写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

長坂の大根干し 飽くなき執念はどこから?

2013年12月11日 | 写真

12月1日の当ブログに公開した「金沢長坂大根干し」でアップした同じ場所です。ご存知の通り北陸の初冬は雨や雪が多くてこの大根干しの櫓にはブルーシートが用意されていて雨のときにはそのブルーシートをとめている紐を解くことで全体が覆われ、濡れないようになっています。写真は三分の一ほどシートに覆われた櫓を下から撮影したものです。

この風通しのよさそうな大根干しの櫓を見ているうちにこんなに手をかけて作り上げた農産物を市場へ出している日本農業を根絶やしにしようというTPP条約交渉を国民に秘密の中で急ぎ、政府権力が自らの都合の悪い情報は国民に知らせないようにできる「秘密保護法」の強行採決を急いできた安倍内閣は、今日の北陸中日新聞によると、引き続き「共謀罪」創設で国民監視社会が現実のものになろうとしています。
安倍内閣は「原発積極推進」「防衛産業の育成」等々、国民不在の戦争のできる監視国家への道を急ごうとしているように見えます。
安倍首相の野望ともいうべきこのあくなき執念がどこから来るのか知りたいところです。
12月9日に参加した金沢の「秘密法撤廃」をめざすパレードでは「安倍内閣」の終わりの始まりにしようの願いをこめて声を上げてきました。


写真日記 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

放射冷却の朝 夜は秘密保護法撤廃パレード

2013年12月10日 | 写真

師走としては珍しい降水確率ゼロという夜明け、私の冬の撮影地として定番の河北潟。こちらでは河北潟牛乳ブランドでおなじみの乳牛牧場を訪ねると朝霜でまっ白の牧場で牛たちが朝の「散歩」というか、食事ついでにうろうろと柵の中を真っ白い鼻息を吐きながら腹ごなしに歩いているようでした。いかにも寒そうですが、冬はこれからです。もっと寒い日、雪の日、風の日がこれから約3ヶ月ほど続きます。


昨夜は「安倍内閣」と「特定秘密法」の終わりの始まりだと、金沢で[やめまっし!秘密保護法パレードvol.3]が行われ、金沢市の繁華街、香林坊~片町~タテマチというメインストリートで「秘密保護法廃止!!」の声を上げてきました。新しい段階での闘いの始まりです。

写真日記 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つかの間の青空 今日は「秘密法」終わりの始まりの日

2013年12月09日 | 写真

今日は朝から空に青空が広がりましたが、いまは冬の雲が広がってきています。北陸の冬に青空はとても貴重です。北陸ではたとえ一時間でも日のさす時間があれば「もうけものの天気ですね」という挨拶があちらこちらから聞こえてきます。窓から日光が差し込んでくると私はなにはともあれカメラを空に向ける習性がついてしまいました。

今夜は「特定秘密保護法」強行成立の後最初の廃止を目指すパレードが金沢市の目抜き通りの香林坊、片町、タテマチで行なわれます。私も参加する予定です。
秘密保護法はもとより、安倍内閣の崩壊の始まりになるよう頑張ります。
集合場所は金沢市の中央公園、集合時間は18時30分、パレードの出発は19時です。どなたでも参加できます。

写真日記 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石川県を代表する女性たち三人

2013年12月08日 | 写真
国会会期末を迎えて秘密保護法案をめぐり緊迫するなかで、石川県を代表する女性たち(私のなかでは)に出会いました。


まずは元県議会議員の「尾西ようこ」さん。大学の後、「新日本婦人の会」という民主的な婦人団体の専従として女性の差別撤廃や教育、子育て、福祉などあらゆる女性の問題に草の根からかかわり、その後石川県の日本共産党国政選挙に候補者として活躍の後石川県議会議員としての2期を県民の利益のために議会内外で活躍してきました。いまは日本共産党役員として活躍中で、気軽にこの写真のように「どいね☆原発」行動など市民や県民の社会運動の現場にも立ち続けています。


もう一人は現市議会議員の「升きよみ」さん。石川県初の日本共産党女性議員としての初当選は赤ちゃんの小さかったころ、それからの約34年を金沢市民の護民官として活動を続けている日本共産党の、というより金沢市議会を代表する議員として市民から慕われ頼りにされる存在になっています。また彼女も共産党議員らしく、議会の中だけでなく、つねに市民の闘いの場にたち続けています。写真は金沢市で行なわれた「やめまっし!秘密保護法案」のパレードの一参加者として歩いていました。


三人目は「広田みよ」さん、彼女のご両親とは旧知の間柄という関係から医療関連の職場で働いていたときもその積極性に注目していましたが、現在は一期目の金沢市議(日本共産党)として議会の内外をエネルギッシュに働き続けています。もちろん市議として市民のためにあらゆる分野で活躍していますが、私は原発ゼロを目指す運動の中心の一人としての彼女にほぼ一週間に一度はお会いすることになりました。私も日本共産党との付き合いは長いので、共産党議員の誠実さと行動力、知性の深さはよく知っていますが・・・。そのなかでも共産党の議員としては第一級の素材ではないかと思っています。

