私的図書館

本好き人の365日

手塚治虫さんの誕生日

2009-11-03 23:12:00 | 本と日常
コンビニで、カッターシャツにマフラーという出で立ちの高校生の男の子を見ました。

(寒いなら上着を着ろよ…)

と思わず年長者は思ってしまいましたが、きっとあれがファッションというやつなんでしょうね。

風邪引かなきゃいいけど…

ちなみに私の地方では学生服の下に着る白いシャツのことを「カッターシャツ」と呼びます。

大人が背広の下に着るのはワイシャツです。

…違いはよくわかりません。

本日11月3日は文化の日。

それと同時に、漫画家、手塚治虫の誕生日でもあります。

先月読んだマンガ*(キラキラ)*『コーリング』*(キラキラ)*の作者、岡野玲子さんの結婚相手が手塚治虫さんの長男、手塚眞さんだというのを最近知りました。

マンガのあとがきで、岡野さんのご主人に「寒いですね」と話しかけられて、うっかり「ガァ」と返事をしてしまったカラスのことが出てくるのですが、それを読んで、うっかり返事をしてしまったカラスもカラスだけれど、カラスに「寒いですね」と話しかけるこのご主人って何者? と思ってしまって、岡野玲子さんのプロフィールを見たのです。

マンガ家で、その結婚相手の父親が手塚治虫っていうのもスゴイなぁ~

手塚治虫さんの作品で好きだったのは、よく夏休みに再放送していた「メルモちゃん」(正式には「ふしぎなメルモ」)と、これもアニメの「ドン・ドラキュラ」♪

「メルモちゃん」は当時小学生の男の子にとって、ちょっとHなところが興味津々(苦笑)
「ドン・ドラキュラ」は吸血鬼の父娘が主人公で、毎回のように日の光に当たって灰になっちゃうんだけど、お湯をかけて3分(だったかな?)待つと元に戻るというところが面白かった♪

年代的には「アトム」や「ジャングル大帝」という世代ではないので、手塚作品というと、24時間テレビのスペシャルアニメとして見た記憶が大きいです。

小中学生の時はマンガの手塚作品は一冊も読んでいませんでした。

高校生になると本屋さんに1人で入れるようになって、毎日通って『ブッタ』を何冊も読んだり、アニメーターになる時に、「ジャンピング」とか「おんぼろフィルム」といった実験アニーメーションの作品に触れて感動したり、逆にアニメーターの給料が安いのは手塚治虫のせいだとうらんだり(苦笑)
亡くなった時はニュースの取り扱いが小さいと憤慨したことをよく覚えています。

近年でもマンガ家の浦沢直樹さんによって『PLUTO(プルートゥ)』という新たな「アトム」が生み出されたり、ハリウッドでCG映画になったり、多くの人に楽しまれ、影響を与え続けている手塚作品。

やっぱりスゴイ人だったんですね。

時代がアトムに追いついても(アトムの誕生日は2003年)、まだまだ楽しませてもらえそう☆


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