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Umi kakasi

自分が感じたことを思うままに表現してみたい。

決着:「”将来”から”うち”」

2012-08-09 18:51:57 | 一言・ほっとけない?
あまりにも国民を愚弄した三党合意
何だったの? 国会のこの1週間
日本独特の言葉遊び「灰色:玉虫での決着」互いに、勝手な解釈で時間つぶし

衆議院選挙制度改革を先送りし、解散選挙を遅らせる為に、出来も
しない選挙制度改革案を、民主党の輿石が考えた奇策、絶対合意に
至らない策、比例代表の40の定数削減や、泣いて喜び、公明党が飛びつく
連用制を、民主党案として提示した。このままでは改訂できない状態で、
先延ばしを計りながら、輿石幹事長は「違憲状態で解散をやるの」、
出来ないでしょうと、一蹴し笑みを見せた。
その裏には、どんな事があっても絶対に、総理に解散はさせないと言う
思惑で、このまま任期いっぱい、来年まで引き伸ばすのが本音のようだ。

衆議院選挙制度改革法案の改正問題、「違憲状態」を国会議員一人
一人が、本気でやる気になれば、小選挙区定数の「0増5減」を先行
実施すれば、すぐ出来ることを、国会議員全体が、早期の選挙はしたく
ないと、言うのが本音のようだ、三党合意している「政権与党の民主党、
選挙すれば全滅の可能性大」「それに旧態状態から、抜けきれない自民党」
「国民に理解得られない、日和見主義の公明党」等が、本気で選挙制度の
改訂には、消極的なこの状態で、解散総選挙といって本気で解散出来るのか、
ただただ,選挙したくないというのが、政党と国会議員の本音のようだ。
特に民主党は、政権党としての態をなしていない、選挙がすぐでも、
任期いっぱい引き伸ばしても、ここまで国民を騙し、愚弄し続ける政党を、
国民、誰からも認めてもらえない、政党になっている事を、自覚する事も
出来ない、情けない国会議員集団に、先はないだろう。
この腑抜けになった、民主党を厳しく追い詰めてきた自民党が、どうした
ことか腰砕け、この政党(自民党)にも明日は見込めないと、あきれる
国民静観の中、
 
午前9時 民主党、城島国体委員長が、自民党、岸田文雄国対委員長に、
三党による党首会談を要請した。
そして解散時期については、法案の成立した暁には、「近い将来に」
信を問うと言う形で理解をお願いしたい。これに対し自民党からは、
石原幹事長は、もっと具体的な表現を言って、いただかなければ、
私どもは到底納得できないと記者団に語った後の、

民主党の両議員総会が、5時過ぎから開かれた。
民主党両議員総会で野田総理は、内閣総理大臣の専権事項、大権として
解散の時期を明確化・明示することはどんな事情があってもできません。
明示することは先例もないし大事な局面ですけれども、あっては
ならないと思っている。解散時期は明示できないという一方で、
党首会談で、谷垣総裁の理解を得たいと、言う意向を示した。
これに対し、自民党は幹部会合を開き、党首会談に応じる事を決定した。
午後7時半初めに民主党からは野田:樽床、自民党からは、谷垣:石原に
よる消費税増税法案の行方を、左右する会談が始まった。
はじめは民主党の樽床:自民党の石原の同席もあったが8分ほどで
離席した後、
 
自民党総裁は、私(谷垣)と野田総理二人で、交渉する中での終わりごろに、
公明党の山口代表も加わり、三党の党首会談を行い、三党が合意をした、
野田総理は、いろいろな意見交換もあったが二つのことを確認をしました。
第一は3党合意を踏まえて、一体改革関連法案については早期に成立を
期すこと。二つ目は一体改革関連法案が成立した暁には『近いうち』に
国民に信を問うと言うことで三党が合意をした。
 
