そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

永青文庫「白州正子と細川護立」展

2009-07-02 14:30:31 | Weblog
6月30日

 友人に頂いたチケット(正しくはご主人がゲットしたチケット)で、目白の永青
 文庫へ行って来た。

 昔から永青文庫ってどこにあるの?と思っていたが、なんだ椿山荘のすぐ近くだ
 ったとは。ずっと静嘉堂文庫と混同していて、遠い所のように思っていた。
 目白ならそう遠くないし、椿山荘で食事をするのもいいしと出かけてきた。
 
 どうも動機が不純で困った物だ。
 今を流行り(?)の白州次郎氏はかっこいいとは思うものの、白州正子著の作品
 はエッセーを読んだぐらいで、知識は非常に少ない。

 百聞は一見に如かず。
 今回の展覧会では護立氏の蒐集品と正子の蒐集品、両方を展示することで師弟(?)の微妙な違いなども見どころであると書かれていた。
 
 私の乏しい知識では何も分かりはしない。
 ただ、能面は素晴らしい物と思われた。
 般若の面は、目と口元に金属が使われていて、凄みがましていた!
 静かな表情のおんな面。実に小ぶりだけれど大きい顔の演者だと随分はみ出すな
 と、変な感想。
 たまに能を観ると、その事が初めの内気になってしまう。駄目な観客!
 でも、その内に惹き込まれると全然忘れてしまうのだが。

 広大な目白台の細川邸の一隅にある永青文庫。
 足を踏み入れた途端、古い書庫の匂い、懐かしい田舎の家の匂いがした。
 友達も「実家の蔵の匂いがする」と言っていた。
 そう、ここも蔵を利用してるのだ!

 白州夫妻の筆跡はとても好きだ、まるで絵のような文字。

 文庫を後に、椿山荘に行き「無茶庵」で昼食に。
 ここだと、我々にも手の届く範囲の昼食代である。
 
 満足して、腹ごなしに飯田橋の神楽坂まで歩いて、7月に甥が結婚式を挙げるア
 グネスホテルまでやっと辿りつく。
 今朝は江戸川歩きをしてないので、丁度いい運動。8000歩歩いたとの事。

 小さなホテルだけれど、フロントも感じがよく、良い対応をしてもらった。

  お陰様で良き一日になった!
  ありがとう!友に感謝、ご主人にも!

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