日陰部分では33~34℃、向こうの日なた部分では39℃でした。時刻は13時ころです。

ところで、またまた今回もタイトルが落ちです。実は「節電」と言っても、我が家にはエアコンがないのです。遮光ネットを付けようが付けまいが、使用電力は変わらないのです。若いころは地獄のように暑い部屋に住んでいたこともありました。それでも、エアコンは購入せず何とか凌いで来ましたから、暑さには強いのでしょうね。

年老いて耐えられなくなったら、購入することにしましょう。

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