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本好き人の365日

今月の買い物

2006-09-08 23:57:00 | 本と日常
ようやくラリイ・ニーヴンの『リングワールドの玉座』を手に入れました♪

SF小説って田舎の本屋さんだと割かれているスペースも小さくって、なかなか新作を置いてくれないんですよね。

こんなに面白いのに、もっとみんなに読んで欲しいなぁ。

この『リングワールの玉座』は「リングワールド」という宇宙に浮かぶ人口の天体、超巨大な輪っかを舞台にしたシリーズの三作目。

その壮大なスケールと圧倒的な世界観で多くの根強いファンを持つ作品です☆

今回手に入れたのはその他に、映画「ゲド戦記」の原作者として最近話題になったアーシュラ・K・ル=グィンの作品。

*(キラキラ)*『闇の左手』*(キラキラ)*
*(キラキラ)*『言の葉の樹』*(キラキラ)*
*(キラキラ)*『帰ってきた空飛び猫』*(キラキラ)*
*(キラキラ)*『素晴らしきアレキサンダーと、空飛び猫たち』*(キラキラ)*
*(キラキラ)*『空を駆けるジェーン』*(キラキラ)*
*(キラキラ)*『夜の言葉~ファンタジー・SF論』*(キラキラ)*
*(キラキラ)*『ファンタジーと言葉』*(キラキラ)*

「ゲド戦記」のヒットでル=グィンのことをファンタジー作家だと思っている人がいるかも知れないけれど、ぜひ彼女のSF小説も読んで欲しい!

あと村上春樹さんの訳とS.D.シンドラーさんの絵が面白い、絵本みたいな童話みたいなファンタジー、「空飛び猫」シリーズもオススメです♪

『夜の言葉』と『ファンタジーと言葉』は、エッセイですが、ル=グィンの生の声が聞けて、これも興味深い内容になっています。

あと買ったのは人類最古の叙事詩といわれるインド二大叙事詩の一つ、「ラーマーヤナ」に新たな命を吹き込んだ(本文まえがきより)というふれ込みのアショーカ・K・バンガー著

*(キラキラ)*『ラーマーヤナ 蒼の皇子』(上・下)*(キラキラ)*

公開実験に置いて、衆人環視の中、地球が自転していることを証明してみせた、19世紀のフランスの科学者、レオン・フーコーの半生を激動のフランス史を背景に描いたノンフィクション。

アミール・D・アクゼルの*(キラキラ)*『フーコーの振り子』*(キラキラ)*

「ラーマーヤナ」については、以前から興味があったので、ちょっと高かったけれど買ってしまいました♪

高校の社会の先生がインドかぶれで、色々面白い話を聞かせてくれたんです。
彼の部屋には極彩色豊かなインドの神々のポスターが所狭しと張られていて、それはそれは個性的な先生でした(笑)

『フーコーの振り子』は今読んでいるのですが、これもすごく面白い!

もともと科学の歴史って面白いものが多いんですよね。

この本にも錬金術師として有名なケプラーや、宗教裁判にかけられたガリレオ・ガリレイらが証明しようとして苦心した、「地球は自ら回転している」という今では当たり前のことを、いかにフーコーが証明したのか、その世紀の大実験と、そこに到るまでの波乱に満ちた軌跡が描かれていてとっても興味深いです☆

…あぁ、今月もこんなに買い込んでしまった。
先月買った本もまだ読んでいなっていうのに。








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