徘徊老人のひとりごと 熱海日乗（令和６年８月１日、木曜日、晴れ）

　　今朝も岸壁に行った。カマスが釣れ始めたと言う情報が出回ったのか、４時半に行ったらもう何人も見知らぬ人がいて、そのほかに友達の分も場所取りをしている人がいて、隙間がなかった。ひどい人になると夜に場所取りをしてホテルに宿泊して朝に「ここは自分が場所を取っていたのだ」と主張する人だ。夏休みシーズンになるとテントを貼って夜中宴会をしてというヤカラも出てくるのでトラブルも耐えない時節になる。なんとか隙間を見つけて釣りをしたが気分が悪い。このような状況になると朝の涼しい風を受けて釣り糸を垂れるというのんびり感に浸れなくなる。しょうがないので午後の暑いひだまりの中で釣りをしなければならなくなる。まあ、そう言っても、今日も今夜の分の食料を調達したので６時に釣りをやめて引き上げた。
　ワタシの住んでいるマンションは午後には日陰になるので、エアコンを切って上半身ハダカで過ごす。そのまま昼寝をしたら、少し風邪を引いたかクシャミが出た。ハダカで居ると自分の醜いお腹が気になる。顔にはシミが出るし、老醜をさらけ出しているから、人前にはでたくない。運動をしなければと思うのだが・・・。午後、オリンピックの競歩を観ながら、少しは歩こうと部屋を行ったり来たりして５千歩歩いた。競歩に出る予定の日本の女子選手はひとりだけ出場し、出場予定のもう一人の選手は自身への誹謗中傷のため出場を辞退したそうだ。柔道の阿部詩号泣事案（？）についても誹謗中傷が発せられているそうだ。ワタシはどこからどこまでが「誹謗中傷」にあたるかは分からないが、めげないで頑張ってほしい。感じ方は人それぞれだから、それに対するリアクションもそれぞれなのだろう。
　　夜は今朝釣ったカマスを刺し身にした。安い冷しゃぶと常備菜で晩酌。オリンピックは種目が多すぎて酔ってくるとなにがなんだかわからなくなる。今日も８時半には寝室に引っ込んだ。