Umi kakasi

自分が感じたことを思うままに表現してみたい。

ベスト8入り錦織圭・決めた。

2015-01-28 10:18:45 | 日記
全豪オープンテニス
センターコートのロッド・レーバー・アリーナ

 

男子シングルス4回戦 大会8日目
大会3年ぶりの8強をかけ、
第5シードの錦織圭と第9シードのダビッド・フェレール(スペイン)と対戦


一昨年前の(2013年)同大会4回戦で対戦した時は、錦織がストレートで敗れている。
昨シーズン(2014年)は3月のソニー・オープン男子、5月のムチュア・マドリッド・
オープン男子、11月のBNPパリバ・マスターズと最終戦・ツアー・ファイナルズ予選
ラウンドロビン、と4度対戦し、4戦とも錦織がフルセットの末に勝利をおさめ、
現在フェレールに4連勝中ではあるが、ランキング10位のフェレールは、今シーズン、
カタール・エクソンモービル・オープンからスタートし、決勝でT・ベルディヒ
(チェコ共和国)をストレートで下し、今季初の優勝を飾って挑んだ、今大会には、
自信を持って臨んできている。

 
錦織は、4回戦の相手(フェレール)については「次は必ずと言っていい程、長い
ラリー戦になると思うので、リズム的にはストロークは、自然と良くなってくる
でしょうし、得意ではないですけど、どっちかというと自分のテニスが良くなり、
やりやすい相手ではあると思います。」と答えながら、その同じ全豪オープン
テニスの、4回戦で再び対戦することになった。


フェレール戦を前に、これからの対戦について、チャン氏はこの3戦を振り返り、
錦織が、フェレール選手との戦いに挑むに当たり策を与えた。
これからの強豪に、勝つための重要な条件として、
「試合に集中しろ。絶対にあきらめるな。攻撃的に行け」と指導したようだ。

「序盤から集中して試合に入る事」、「絶対にプレーを諦めない事を挙げた」、
「ゲームは攻撃的に行け」、この3つを頭に刻み、4戦目の相手フェレール戦に
挑めと注意したようだ。
ゲームのスタートから、相手に立ち向かう気持ちと、プレーに集中しろと言う
事が大事だとそれは2戦、3戦で、第一セットを落とした事を、指して言って
いるようで。
フェーレール選手を相手に、先手を奪われては2,3戦のように簡単に、
立て直す事は難しくなるだろう。このことを敢て伝えたかったようだ。

 
フェーレールは、どんな球でも拾いながら攻めてくる、特にラリーには飛び抜けて
強い選手だ、自分からあきらめ弱さを見せれば、必ずそこを突いてくる、根負け
した方が負けだ、精神的な弱さは決して、フェーレールには見せるなと言う。

チャン氏は、3回戦の試合内容を分析し、圭は「少し守りに入った」事で、それが
第4セットへ行く要因にもなった。ラリーだけではだめ、フェーレール選手のペース
に乗せられない為にも、チャンスを見つけ攻撃的に行くべきだと指導したようだ。

  
この4戦の戦いが変わった、錦織の攻撃的サーブ(ワイド)外え流れる球と、セカンド
サーブの確実性が高い為、リターンでの得点力が増した事が、勝因に繋がったようだ。

昨年フェレールに、連勝しているとはいえ錦織にとっては油断できない相手でも
あるが、同じ全豪オープンテニスで同じ轍は踏まない、今年は2年前と違う、
ランキング5位の意地に賭けても負けられない一戦、日本のエース錦織圭にとって、
雪辱の舞台でリベンジ、勝利に繫げた。

第4戦
第1セットは、「6-3」
第2セットは、「6-3」
第3セットは、「6-3」
2時間7分


錦織圭、D・フェレールに、1セットも取られる事もなく、ストレート勝ち。
チャン氏の指導が奏したのか、ベスト8進出を決め、3年ぶりに準々決勝へ進む
ことになった。

錦織のボティーニ・コーチの出身国アルゼンチンの、新聞記者ホセ・ルイス・
ドミニクさんは、日本の錦織は「若くて才能がある」と次世代のホープとして絶賛。
「昨年の全米オープンでの活躍(準優勝)は現地で見たが、今回の全豪では、さらに
試合運びが上達している」強烈なバックハンド、素早いフットワークとショットの
進化には目を見張るものがあると安定性を評価。今回の全豪で優勝の可能性も
「当然ある」と断言した。

錦織圭 試合後の会見で、
 
フェーレール戦は、全部よかったと言った。
相手のフェーレール選手は、格上と言うか挑戦者の気持ちで、臨める相手だった
ので、結構自分から打っていけたのが、最初からよかったんだと思います。
本当に勝てて良かった、これは錦織の本音だろう。

次戦、ワウリンカとのについて、全米OPで死闘を演じた相手でもある、試合の
ことはよく覚えている。敗れたとはいえ、世界屈指のプレイヤーと、フルセット
戦えたことは自信にもなった。もちろん次戦は、厳しい戦いになると思もわれるが、
ここまで上手くできているので、きっと良い試合結果が期待されるように、
頑張りたいと語った。


今までの場内外の、多くの皆さんの応援には感謝している、アウェーとは思えない、
次の第5戦でもみなさんの、熱い応援よろしくお願いしますと会見を終えた。


錦織 圭 対戦結果

5回戦 S・ワウリンカ(ランキング4位)


前回の全米オープン準々決勝で、フルセットまで持ち込み、ワウリンカとの対戦では、
(3-5、7-5、7-6、6-7、6-4)と死闘の4時間15分の戦いを錦織が制したが。
だが油断できないワウリンカ、過去の実績を見る限り強豪には違いない。
全米オープン:ベスト4(2013)ベスト8(2010,2014)
全仏オープン:ベスト8(2013) ウインブルドン:ベスト8(2014)
全豪オープン:優勝(2014)ベスト8(2011)

4回戦 D・フェレール (ランキング10位)
3-0 「6-3 6-3 6-3」

3回戦 S・ジョンソン (ランキング38位)
3-1 「6-7 6-1 6-2 6-3」

2回戦 I・ドティッグ (ランキング86位)
3-1 「4-6 7-5 6-2 7-6」

1回戦 N・アルマグロ (ランキング69位)
3-0 「6-4 7-6 6-2」