根雪になる前の金沢市南部の山里を歩くと不思議なものに出会うことがあり、今朝の写真はそんなもののひとつ「蕗の薹」です。
私たちのイメージでは野や畑の畦、水辺の雪解けが始まるころに春の訪れを象徴するものとなっているフキノトウが数は少ないものの、すでに姿を現していることに驚きます。このフキノトウもすぐに降り始める根雪の下で冬篭りに入り、来春の雪解けを待つのでしょうね。自然界の育む生命力の不思議を感じます。
今日の新聞を読んで今の日本を牛耳る財界と政界の腐り切った関係に「やはり」とは思いつつも、そのあまりのひどさに怒りを禁じえません。
「復興予算 自民に還流 ２億円献金違法の疑い」（しんぶん赤旗）の見出しでトヨタ、キヤノン・・補助金交付先から東日本大震災の復興予算が自民党「国民政治協会」に還流していることのスクープ記事。一方「猪瀬知事きょう辞意 ５０００万円問題引責」（北陸中日）として就任一年余での東京都知事辞任が伝えられています。中央も地方も金まみれの政治を立て直すにはそれぞれの問題で国民、都民の思いを政治の中で実現するためにブレないで活動を続けている政党、日本共産党を大きくすることが大切なことを思う朝でした。
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