Umi kakasi

自分が感じたことを思うままに表現してみたい。

4強入りできず残念 錦織圭

2015-01-30 13:35:56 | 日記
全豪オープンテニス
センターコートのロッド・レーバー・アリーナ


男子シングルス5回戦 準々決勝 

世界のカべは厚かった。
 
世界の強豪を相手に優勝まであと3戦と言うところでの敗退、本当にご苦労さんでした。
錦織選手の躍進は、これまでは、「テニスは富豪のステータス」と思われた競技を、
ここまで身近に感じさせる、スポーツに導いた貢献は計り知れない、だが世界は広い、
特にテニス界に於いては、新進のプレーヤーに、負けられないと言うプライドも
あるだろう。
それほど欧米のプレーヤーは強豪ぞろいだ、技術よりも強豪と言われる選手には
何かがある、錦織選手もまだまだ若い、着実に経験を重ねれば、自然に何かを備える
選手になれると信じ、一層の躍進に期待して応援しようではないか。
今回の全豪オープンでの、べスト4進出はならなかったが、錦織圭が世界に強さを
見せつけた戦でもあった気がする。

第5シードの錦織圭と第4シードのスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦

 
錦織圭は、スタン・ワウリンカと対戦。ワウリンカは世界ランキング4位で、
錦織との対戦成績は1勝2敗とワウリンカが上回っている。
しかし直近の対戦となった14年全米オープン準々決勝以来の対戦、あの時ワウリンカに
フルセットで競り勝ったとはいえ、彼の過去の実績を見る限り強豪には違いない。
特に、全米オープンのリベンジと立ち向かう、ワウリンカにはさすがの圭も、
圧倒されたようだ押して向かってくる、ショットやサーブのあの力強さの対応に、
自分の思うプレーを作るのが遅れたようだ。期待された錦織の全豪4強入りは、
1932年の佐藤次郎以来83年ぶりの4強入りを逃したものの、世界の強豪へ、新生、
錦織圭の存在を示したようだ。

   
錦織圭は、今回のワウリンカには、全米と違い気迫に押された、相手のサーブを
読み取れず、相手のストロークにも、ついて行けずミスの連発も多々あったようだが、
悔しいのは第3セットのタイブレークで放った、ドロップショットの選択だった、
「あれが一番悔しい、だが間違っていな」何と言っても、タイブレークで
追いつきながら何度も制しきれず,最後まで試合の流れをつかみ切れなかった
事が、今日の敗因に繋がったと語った。

  
この勝負、ワウリンカが言っているように、この第3セット、何が起きるか判らない
状況の中で、第3セットの最後になった、この日20本目のエースを決め終わらせると、
ワウリンカは雄叫びを上げた、試合後ワウリンカが言っていたが、第4セットまで
持っていかれたら、何が起きるか分からなかっただろう、あの第2セットの10ゲームが
試合を左右したベストマッチの一つと挙げ、安堵の顔を見せながら語った事は、
ワウリンカの本音だろうた。
それほど、世界の強豪たちに立ちはだかる、錦織圭の存在を見せつける、大会にも
なったようだ。

 

錦織 圭 対戦結果
 

5回戦 S・ワウリンカ(ランキング4位)の、ストレート勝ち
0-3 「3-6 4-6 6-7」

4回戦 D・フェレール (ランキング10位)
3-0 「6-3 6-3 6-3」

3回戦 S・ジョンソン (ランキング38位)
3-1 「6-7 6-1 6-2 6-3」

2回戦 I・ドティッグ (ランキング86位)
3-1 「4-6 7-5 6-2 7-6」

1回戦 N・アルマグロ (ランキング69位)
3-0 「6-4 7-6 6-2」