徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

カルチャーショック(9月29日)

2010年09月29日 | 日記
今月は東京に2週間余り滞在した。
これまでは「お客さん」だったが、2週間も滞在すると、「家人」としての扱いを受ける。

そこでショックだったのは、日本人の「細かさ」だ。

端的なのは「ゴミの分別」だ。
環境保全を目的に「ゴミ」を「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」に分別するのだが、
日本はこの分別がもっと細分化されている。
「資源ゴミ」(チラシ、新聞紙)同じ紙でもダンボールや菓子箱やティッシュの箱などは別に出すらしい。
「燃えないゴミ」はペットボトル、プラスチック、酒瓶など全部それぞれに分別する。
ペットボトルのキャップはプラスチックなので、外してプラスチックゴミとして捨てる。
酒瓶の金口はまた別なので、それも分別する。果物や魚のトレーも分別する。

 なんだか、お金を出して買ってきたものを、自分で分別して捨てなければならないし、
間違って捨てると「別の家人」から「それは違うでしょ!ちゃんとマナーを守りなさいよ!」と
お叱りの言葉が飛ぶ。

まるで監視されているみたいだ。

 マンションのエレベーターの壁には「ゴミ分別」についての「注意書き」が貼られており、
「仕分けするのに人手がかかりますから、各ご家庭でちゃんと分別して出しましょう」と
 書いてある。これじゃあ、雇用促進には繋がらないな~~と思った。

 近年、香港でも「環境保全」に注意が向けられ、公共の場では二種類くらいの分別はあるが、
マンションには、それがない。

なにを捨ててもよいのだ。

 だから、テーブルの脇にゴミ袋を置き、飲んだり食べたりしながら缶ビールはポイ捨て、
トレイはポイ捨てができる。これらのゴミは各階の大きなゴミ捨て容器に入れておくと、
回収され、またそのゴミが人の手によって各種類別に分別されるのだ。
ある種、雇用の促進につながっているのだ。

 だから、東京に戻って大変神経が疲れた!

 経済大国の中国ですか? そんなものあるわけがない!(大都会はあるかもしれないが)
 歩道に設置されたゴミ箱の中にガキの排泄物を捨てる人もいる!
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