
写真は私の大好きな鷹、和名は「ミサゴ」ですが英名は「オスプレイ(Ospray)」。いま沖縄に常駐する世界一危険な軍機として知られ、その飛行範囲を日本国全体に広げようとしています。
ミサゴにとっては人間が勝手に軍用ヘリコプターに盗用した名前のおかげで目の敵のように呼ばれるのは迷惑な話でしょう。ミサゴは漁の名手で事故ばかりの米軍ヘリコプターとは全く違います。
私の参加する短歌サークルでこのほど作成した「あすなろ歌会 第八歌集」には次のような歌を納めています。
ミサゴなる美しき鷹ダム湖より身の丈凌ぐ大魚抜き去る
これは河北潟とは違う丘陵にあるダム湖で出会ったミサゴの見事な漁のありさまを見て詠った短歌です。
河北潟はかつて金沢市の隣、能登半島の根っこ部分にあたる内灘町から河北市に広がる広大な汽水湖でした。今はその大方が埋立てられ干拓農地となっています。残った潟湖や農地には多くの野生の動物や鳥などが生息し、冬になるとコハクチョウなどの各種の冬鳥が日本海を越えて冬を越しています。
奇しくもこの河北潟がある内灘町は「ウチナダ闘争」と呼ばれる。日本で最初の米軍基地反対闘争が繰り広げられた地としても知られた街です。





