ハノイの旅-2

「まったり編」です。



ハノイへ行くと　歩き回ってひと息つきたい時は
旧市街の外れのホアムキエン湖へ立ち寄ります。
モスカラーの若草色した　なんともよい湖なのです。

ギラギラした陽射しが　体力を思う以上に消耗するので
何か飲み物を片手に　休憩するには湖畔がうってつけです。
湖の回りだけ　スーッと空気が変わり　涼しい湿気を感じます。

市民もみんな日中は自宅に籠らず
湖畔で世間話しながら過すようで
沢山の人々が　そこここのベンチでくつろいでいます。
よく　おじいちゃんやおばあちゃんと孫が散歩しています。
ベトナムでは　6人家族がとても多いそうです。
おじいちゃん、おばあちゃん、若夫婦に子供2人。
行商や市場で果物などを買うと　5個買うと1個おまけしてくれるそうです。



そこで　一番人気は「木陰」。
人々が集う様子は　瑞々しく満ち足りた風景です。

ハノイ市内には　たくさんの湖が点在しており
朝は湖畔で体操から始まり　ウォーキング姿も見掛け
日々の生活と湖は　密接な関係のようです。



歴史のある　カフェレストランでも
気軽に休憩出来ます。
南国フルーツのフレッシュジュースのメニューがいっぱいあり
この日は「スイカジュース」。200円くらいだったかな？



お行儀のいい穏やかな　わんちゃんが沢山いて
この通りのこの子には　ホテルからの通り道だった事もあり
旅の間中　何度も会いました。
木彫り職人のご主人のすぐ脇が定位置らしく
積み重なった木の山の上に　敷きタオルと水入れの缶が置いてあり
時にはご主人の仕事風景を眺めたり　眠ったりしています。

何回目かに会いに行った夕方頃
珍しくはっきりと目覚めた顔をしているな〜と思ったら
話しかけると　思いっきり吠えられました。
ご家族で仕事場奥のテーブルで団らんされていて
みんなに笑われました。
そう　吠える事は珍しいのです。

ハノイの　どの犬も繋がれてはいなくて
穏やかで　のびのびと可愛いのが印象的でした。

コーヒー豆屋さんのトイプードルも
冷たい大理石の床に転がり　眠っている上を
店員さんは何度もまたぎながら
忙しく動き回っていました。


旅の際中は陽射しで　あっという間にクタクタになり
シクロの白タクもみたいな　おじさんに声を掛けられ
ついつい乗ってしまいます。
もし乗る機会がある方は　制服を着た正規のシクロをおすすめします〜
この時は　通りやホテル名を伝えても
なかなか辿り着けずでした。
私は観光になるし　ラクちんでしたが
おじさん　ぐったり。



全部　乾物です。豆やきのこ。

次回は　ドンスァン市場の写真をご紹介します。


つづく