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575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

柚子を浮かべて    鳥野

2014年12月23日 | Weblog
「一陽来復」とは、なんという明るい言葉。
手元の歳時記には、冬至の傍題として出て
います。
冬の日は短く、雪の日も厳しい風に耐えた
日もようやく過ぎて、いよいよ太陽の復活
です。

極北の地は勿論のこと、世界各地に民俗行
事があって、クリスマスもその祝祭の一つ
とさえ言われてています。

柚子湯もささやかな祝い事の一つでしょう
か。香り高い金色の実を浮かべて、ゆっく
り入浴。耐える事の多かった冬の日とも間
もなく決別。春はもうすぐです。

吾が浴室はコンパクトで手狭、趣きのない
のは難。それでも、柚子は高く香っていま
す。
  
・バスルーム丸ごと香る冬至の夜 鳥野  

               
コメント (1)
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