メジャー第3戦、第143回 全英オープン選手権

ロイヤル・リバプール ( Golf Club, Hoylake) 、7,312 ヤード、パー 72
1日目:R・マキロイ 2日目:R・マキロイ 3日目:R・マキロイ 最終日:優勝
マキロイ逃げ切りの優勝
全米プロ:全米オープン:全英オープン:グランドスラマーに近づいた若き獅子
タイガーの記録には1つ及ばなかったが
雨のせいか、グリーンを見定め、攻めるアンダーパーの多さ、やはりこのようなところで
プレーする、一流の選手が見せてくれた、技術の凄さを見せつけられたようだ。

3日間首位を走るマキロイは、2位に6打差の首位でスタートしたが、一時は、
2位ガルシアに、2打差まで追い上げられながらマキロイは、最終日を4バーディー、
3ボギーの71でラウンドしたマキロイは、果敢に攻めるガルシアと、米国のリッキー・
ファウラーに2打差をつけ、通算17アンダーの271で、初日からの首位を守り、
完全優勝を成し遂げた。
1934年に「マスターズ」が設立されて以来、ヨーロッパの選手として初めて、異なる
メジャー3大会での優勝を成し遂げたのである。
2011年全米オープン、12年全米プロに次ぐ、14年全英オープンで、メジャー3冠を達成。
12年BMW選手権以来、米ツアー7勝、欧州ツアーでも7勝目を挙げ、
優勝賞金は97万5000ポンド(約1億6950万円)を獲得した。
ゴルフの世界で、マキロイは、これでタイガー・ウッズとジャック・ニクラスに続き、
25歳までに3つの異なるメジャーを制した3人目の選手となった。
この夏、ウェントワースで開催された「BMW PGA選手権」の優勝でスタートさせた
マキロイは、全メジャーの内の四分の三の、制覇を成し遂げることになった。
この勝利により、公式世界ゴルフランキングを2位に戻し、これまでジーン・サラゼン
ベン・ホーガン、ゲーリー・プレーヤー、ジャック・ニクラス、そしてタイガー・ウッズ
のみが果たしている、グランドスラム達成へ向け、残すは「マスターズ」のみとなった。
2打差の2位には、リッキー・ファウラーとセルヒオ・ガルシア共に届かず。

「ライダーカップ」のチームメイトであるマキロイに対し、2打差に詰め寄る
ガルシアだったが、15番で致命的なボギーを叩いて、ライバル(マキロイ)の
プレッシャーを軽くすると、最終的にはマキロイに2打差詰める事が出来ず、
最終日を66のスコアーで終えた。

上がり4ホールで3つのバーディを奪い、最終日を「67」でラウンドしたファウラーは、
これで2014年のメジャーの成績を5位(マスターズ)、2位(全米オープン)、
そして今回の2位(全英オープン)とした。
4位には単独で、ジム・フューリク(米国)が13アンダーで続いた。
日本選手で期待された松山英樹が、最終ラウンドで意地は見せた、小田孔明が共に、
中日(2日目・3日目)に獲れない(延ばせないのは、メンタルの弱さなのか)
遅すぎる反撃が課題のようだ。これは日本選手全体に言える事ではないだろうか?
松山英樹は、最終日。半袖姿でイーブンパー38位タイからティオフし、序盤から
アグレッシブにプレー。前半1つスコアーを落として迎えた、8番からは3連続
バーディーを決めながら、大事なところの16番(パー5)では、2オンから3パットで
パーとするなど、グリーン上で精彩を欠くプレーは、出さなくてよいボギーをたたいた、
経験は大きな収穫だろう。そしてパープレーで迎えた、最終18番のロングホールを、
バーディフィニッシュ、最終日は5バーディ、4ボギー通算1アンダー「71」で
4日間の戦いを終えた。
が問題は決勝ラウンドに入る3日目に、確実に、スコアーを伸ばすことが出来なければ、
メジャーを制することは厳しいのではないだろうか。

