写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

夜明けの「立山」「槍ヶ岳」 金沢市の夕霧峠から遠望

2014年05月21日 | 写真
越中おわら節の歌詞に越中の「立山」、加賀の「白山」、駿河の「富士山」をならべ讃える節がありますが、まことにいずれもそれぞれに名山の風格を持つ魅力的な山容を持つ山です。
今日公開する金沢の夕霧峠からの遠望写真はその「立山」

富山市から魚津あたりまでの平野部から見るとまさに屏風のように聳え立っています。かつて富山の人たちは立山を単なる山ではなく、この世のものでない浄土として信仰の対象としていますが、その思いも理解できる姿です。

そして今日の二枚目は「槍ヶ岳」

山に登る人ならば誰もが憧れるという槍という名のもとになっている鋭い穂先のような峰を未明の空に屹立させています。

いずれも金沢市と富山県南砺市を麓とする医王山の頂き近くの夕霧峠からの撮影写真です。明日は「穂高」と「白山」のアップを予定しています。


今日は毎週水曜朝、地元の有松交差点で雨のなかの共産党支部の定時定点宣伝を行いました。この行動には金沢市議選予定候補の「奥野ひでなり」も参加しました。

“@akahataseiji: 【速報】関電大飯原発3、4号機の安全性が確保されていないとして住民ら189人が関電を相手に再稼働の差し止めを求めた訴訟の判決で、福井地裁(樋口英明裁判長)は住民側の訴えを認め、関電に再稼働差し止めを命じた”

ブログ更新中にビッグな話題が飛び込んできました。私も参加予定の、明後日金沢市における原発ゼロ行動、第97回目の「どいね★原発」は盛り上がることでしょうね。

当ブログへのアクセスが最近とても多く4ケタのアクセス数も珍しくなく、今日か明日には累積73万回アクセスになるのではないかと思います。特にリピートの方がとても多いようで感謝しています。面白い、考えさせられる、共産党の話題など興味深い、アップされる写真に関心がある、などなど気になる話題などにはコメント頂いたり知人や友人にご紹介いただけるととてもありがたいです。



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遠望「剣岳」 金沢市医王山から見る主峰

2014年05月20日 | 写真

昨日に引き続き医王山夕霧峠から見る北アルプスの夜明けです。
夜明け前、朝焼けのなか望遠レンズで見る北アルプスには良く知られている峰々が連なりますが、その中でも「剣岳」は「主峰」と呼ぶにふさわしい一つだと思います。
昨日19日に見た剣岳はその主峰と呼ばれるにふさわしい姿でどっしりと朝焼けの空を支えていました。

今日は炬燵に使っていた炬燵布団をコインランドリーで洗濯、乾燥をしてきました、約一時間半ほどで終了、料金は1200円ほどでした。どこも同じことをしているのか、私のような年代の男性が同じような洗濯物を持ってきて馴れた手つきで自動洗濯機を動かしていました。いよいよ夏になった気がします。
我が家の居候猫「ビー子」はこれまで炬燵布団で寒暖差を調整していたようですが、その布団がなくなって所在無げにウロウロしていましたが本格的に夏の居場所、納戸やベランダ、押し入れなどに引っ越しのようです。



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北アルプス大展望 夜明けのドラマ

2014年05月19日 | 写真

写真を撮るということを通じて得る幸せというものを感じる瞬間がある。今朝の夜明けはまさにそういう時でした。
前日の予報から絶好の撮影日和、それも雪が溶けてようやく行けるようになった医王山からの眺望を楽しもうと今朝は「しんぶん赤旗」配達を早く済ませて一目散に医王山山頂近くの夕霧峠に午前5時ごろに到着。
ちょうど日の出直前の朝焼けが白馬岳あたりを中心に始まっていました。少し寒いほどの冷気でしたが、おかげで砺波平野や富山湾の向こうの新潟あたりの日本海から立ち上がる北アルプスが朝日岳、白馬、剣、立山、槍、穂高、そしてさらに目を右に転じると加賀の白山山系までの山脈が一望のもとにおさまり刻々と明暗と色合いの美しい変化を独り占めさせていただきました。白馬岳あたりから顔を出した朝陽は砺波平野の水鏡のような水田に反射しながら明るさを増しはるか遠い白山などの峰々に陰影を深くしてくれます。
今朝はそんな贅沢な風景を独り占めにした朝なのでそのおすそ分けというほどの写真ではないのですが、この写真で雰囲気だけでも味わえていただければということでまずは全体の風景をアップです。

今朝私が配達した「しんぶん赤旗」には「集団的自衛権容認 多国籍軍参加に道」ということでのNHK日曜討論での日本共産党書記局長山下氏の発言。粘り強い闘いで「いすゞ 非正規賃上げ」「法人税減税へ安倍政権急」「要支援切り 新基準に批判」「労働トラブル役立つQ&A」などの記事が載っていました。もちろん日本マンガ大賞受賞の「まんまる団地」も13724回目が載っています。
まだ購読でない方はご購読をお願いします。日本全国どこでもお届けしている「しんぶん赤旗」です。



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ジャーマンアイリス

2014年05月18日 | 写真

ご近所周りに少し残る畑や道路縁に花菖蒲に似た大きな花弁をひらひらとさせた花「ジャーマンアイリス」が咲き始めました。
花言葉は「焔、情熱、伝言、優雅」だそうですが、なぜか豪華なフリルの裾を翻しながら大股で歩く西洋婦人をイメージしてしまいます。
日本のアヤメがひっそりと控えめなイメージなのに対して「西洋アヤメ」という別名がそう連想させるのかもしれません。

今日で風邪の症状がひどくなって5日目、そろそろ症状も落ち着いてきましたが、なんとなくスッキリしない一日でした。明日はもう少しよくなってほしいものです。
ということで今日のブログもアイリスの写真を一枚アップして更新終了です。



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シロバナホトケノザ?

2014年05月17日 | 写真

「ホトケノザ」の変種でしょうか?大きな石の陰に隠れるように珍しい真白な花を咲かせていました。インターネットで少し調べてみると「シロバナホトケノザ」という比較的珍しい花らしい。
今日はまだ体の調子が戻らず文章が纏まらないので今日の更新は写真の公開のみです。



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用水の造形 近代戦争文学辞典12輯

2014年05月16日 | 写真
昨日のブログで金沢市と南砺市にまたがる医王山夕霧峠からの砺波平野の夜明け写真をお届けして好評でしたが・・・、その広大な平地のなかでも私の好きなものが用水が創り出す図形のような風景です。


夕霧峠から足元を見降ろすと五箇山方向からの道に沿って緩やかなカーブを描く農業用水が生き物のように小さな集落を巡って田を潤しています。この後田植えが始まり、稲の成長に沿うように風景も日々変わっていきます。まさに「生命」を繋ぐ水の道だと思う朝でした。

少し変わった話題を。

私は小さな短歌グループに加わって毎月歌を詠み、年間歌集もいま第九集を編集しているところです。その第6歌集が写真の「近代戦争文学辞典」に取り上げられました。これまでも数回取り上げられたのですが、最新刊の12輯には私の作品

  
  「國夫」という戦世(いくさゆ)生まれの名のいわれ孫にかたらん手と手かさねて
  東支那海「水漬くかばね」と消えた伯父 墓に灯ともせば潮騒聞こゆ
  弾丸尽きて爆雷背負い沖縄の土となりしか特攻の伯父は

という三首が取り上げられています。
「近代戦争文学辞典」は現在12輯まで刊行されています。編集者の戦争を再び起こしてはならないという立場が貫かれるシリーズで、興味ある方はぜひ図書館などでページを開いてみてください。
おりしも安倍内閣は自衛隊を戦場へ戦闘部隊として送り込むことを図っている折から大切なお仕事と思います。



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医王山夕霧峠から見る砺波平野の夜明け 嫌な時代です

2014年05月15日 | 写真

今日の午後は「戦争ごっこ」への指向をますます強める安倍総理の「集団的自衛権」に関する記者会見があります。早く言えば世界の憲兵を任ずるアメリカ軍の舎弟として戦闘部隊としての自衛隊を世界のどこへでも派遣できるようにこの国の仕組みを変える方向を目指す本格的な一歩を踏み出すという国民への挑戦をもくろんでいます。
いまや安倍内閣の広報と化した日本のマスコミとジャーナリズムは(一部を除いて)憲法9条で代表される「平和憲法」の実質的な改悪に対しての本質的な議論は避けることでしょう。
あまりいい気分にならない夕方になることがわかりきっているので、朝のうちに金沢市の医王山夕霧峠からの今年一番の朝景色をアップしておきます。雲でよく見えなかったのですが日の出は北アルプスの白馬岳あたりからだと思います。



