私的図書館

本好き人の365日

「若者たち」

2011-04-28 11:12:00 | 本と日常
昨晩は風と雨がすごかったです。

BSデジタル放送でヘレン・ミレン主演の映画「クィーン」(2007年)を観ていたのですが、大雨の影響からか途中で映像が途切れてしまい、「受信できません」と画面に表示されてしまいました。
けっこう面白かったのに…

最近テレビで見た映画の中で一番面白かったのは、森川時久監督の「若者たち」(1967年)

私が生まれる前の映画ですが、高度成長をとげる戦後の日本で、家族のために必死で働き、世間の冷たい風にさらされながも、お互いを思いやり、時にぶつかりながら生きる、そんな5人兄妹の姿が描かれています。

恋愛や友情、社会の偏見や差別、価値観の違う兄と弟を描きながら、それでも負けずに生きていく。

今と全然変わらないよ~
わかるよ、その気持ち~

見ていてすごく共感できました。
工場での食事風景なんか今の中国を見ているよう。
携帯電話やインターネットが普及したといっても、人間の根源的な物は、愚かさや素晴らしさも含めて、変わらないんだなぁ、と実感しました。

主題歌も有名で、学校の教科書にも採用されています。
私も昔習った記憶がありますが、今回初めて映画の主題歌だったことを知りました。


♪空に~また~陽がのぼるとき~
♪若者はまた~歩き~はじめる~

    作詞 藤田敏雄
    作曲 佐藤勝


いいなぁ~この歌☆


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