「3日目は、4オーバーなので、明日はパープレーに戻す。いや、アンダーパーにして
上がってきますよ」と、自らに気合いを込めて挑んだ最終日、4オーバーの58位タイ
から出た小田孔明が、2番でのバーディ直後、3番でトリプルボギーを叩きながらも、
5番から4連続バーディ。さらに後半のインでは、3バーディを決め8バーディー、
1トリプルボギーの67をマークし、有言実行「67」をマークし、松山と同じ通算
1アンダーまで巻き返してフィニッシュした。
現在日本ツアーでトップを走るだけあって、小田が実力を最終日に見せつけてくれた。

前年覇者のフィル・ミケルソンは、首位マキロイに、最終日15打差を、どれほど詰め
られるかだったが、4打差つめただけ、やはり優勝を目指すなら、第2・第3ラウンドの
スコアー次第と言う事なのか、だが3日目の34位から、最終日に23位、5アンダーは
さすがに、昨年の覇者と言えるだろう。

今季メジャー初戦のタイガー・ウッズは、最終日「75」で、トップと23打差の通算
6オーバー69位は屈辱的成績でメジャー復帰初戦を終えた。
この大会ウッズは、15回出場し3回も優勝している、余程相性の良い大会なのだろう。
だが、あまりにも考えられない今回の成績、やはり腰の手術をしてから、まだ4ヶ月
やはり準備不足だったのだろうか、無理しないであの強いタイガーの、完全復活を
多くのファンが、待ち望んでいる事を忘れないでほし。がんばれタイガー。
メジャー第3戦、第143回 全英オープン選手権
最終成績順位(決勝ラウンド)
タイガーの記録(18アンダー)にR・マキロイ1打届かず
1位 17アンダー 通算271 R・マキロイ
2位 15アンダー S・ガルシア: R・ファウラー:
4位 13アンダー J・フューリク:
5位T 12アンダー M・リーシュマン::A・スコット:
7位T 11アンダー C・シュワーツェル:E・モリナリ:
9位T 10アンダー V・デュビッソン: S・ロウリー:G・マクドウェル:
12位T 9アンダー D・ジョンソン:R・カールソン:R・ムーア:
15位T 8アンダー S・ギャラハー:デビッド・ハウエル:F・モリナリ:
18位 7アンダー ジョージ・コージー:
19位T 6アンダー K・ブラッドリー:A・カブレラ: C・カーク: M・マナセロ:
23位T 5アンダー P・ミケルソン:J・ローズ:C・ウッド:
26位T 4アンダー アン・ビョンホン:T・ビヨーン:D・クラーク:B・ハーマン:
ベン・マーティン: J・ウォーカー:
32位T 3アンダー クリストファー・ブロウバーグ:D・ハーン:H・メイハン:
D.A.ポインツ:
36位T 2アンダー B・グレイス:L・ウーストハウゼン:ジョーダン・スピース:
39位T 1アンダー T・ジェイディ: 松山英樹:小田 孔明:ケビン・スタドラー:
H・ステンソン:B・トッド:マーク・ウォーレン:G・ウッドランド:
47位T Eイーブン グレゴリー・ボーディ:P・ケーシー:Z・ジョンソン:
S・シンク:
51位T 1オーバー J・ダフナー:B・ハース:T・ワトソン:
54位T 2オーバー M・ジョーンズ:M・クーチャー: K・ナ:K・ストリールマン:
58位T 3オーバー J・デイ:ジェイミー・マクレアリー:R・パーマー:
クリス・ロジャース:J・センデン:B・スネデカー:
64位T 4オーバー L・ドナルド:ビリー・ハーレーIII:T・オルセン:C・ホフマン:
ブルックス・コープカ:
69位 6オーバー T・ウッズ:
70位 8オーバー M・カイマー:
71位 9オーバー M・エブリー
72位 10オーバー ライン・ギブソン

