私的図書館

本好き人の365日

懺悔

2010-07-31 23:37:00 | 本と日常
いかなることがおころうと人間に失望するな。

愚かさや身勝手さに、怒りがわきあがり、悲しみに打ちのめされ、心がどんなに傷つけられようと、それでも、どんな時でも、自分の手を差し出し続けよう。

例え自分の体の細胞の99%がガン細胞に変わっても、

例え出会った人の99%が信用できなくても、

自分の体と離れられないように、私達は人間の中で生きていくしかないのだ。

子供たちは今日も生まれ、未来を生きていく。

変えられない未来なんてない。

未来は必ず変えることができる。

子供たちの未来を奪い、傷つける社会なんて、絶対に間違っている。

だから、どんなに拒否されても、傷つけられても、自分の手を相手に差し出し続けよう。

赤ん坊の手が初めてあなたの手を握った瞬間。

あの時に感じた、あの感触を信じよう。

失望しながら生まれてくる子供なんて、一人もいないのだから。










※大阪市で30日に発覚した実の母親による幼児死体遺棄事件。
 亡くなった2人のお子さんのご冥福を、同じ人間としてどんなに謝っても謝っても許してもらえることじゃないけれど、心からお祈りいたします。

               2010.07.31.





「どの赤ん坊も、神はまだ人間に絶望していないというメッセージをたずさえて生まれてくる」

               ―インドの詩人 タゴール―





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