午前中の『近い将来』と言う表現から『近いうち』にという表現に変える
ことで、三党は合意。この合意で自民党が提出を構えていた、不信任案
問責の提出を、当面見送る事を正式に決めた。会見で谷垣総裁は、記者の
質問「近いうちに」とは、いつ頃を想定しているかと聞かれ、苦しい答弁、
きょう話しを詰めたのは「それ以下でもそれ以上でも」ない、
こういうことです、と聴いていて、訳の判らぬ答弁、あえて記者の質問、
この国会中の事かと問われ? 「近いうちに」と言う事と、言って、
多くを語ろうとしなかった。
野党6党がすでに提出している、内閣不信任案は、衆議院本会議で採決
されるが、自民党と公明党は、この採決には欠席の方向で動き、
法案は否決される見通しとなった。
また三党が合意した一体改革関連法案は、あす成立する見通しとなった。
官邸で野田総理は会見で、最終的には党首同士が腹を割って話しをして、
何党の為ではなくて、日本の為に、この局面を打開しなければいけないと、
まぁ、そういう話し合いを、先ほどさせていただいた。
記者からこの合意、自民党との間で「密約」があるのかと問われ、
ありませんと答えた。

しかしこれほど騒がせた、解散論議の中で急遽合意した裏に何かあるのか
『近い将来』から『近いうち』にはどんな意味を持つのか、この曖昧な
表現を、自民党は、これまで、民主党の野田総理が、解散時期を確約
しなければ、衆議院では内閣不信任案・参議院では問責決議案の提出も
辞さないと、強硬姿勢をとり続けていたが,
こんな中で、国民は3党合意の民主党と自民党:公明党の党首が集まり、
国民にはわけの判らぬままに、消費税増税を柱とする社会保障・一体改革
関連法案を成立させることで、理解不可能な三党合意をした。
衆議院の解散時期については、「成立した暁には『近いうち』に信を問う」
と言う言葉で合意したようだが。あまりにも国民を馬鹿にした話。
この合意の会見で、谷垣総裁は“近いうち“だと一言、不快な顔を見せた?
それまで「もめに、揉めた」『近い将来』が『近いうち』で合意した
言葉遊びに、谷垣総裁は「『近いうち』というのは、それなりに意味の
重い言葉で、私は重い言葉であるというふうに受け止めています。
そして、必ず信頼に応える行動をしてもらえると思っている」と言うが、
相手は本気なのだろうか? 足をすくわれて、泣くのは誰よ。
これまで自民党は、解散時期の明示を要求してきた経過から、石原幹事長は
これまで『近い将来』ではいつを指すのか、漠然としている、当然納得
できるものではないと言いながら、何故合意したのか、自民党にも、
公明党にも国民が納得できる説明が、必要なのではないだろうか、
それとも野田総理と谷垣総裁と二人だけの、32分間の会談で「密約」が、
あったのか、このままでは、『近い将来』で決められず『近いうち』で
合意したことで、この言葉の解釈を、自民党は今国会中と受け止め、
民主は秋以降と、さまざまな憶測が飛び交い、疑心暗鬼を呼び、
新たな波紋を作り出したようだ。
この曖昧な表現「近いうち」について党本部の会見で、いつを想定して
いるのかと、問われ「皆さんの解釈に任せる」とはぐらかし、

党内若手の3党合意破棄を主張する、若手の賛同を得るには、きわめて
曖昧すぎる言葉「うち」では、到底、納得させられる様なものに
なっていない。暫くはこの言葉の解釈で民主:自民共に党内荒れる
事だろう本当にこんな事で、日本の政治は良いのだろうか、
国民を向いた政治を期待したいが。国民は置いてきぼりに、
党利党略:私利私欲に群がる政治家ども、次の選挙覚悟しておけ?
野田総理は、衆議院解散の時期を具体的に、あれこれと論議する
事はなかったと言い。
民主党輿石幹事長は、今国会中に衆議院解散という意味では解散は
『ないだろう』と語った。
一方自民党のベテラン議員は「解散は今の国会の会期末だ」と言った。
この合意『近いうち』の解釈で、国会騒乱の元になるか?
この言葉の解釈は、暫くは、国民の注目の的になろう。
自民党の谷垣さん、国民を甘く、なめたらいかんぜよ。