徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人 東海道53次膝ガクガク旅~まとめ~

2014年05月12日 | 街道を歩く
   東海道53次の歩き旅は、24日間で歩いたことになる。
   ブログでは25日となっているが、3日目は雨のため歩かなかったからだ。
   東海道53次の宿場に興味があったり、歴史に興味のある人ならば
   じっくり宿場を観て歩くのだろうが、
   「歩く」ことに目的を持ちながらも、中途半端に宿場や寺院見物をしたため
   時間が掛ったし、旧東海道の道を間違えたりした。
   まあ、このあたりが「徘徊老人」たる所以だ。

     万歩計による歩いた累計は 9,235,384歩
     歩幅65センチ換算で        516キロ
       
       トレッキング・シューズはこの通り。
       買い替えしなければならない。
   
     費用は15万円くらい掛った。
    それでも費用節約のため静岡までは通勤して歩いたのだが
    これも逆に考えれば、その地点に戻るのに時間がかかり
    その地点からのスタート時間が遅くなり実質歩く時間が少なかったと
    いう欠点があった。
    まあ、それでも熱海に戻り温泉で疲れをいやすのはいいもんだった。
    昼飯も、なるべくコンビニの「おにぎり」などにし、
    名物はあまり食べなかった。
    ホテルは10泊したがどれもビジネス・ホテルで平均5500円だ。
    だから宿泊費は5万5千円だ。
    夕飯もブログで分かる通り、部屋飲みに徹して費用を抑えた。
    交通費で一番高いのは、やはり新幹線代だ。
    節約のため、これも金券ショップなどでチケットを買った。

  旧東海道を歩くと、まったく飲食店や飲み物の自動販売機すらないところが
  ある。近くを並行して国道1号線が通っていればラーメン屋など見付ける
  ことができるが、国道1号線からはなれている旧街道の場合悲惨な目に合う。
  だから、非常食を兼ねて「おにぎり」「水」「チョコレート」などは
  必需品だ。
  また、宿場・宿場に「宿場案内」パンフレットを置いてあるところもある。
  これを利用して歩くと楽なのだが、次の宿場までの地図ではないので
  ここが難点だ。
  ワタシのように地図を読めない、スマホ使わない、原始的な人間には
  旅とはいつも冒険なのだ。な~~んちゃって(笑)
  ワタシの場合、今のところまだ、家まで戻って来るので
  今、マスコミで話題の「戻って来ない徘徊老人」ではないけれど・・・・
  
  歩く季節としてはこの時期が一番良いかもしれない。
  日中の温度もそれほど高くはなく、日没もだんだん遅くなるので
  秋の夕方のよう、「もう日が暮れる」という心理的圧迫感がない。
  6月からは梅雨に入るし、夏は暑いし、秋は日暮が早いし、
  冬は寒いし、と考えれば、この時期に歩いたのは正解だった。

  芭蕉翁のようにのんびりと一箇所に長逗留しながら歩くことができたら、
  そりゃあ、スケッチしたり、俳句のひとつもひねってみたりできるのだが・・・

  来年はどの街道を歩こうかな~~~~~~~。
  6月もちょっと旅に出る予定が入っている。
  その後は、しばらくは、息をひそめて生きて行こうと思っている。
         静か~~に(笑)

   

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする