我が家の狭い玄関先で鉢植えの草花「オダマキ」が咲いています。連れ合いが何年か前に咲かせた花がそのまま季節ごとに特徴のある姿を見せてくれています。
オダマキにちなむ俳句や短歌を調べてみたのですが一番知られているのは水原秋桜子の次の俳句のようです。
おだまきや 旅愁はや湧く 旅のまへ
ただ私は源頼朝の命で鶴岡八幡宮で舞い、頼朝の怒りを買ったとされる静御前の歌に惹かれます
しづやしづ しづのをだまき 繰り返し 昔を今に なすよしもがな
吉野山 峰の白雪踏分けて 入りにし人の 跡ぞ恋ひしき
なおオダマキは昔麻糸を紡ぐのに使った苧環(オダマキ)という糸車に似ているので、別名「糸繰草」とも呼ばれています。こちらのほうが私としては好みの名前です。
今日の「しんぶん赤旗」一面には日本共産党の志位委員長の談話「平和的交渉による解決を 西沙諸島をめぐる紛争問題について」が載っています。
そして同じ一面に赤旗日刊紙に連載中の4こま漫画「まんまる団地」の作者 オダシゲさんに漫画家協会賞特別賞が贈られたことも。いま連載は1万3000回をこして社会人を読者とする全国紙連載漫画では最長となっているそうです。私も1975年の第一回目から読者です。
写真日記 ブログランキングへ