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「自衛隊武装パレード」を許さない金沢市民デモ

2014年05月15日 | 写真

日付が変わりましたが・・・、軍事色を強める安倍自公内閣のお先棒を担ぐように金沢市中心部、観光ポイントでもある兼六園や金沢城、21世紀美術館近くで自衛隊の武装パレードの計画が持ち上がり5月24日には金沢駐屯地の陸上部隊だけでなく、近県からの部隊の参加や、40年余金沢市上空を飛ばなかった自衛隊機の飛行も計画されています。
14日夜はその自衛隊武装パレードに抗議する市民のデモが繰り広げられました。
体調も良くないし時間も遅いので今日のブログ更新はそのデモの様子の写真アップだけです。



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我が家の「オダマキ」 今日の一面記事「まんまる団地」

2014年05月13日 | 写真

我が家の狭い玄関先で鉢植えの草花「オダマキ」が咲いています。連れ合いが何年か前に咲かせた花がそのまま季節ごとに特徴のある姿を見せてくれています。
オダマキにちなむ俳句や短歌を調べてみたのですが一番知られているのは水原秋桜子の次の俳句のようです。
  おだまきや 旅愁はや湧く 旅のまへ

ただ私は源頼朝の命で鶴岡八幡宮で舞い、頼朝の怒りを買ったとされる静御前の歌に惹かれます
  しづやしづ しづのをだまき 繰り返し 昔を今に なすよしもがな
  吉野山 峰の白雪踏分けて 入りにし人の 跡ぞ恋ひしき

なおオダマキは昔麻糸を紡ぐのに使った苧環(オダマキ)という糸車に似ているので、別名「糸繰草」とも呼ばれています。こちらのほうが私としては好みの名前です。


今日の「しんぶん赤旗」一面には日本共産党の志位委員長の談話「平和的交渉による解決を 西沙諸島をめぐる紛争問題について」が載っています。
そして同じ一面に赤旗日刊紙に連載中の4こま漫画「まんまる団地」の作者 オダシゲさんに漫画家協会賞特別賞が贈られたことも。いま連載は1万3000回をこして社会人を読者とする全国紙連載漫画では最長となっているそうです。私も1975年の第一回目から読者です。



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犀川河畔から見た朝焼け 谺雄二氏逝く

2014年05月12日 | 写真

今朝の5時前、「しんぶん赤旗」配達のため外へ出ると日の出を迎えようとする雲の広がる東の空が真っ赤に焼けていました。配達する新聞を販売所に取りに行く前にいつもの夜明け風景の撮影ポイントである犀川の河畔へ、何とか間に合って数枚撮影できましたがすぐに色は褪せてごく普通の曇りの日の夜明け風景になってしまいました。
本当に一瞬といってもいいほどの短い時間だったのですが、思いがけない光景と出会えてラッキーでした。これは「しんぶん赤旗」配達のご褒美だと思っています。

その赤旗に出ていたのがハンセン病違憲国賠訴訟の闘志としてしられる谺雄二氏死去の記事でした。

一般のマスコミでも大きく報道されていますが、9日に死去されたハンセン病全寮協会長の神美知宏氏とともに大切な人を亡くしました。
谺雄二氏は私個人としても直接の面識があるわけではありませんが、1960年代という青春の一時期現代詩に関心を持ち郷里の詩人壺井繁治が代表をしていた「詩人会議」を読んでいたころとても印象に残る作品を発表していた方の記憶がその特徴のある名前「谺」という読めない漢字とともに記憶に残っています。
その後時折り発表される作品に元気をもらっていましたが、縁あって30数年後に金沢で彼の講演会で彼の著作を売ることになりました。彼の骨太な作品から受けるイメージの通りに豪快で若者たちの質問にも丁寧でフレンドリーな態度で答える姿に感銘を受けたものでした。共産党員としてハンセン病患者だけでなく住民や国民の苦しみや悲しみにも寄り添い闘い続けた彼の生きざまは、私だけでなく多くの人たちに悲しみとともに「不屈に闘う」ということを胸に刻みつけてくれていることでしょう。
谺雄二さん有り難う、そしてさようなら。合掌!!。

彼が著書に不自由な手で一冊一冊丁寧にサインしている元気な姿を私が撮影した写真もあるのですが急なことなので探し出せません。見つけ出したときにみなさんに見てもらえるようにこのブログで公開したいと思っています。



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