今日は個人的な様々な出来事があってブログの更新もままなりませんでした。滞っていた写真の現像の中でこの三人の姿が現れてきたので今日は少し変った新カメラ日記になりました。

写真日記 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サザンカの花 秘密法案強行採決の朝

2013年12月07日 | 写真

国会会期末12月6日ギリギリの深夜国会を取り巻く国民の「廃案!」「撤回!」の声が響く中で、「戦争準備」と「民主主義抹殺」への道を開こうとする[特定秘密保護法案]が参院本会議で自公与党の採決強行で可決されました。
福井県議会議員の佐藤正雄氏(共産)は「秘密保護法強行に断固抗議する。問題点がますます浮き彫り。たたかいはつづきます」と、この強行採決についてブログで簡潔に書いています。ぜひリンクでご一読下さい。
稀代の悪法は議席という見せ掛けの巨大与党により強行採決されましたが、その過程は国民の目の前で明らかにされ、この悪法を推し進めたのが誰か? 国民の側に立ち最後の最後まで国会の内外で悪法阻止のため論戦と行動を続けたのは誰かが白日の下に晒されました。
60年安保以来という運動の広がりですがその形態はかつての組織中心の闘争から、個人の意思を大切にしながら国民の心を揺り動かしその運動に寄り添う政党との共闘という新しい段階の活動形態が全国各地で生まれています。政党の側から言えば、日本共産党の言う「大衆的前衛党」という言葉が国民の中で活き活きと動き始めているような気がしています。
日本共産党の志位委員長は法案の参院委員会強行採決のさいに「安倍内閣の終わりの始まり」という意味の言葉を使ったと思いますが・・・。昨夜の「特定機密保護法案」強行可決は国民世論を更に高めるという活動の中で「戦争への道」ではなく、新しい日本の民主主義構築へ向う「始まりの始まり」かもしれません。

今日の写真は雪の中で凛と咲くサザンカの花です。花言葉は「困難に打ち勝つ」「ひたむきさ」さらに赤いサザンカには「理性」「謙遜」という花言葉がついています。今朝の気分にピッタリだったので昨年の1月撮影のものですがアップしてみました。

写真日記 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やめまっし!秘密保護法パレードvol.2 

2013年12月06日 | 写真

昨夜は「秘密保護法案」廃案を求める金沢行動、「やめまっし!秘密保護法パレードvol.2」に参加しました。前回、一週間前の参加者の二倍近い100名が金沢市の夜の繁華街を幼児から熟年まで幅広い人たちが「やめまっし!秘密保護法」の声を響かせました。
今朝は「しんぶん赤旗」の地域配達担当日、配達を終了して現在はコーヒータイムで自分で配達した赤旗を見ています。
第一面には「秘密保護法案 自公が参院特別委『強行採決』野党が差し戻し要求」の大見出しでほぼ全面を使って秘密保護法案関係の与党の強行採決の違法性など批判記事が満載です。
同紙面で志井日本共産党委員長は「国民に追い詰められた末の暴挙 違憲立法は許されない」として今回の強行採決の背景、その違法性を明らかにし抗議するとともに「安倍政権の終わりの始まり」だと、強行採決の本質を語っています。
さらに終日「声あげ続ける」として終日国会周辺に詰めかける人たちの声も伝えています。
また関連紙面では全国各地で声をあげ、広がる反対の声の空前の高まりのようすを伝えています。昨夜のテレビの全国ニュースでは金沢のパレードも伝えられたようです。

昨夜はフィギュアスケートのGPファイナルでは羽生(男子)、浅田(女子)がショートプログラム第一位で今日のフリーを迎えることになりました。

「秘密保護法」強行採決を怒っている自分、すばらしいフィギュアスケートの録画をわくわくしながら見る自分。どちらも私自身の姿です。

写真日記 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金沢市南部丘陵師走の夜明け もちろん秘密法は廃案

2013年12月05日 | 写真

今朝、居候猫の出入り口を開けてみると師走に入ってはじめての好天。まもなく朝陽が出る時間だということで南部丘陵が見渡せる撮影ポイントへ、雲はあるものの医王山よりさらに右のほうからの日の出となりました。近くの山からの美しい朝焼けを見た朝でした。

