ワタシは現在の社会変化や変革のスピードについて行けないジジイだ。 例えば、英語の単語やその他の言語の単語がわからない時にはスマホのgoogle翻訳アプリに単語を打ち込んでその意味を調べるのだが、このアプリにいちいち単語を指で入力しなくても写真機能を使って、翻訳したいものを写真に撮ると瞬時に翻訳してくれるということも知らなかった。試しに外国語の本のページを写真に撮ったら瞬時に日本語に翻訳されている。「すげ~」。翻訳の精度はさておいてでも、これはすごいことだ。知らなかったな〜。これからは海外に行っても、写真に取れば何だって翻訳してくれるんだ。例えば、授業で英作文の宿題を出されてもいちいち辞書で首っ引きして何時間も掛けて翻訳して50点とったとしても、たとえ誤訳が多くて同じ50点でも瞬時に翻訳してくれる翻訳アプリが便利だ。日本語から英語に簡単に翻訳してくれる。頭を悩ませる必要がないのだね。これから精度がますます上がって誤訳がなくなれば、和文英訳の授業などどうなるんでしょうかね〜?それだけではない。どんな言語にも対応しているからな〜。これはマレーシアから買って来た不思議な味のビスケットだが、このラベルに印刷されてあるアラビア語も瞬時に翻訳してくれる。意味はANEKA BISKUT RAYAと書かれたのをそのままアラビア語文字にしたものだった。マレーシア語でビスケットの詰め合わせだ。おもしろい面白いと午前中はヒンディー語の小説やタミル語など写メして翻訳を見て遊んだ。
それからもうひとつ、これもスマホに関連することだが、ホテルの予約はホテル予約サイトの「アゴダ」を利用しているのだが、この予約サイトにはキャッシュバックの特典制度がある。以前はマイページにポイントが貯まる方法でそれを使って予約の際に充当させることができたが、今はキャッシュバック制度に変わった。このお知らせがメールで来ると、それをクリックするとキャッシュバックする方法を選択する箇所が現れてそこにクレジットカードか銀行を選択して口座番号などを入力すればそれでキャッシュバックがなされた。ところが最近、このお知らせが来てもキャッシュバックする方法に画面が進まない。「なんでなんだ!?」と焦った。今回のキャッシュバック金額はUSドルで42ドル56セント(邦貨で6584円、円安でキャッシュバック金額も1ドル154円!)だ。これがキャッシュバックされないと大損だ。申請期限があと3日と出ていた。よくよく見ると、キャッシュバックはスマホのアプリでなければキャッシュバック受取申請を受け付けないと書かれていること気がついた。これもスマホか〜?!スマホにアプリをインストールをしてキャッシュバックの手続きをすると簡単に出来た。パソコンなどのWEBじゃできないのか!ったく!なんでもかんでもスマホでやらなければならない時代が刻々と近づいている。海外ではレストランでの注文もQRコードを読み取ってメニューから注文するところもある。WI Fi使ってないときはどうするの?ジジイはついていけない。
クレジットカードのワンタッチ決済が進み、シンガポールなどは地下鉄もクレカでタッチして乗車できる。でもワタシの場合は先日もイオンでレジで読み取り機にタッチしても承認されなかった。クレジットカードをかざしても読み取ってくれないことが、まま、ある。なぜか?タッチする時、手が震えてブレるからだ。別にアル中ではない。カードを差し込んで支払いを済ませた。(苦笑)ジジイはますます出不精「引籠り」になるか岸壁に行って海を見つめているしかない。村上春樹氏のエッセーの中に「釣り竿を我慢強くいつまでも海に向けている老人。彼の目は海を飽きることなく見つめることに慣れている。歳月をかければ、人はそういう海色に染まった眼球を獲得することができる」という文章がある。(『懐かしいふたつの島で ミコノス島、スペッシェス島』)エーゲ海にもそういう老人がいるんだ〜。熱海にも居るよ。
今日は朝から雨なので午後から国会中継を観た。午後1時から自民党議員の質問は、問題追求の質問ではないので昼食後の睡魔が襲って、総務大臣も財務大臣も目を閉じている。観ている方も眠くなる。野党の立憲民主党蓮舫さんの質問から総理も大臣も緊張した顔になった。米国ではにこやかだった岸田総理も日本国内では野党議員から「森元総理への電話での聞き取り調査」について厳しい質問に苦しい言い訳を繰り返している。午後5時55分には最後のトリとして山本太郎氏が登場!この人が登場すると「これで国会中継を終わります」となるので、登場するなり途方も無い質問をするのだ。以前に「総理は辞めるんですか?」と質問したこともある。今日は「総理はいつ能登に行かれるんですか?」だったが、国会中継はこれでおしまい。
雨の今日一日無駄にすごしたような・・・。