ロイヤル・リバプール ( Golf Club, Hoylake) 、7,312 ヤード、パー 72
1日目:R・マキロイ 2日目:R・マキロイ 3日目:R・マキロイ 最終日:優勝




マキロイ逃げ切りの優勝
全米プロ:全米オープン:全英オープン:グランドスラマーに近づいた若き獅子
タイガーの記録には1つ及ばなかったが
雨のせいか、グリーンを見定め、攻めるアンダーパーの多さ、やはりこのようなところで
プレーする、一流の選手が見せてくれた、技術の凄さを見せつけられたようだ。

3日間首位を走るマキロイは、2位に6打差の首位でスタートしたが、一時は、
2位ガルシアに、2打差まで追い上げられながらマキロイは、最終日を4バーディー、
3ボギーの71でラウンドしたマキロイは、果敢に攻めるガルシアと、米国のリッキー・
ファウラーに2打差をつけ、通算17アンダーの271で、初日からの首位を守り、
完全優勝を成し遂げた。
1934年に「マスターズ」が設立されて以来、ヨーロッパの選手として初めて、異なる
メジャー3大会での優勝を成し遂げたのである。
2011年全米オープン、12年全米プロに次ぐ、14年全英オープンで、メジャー3冠を達成。
12年BMW選手権以来、米ツアー7勝、欧州ツアーでも7勝目を挙げ、
優勝賞金は97万5000ポンド(約1億6950万円)を獲得した。
ゴルフの世界で、マキロイは、これでタイガー・ウッズとジャック・ニクラスに続き、
25歳までに3つの異なるメジャーを制した3人目の選手となった。
この夏、ウェントワースで開催された「BMW PGA選手権」の優勝でスタートさせた
マキロイは、全メジャーの内の四分の三の、制覇を成し遂げることになった。
この勝利により、公式世界ゴルフランキングを2位に戻し、これまでジーン・サラゼン
ベン・ホーガン、ゲーリー・プレーヤー、ジャック・ニクラス、そしてタイガー・ウッズ
のみが果たしている、グランドスラム達成へ向け、残すは「マスターズ」のみとなった。
2打差の2位には、リッキー・ファウラーとセルヒオ・ガルシア共に届かず。

「ライダーカップ」のチームメイトであるマキロイに対し、2打差に詰め寄る
ガルシアだったが、15番で致命的なボギーを叩いて、ライバル(マキロイ)の
プレッシャーを軽くすると、最終的にはマキロイに2打差詰める事が出来ず、
最終日を66のスコアーで終えた。

上がり4ホールで3つのバーディを奪い、最終日を「67」でラウンドしたファウラーは、
これで2014年のメジャーの成績を5位(マスターズ)、2位(全米オープン)、
そして今回の2位(全英オープン)とした。
4位には単独で、ジム・フューリク(米国)が13アンダーで続いた。
日本選手で期待された松山英樹が、最終ラウンドで意地は見せた、小田孔明が共に、
中日(2日目・3日目)に獲れない(延ばせないのは、メンタルの弱さなのか)
遅すぎる反撃が課題のようだ。これは日本選手全体に言える事ではないだろうか?


松山英樹は、最終日。半袖姿でイーブンパー38位タイからティオフし、序盤から
アグレッシブにプレー。前半1つスコアーを落として迎えた、8番からは3連続
バーディーを決めながら、大事なところの16番(パー5)では、2オンから3パットで
パーとするなど、グリーン上で精彩を欠くプレーは、出さなくてよいボギーをたたいた、
経験は大きな収穫だろう。そしてパープレーで迎えた、最終18番のロングホールを、
バーディフィニッシュ、最終日は5バーディ、4ボギー通算1アンダー「71」で
4日間の戦いを終えた。
が問題は決勝ラウンドに入る3日目に、確実に、スコアーを伸ばすことが出来なければ、
メジャーを制することは厳しいのではないだろうか。