私はもちろん国会議員ではありませんが「秘密法案」の行方が気になり、国会から目が離せません。
「秘密法案きょう採決 参院委 与党に成立強硬論(北陸中日新聞)、「秘密保護法案採決強行許されない 憲法根底から覆す 政府与党きょう参院強行狙う」(しんぶん赤旗)。さらに赤旗紙は「6000人国会包囲『廃案』コール」と国民市民らの廃案をむめざす行動の広がりも報道しています。
安倍政権の選挙公約にも無かった日本国憲法に対するクーデターともいえる「秘密法案」強行は絶対に許せないと思っています。
私が所属する写真団体「日本リアリズム写真集団」も『ただちに廃案を』の声明を発表しました。

写真日記 ブログランキングへ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葦原の冬鳥「オオジュリン」  「秘密保護法案」今朝の紙面

2013年12月04日 | 写真

河北潟干拓地近くの芦原に冬鳥のオオジュリンが忙しそうにあしの茎を上下しながらチーウィン、チッチと澄んだ囀りを続けていました。春からはオオヨシキリの騒がしい姿がたくさん見えていたのですが秋の深まりとともにこのオオジュリンと入り替わりました。スズメくらいの大きさで葦の影になって撮り辛かったのですがなんとか形になった一枚です。

今朝我が家に届けられた二紙を見ると、秘密保護法の採決強行を狙う政権与党(自民・公明)は国会のルールも無視して今日の公聴会を昨夜野党の反対の中、委員長(自民)職権で強行議決しました。衆院では福島での公聴会のあと翌日採決を強行しましたが参議院でも強行採決するための公聴会の実施というただアリバイ作りのためのもので法案そのものの問題だけでなく、国会の審議でも民主主義などどこ吹く風という数を力のやり口は、法案の中身そのものをも示しているようです。
国民の側の敗退世論や行動も空前の広がりを見せていて、「学者2006人『反対』 秘密法案、ノーベル賞益川氏ら」「宮崎駿さんら映画人も反対」として高畑勲・山田洋二らの秘密保護法反対の呼びかけに監督、俳優、などの日本を代表する映画人らを含む264人の賛同が集まっています(北陸中日新聞)。また「しんぶん赤旗」一面では爆発的に広がる国民の声を一面で「秘密保護法案反対空前」「映画人・学者・国際人権NGO・・・」の見出しで伝えています。
金沢市では今日12時10分から[弁護士さんと歩こう「秘密保護法」昼休みデモ]も予定されています。金沢市での弁護士さんのデモは弁護士会としては初めてのことだそうです。
いよいよ国民と悪政を強行しようという安倍内閣との鍔迫り合いに入ってきました。私自身はけっして傍観者ではなく国民の一人として行動したいと思っています。
写真日記 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕陽のサーファー 加賀海岸夕景

2013年12月03日 | 写真

金沢市の隣、白山市の海岸です。北陸高速道路「徳光サービスエリア」近くの海岸ですが夕陽の美しさでも良く知られたポイントです。
雨や霙など太陽の姿の見えない日が続きましたが昨日、12月2日の午後太陽が姿を見せたので車で30分ほどの加賀海岸へ夕陽撮影に出かけました。
思いのほか雲が多くて心配しましたが海面近くでだるま夕陽のような太陽の着水の姿も見られ、適度に荒れた海の波を楽しむサーファーの姿も見られる時間を楽しみました。

今週は国会で悪法「秘密保護法案」審議が山場を迎えます。私は国会の外で廃案を目指す活動を繰り広げる国民の一人として行動したいと思います。

写真日記 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

河北潟に冬の客 白鳥たち

2013年12月02日 | 写真

金沢市からみて能登半島の付け根に当たる場所にかつて地域の豊かな漁場として暮しを支えていた広大な汽水湖「河北潟」がありました。戦後の食糧不足の克服ということで計画された干拓事業でその大半がいまは農地となっていますが、冬を迎えると多くの鳥たちが日本海を越えてやってきます。
その代表格が今日の写真の白鳥です。この河北潟へ来る白鳥の多くはコハクチョウですが、オオハクチョウやアメリカコハクチョウ、コブハクチョウなども混じります。
12月に入った日、その河北潟で白鳥の群れと逢ってきました見た感覚では200羽ほどもいたでしょうか? 子どものコハクチョウも混じって長旅の疲れがまだ残っているようすもあり田んぼの二番穂をさかんに啄んでいました。


ハクチョウたちは集団を作りますが、基本は家族単位で行動しています。家族間のコミュニケーションは鳴き声でとっているようですが私には何を言ってるのかさっぱり理解できなくす、ただ騒がしく聞こえるだけですがよく見ていると特定の家族間だけで連絡を取り合っているように見えます。

今朝はしんぶん赤旗配達日でした。その赤旗一面には緊迫度を増す国会は会期末にむけて6日に「秘密保護法案」強行を謀る安倍自・公政権のたくらみを阻止し廃案へと高まる国民の運動についての記事、そして四国の松山に愛媛県伊方原発を「とめまっしょい」と8000人もの人たちが集まった記事が載っています。


写真日記 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする