徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和5年12月16日、土曜日、雨のち晴れだが強風)

2023年12月17日 | 日記

  朝まで雨と風が強かった。一週間前、三島図書館に行った際に「今日、返却された本」の棚に

     

   こんな本があった。うん(?)橋本治?98歳になったの?奥付の著者のプロフィールを見ると1948年生まれだ。ワタシより1歳上だから76歳か?そうだよな~~。98歳なはずはないよな~。橋本治と言えば「泣いてくれるなおっかさん、背中のイチョウが泣いている、男東大どこへ行く」だったかな?詳しいことは忘れたが全共闘最終世代(?)で、こんなタテカンで一躍有名になりイラストレーターやら小説家やら随筆家や編み物の本を出したりマルチタレントぶりを発揮した人だたよな。(うる覚えだ)この本は橋本治の随筆かと思ったら、2046年の近未来の小説なのだそうだ。帯には「橋本流老人小説の傑作」と。読むと、老人の特性(笑)をよくとらえていて、そうだそうだと読み進む。「老人はなぜ文句を言うのだろうか?」「老人であるがゆえに、老人は文句が多い」「老人とは、存在自体が不本意である、生きた自己矛盾である」。はははと笑ってしまう。読み終えて「あとがき」を見たら「この作品はフィクションです。その証拠に、2017年が終わった段階で、私はまだ六十九歳です」と書いている。最近マスコミへの露出がないな~~とWikipediaで調べてみると、2019年1月に肺炎で亡くなっていた。70歳だったんですね~。合掌だ。もう我らは「その時」に備えて心の準備しなければならない。

  9時過ぎると雨が上がった。

  

  虹が出た。

  

  あっちにも出た。

     

   「庭」の茂みの中の明日葉の花(?)が咲いた。草刈り業者が入った時に「刈らないで」と注文をつけたのだ。天ぷらにして食べることができるのだ。

  引籠りしていたので夕方徘徊に出たら雨が降って来たので引き返した。

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