「3日目は、4オーバーなので、明日はパープレーに戻す。いや、アンダーパーにして
上がってきますよ」と、自らに気合いを込めて挑んだ最終日、4オーバーの58位タイ
から出た小田孔明が、2番でのバーディ直後、3番でトリプルボギーを叩きながらも、
5番から4連続バーディ。さらに後半のインでは、3バーディを決め8バーディー、
1トリプルボギーの67をマークし、有言実行「67」をマークし、松山と同じ通算
1アンダーまで巻き返してフィニッシュした。
現在日本ツアーでトップを走るだけあって、小田が実力を最終日に見せつけてくれた。

前年覇者のフィル・ミケルソンは、首位マキロイに、最終日15打差を、どれほど詰め
られるかだったが、4打差つめただけ、やはり優勝を目指すなら、第2・第3ラウンドの
スコアー次第と言う事なのか、だが3日目の34位から、最終日に23位、5アンダーは
さすがに、昨年の覇者と言えるだろう。

今季メジャー初戦のタイガー・ウッズは、最終日「75」で、トップと23打差の通算
6オーバー69位は屈辱的成績でメジャー復帰初戦を終えた。
この大会ウッズは、15回出場し3回も優勝している、余程相性の良い大会なのだろう。
だが、あまりにも考えられない今回の成績、やはり腰の手術をしてから、まだ4ヶ月
やはり準備不足だったのだろうか、無理しないであの強いタイガーの、完全復活を
多くのファンが、待ち望んでいる事を忘れないでほし。がんばれタイガー。
メジャー第3戦、第143回 全英オープン選手権
最終成績順位(決勝ラウンド)
タイガーの記録(18アンダー)にR・マキロイ1打届かず
1位 17アンダー 通算271 R・マキロイ
2位 15アンダー S・ガルシア: R・ファウラー:
4位 13アンダー J・フューリク:
5位T 12アンダー M・リーシュマン::A・スコット:
7位T 11アンダー C・シュワーツェル:E・モリナリ:
9位T 10アンダー V・デュビッソン: S・ロウリー:G・マクドウェル:
12位T 9アンダー D・ジョンソン:R・カールソン:R・ムーア:
15位T 8アンダー S・ギャラハー:デビッド・ハウエル:F・モリナリ:
18位 7アンダー ジョージ・コージー:
19位T 6アンダー K・ブラッドリー:A・カブレラ: C・カーク: M・マナセロ:
23位T 5アンダー P・ミケルソン:J・ローズ:C・ウッド:
26位T 4アンダー アン・ビョンホン:T・ビヨーン:D・クラーク:B・ハーマン:
ベン・マーティン: J・ウォーカー:
32位T 3アンダー クリストファー・ブロウバーグ:D・ハーン:H・メイハン:
D.A.ポインツ:
36位T 2アンダー B・グレイス:L・ウーストハウゼン:ジョーダン・スピース:
39位T 1アンダー T・ジェイディ: 松山英樹:小田 孔明:ケビン・スタドラー:
H・ステンソン:B・トッド:マーク・ウォーレン:G・ウッドランド:
47位T Eイーブン グレゴリー・ボーディ:P・ケーシー:Z・ジョンソン:
S・シンク:
51位T 1オーバー J・ダフナー:B・ハース:T・ワトソン:
54位T 2オーバー M・ジョーンズ:M・クーチャー: K・ナ:K・ストリールマン:
58位T 3オーバー J・デイ:ジェイミー・マクレアリー:R・パーマー:
クリス・ロジャース:J・センデン:B・スネデカー:
64位T 4オーバー L・ドナルド:ビリー・ハーレーIII:T・オルセン:C・ホフマン:
ブルックス・コープカ:
69位 6オーバー T・ウッズ:
70位 8オーバー M・カイマー:
71位 9オーバー M・エブリー
72位 10オーバー ライン・ギブソン