私的図書館

本好き人の365日

「長い間ご苦労様でした」

2004-04-04 05:45:00 | 日々の出来事
今年の四月で、父が無事定年を迎えました。

四十二年間、お疲れ様でした。

糖尿病を抱え、長年の単身赴任。
部長職の責任と、公務員としての責務でただでさえ大変なのに、手間と心配ばかりかける子供達ですみませんでした。
面と向かっては言えないので、ここでこっそり言っておきます。

「ありがとう」

なにもこっそり言わなくてもいいような(笑)
だけど男の子ってのは、やっぱり父親には弱みは見せたくないものなんですよ。
いまさらねぇ、恥ずかしくてとっても言えない。

子供の頃はいたずらをするとよく怒られて、暗い土蔵に閉じ込められたりしていました。
父と母が喧嘩した時、小さいながらも母をかばって父の前に立ちはだかったのを憶えています(めちゃくちゃ怖かったけど)
そうかと思うと、子供のわがままに付き合ってくれたり、からんできた高校生から助けてくれたり。
(この人は絶対僕の味方なんだ)
と思わせてくれた父。

中学生までは、どうしても父親に勝てなくて、本気で喧嘩していたのに、ある日ふと父親に勝ててしまいそうなことに気が付いた時のショック。
喧嘩して家を飛び出した時、仕事を休んで待っていてくれた父の姿。
胆石の手術のため、車で送り迎えする時に聞いた「ありがとう」と言う父の声。

変な言い方だけど、思い出す度に、自分の親不幸さに思わず足がすくみます。
(なにやってんだオレ)
と毎回自分のバカさかげんに後悔しながら。
それでもやっぱり今日も顔を合わせると、なまいきな口をきいてしまうんだろうな~

どっちも不器用で、素直じゃないんです。

ん? 似たもの親子ってこと?

ありがとうございます

2004-04-04 03:15:00 | 日々の出来事
去年の四月から始めたこの「私的図書館」も、なんとか一周年を迎えることが出来ました☆

パソコン自体に慣れていなくて、試行錯誤の一年でしたけど、足跡メッセージや掲示板への書き込みに励まされ、思いつくままに好き勝手なことを書かせてもらいました。

自分の書いた文章に対して、反応が返ってくるのって、すっごく楽しいですね♪

趣味の合う人と出会えたり、まったく違う分野の方と出会えるのも刺激があってとっても楽しみ☆
まるで新しい本屋さんを見つけたみたいに、ワクワクしながら他の人の日記を読ませて頂いています。

仕事の関係であまり頻繁にやってこられないのが残念。

来週には実家への引越しも終り、新しい環境での生活がスタートします。
パソコン環境はADSLが使えなくなって、さらに悪化*(涙)*してしまいそうなんですが、せめて一週間に一度は更新できるようにしたいと思っています。

あまり気張らず、気の向くままにやっていきますので、どうか暖かく見守ってやって下さい☆